Whatever will be, will be.

気まぐれ日記。

ジャパンカップの展望-その2

2019-11-19 10:57:55 | G1
3着馬の傾向。

過去10年、日本馬のみ。

日本馬からが基本。

7頭が前走、天皇賞・秋。
その内容。
11ジャガーメイル   9番人気 9着
12ルーラーシップ   2番人気、3着
13トーセンジョウダン 10番人気、11着
14スピルバーグ    5番人気、1着
15ラブリーデイ    1番人気、1着
17キタサンブラック  1番人気、1着
18スワーヴリチャード 1番人気、10着

11年のジャガーメイル、13年トーセンジョーダンは例外扱い。
特に13年はメンバーレベルが低すぎて、例年ならば来るはずもない馬でも上位に来れてしまったレースなので。
また、12年のルーラーシップも微妙に例外。(スタートさえまともならば勝っていたはず)
14年スピルバーグも微妙は微妙。

それ以外の馬たちは、前々走も1、2番人気だった馬。
(JCでも1、2番人気だった)
その1の時にも触れたが、今年は例外ではあるが、基本はその時期のエース格の馬たちである。

エース格の馬は連対有力であると同時に、連対できなくても3着には来るという事。
また、過去10年、JC1番人気はほぼ日本馬のエース格の馬であり、すべて3着以内に来ている。
(11年以外は日本のエース格が1番人気)

要は過去10年では日本馬のエース格は崩れることなく3着以内に来ている。

今年のメンバーでその立場にあるのは、低調なメンバーだけに、エース格はもはやカレンブーケドールではないか。
なので、3着の傾向というより、3着以内の信頼性ということで言えば、カレンブーケドールは鉄板!!となる。

ただ、例年のエース格とはだいぶ立場や実績が違うため、3着寄りという可能性もあるが...
そもそもカレンブーケドールは天皇賞・秋からの参戦でもないし、連対馬のイチオシなので、その他の馬から考えると...

天皇賞・秋を割と人気で好走という意味でワグネリアン。

過去の前走、天皇賞・秋のエース格の3着馬の分析。

08ウオッカ     
→スローな展開をスクリーンヒーローに出し抜けを食らったレース。
 2着のディープスカイはJCでの1番人気(2着)はこちらで、JCではエース逆転のレースでもあった。
15ラブリーデイ
→1着馬とは首+首の僅差。
 1,2着馬には決め手で負けた内容。
 この馬なりには頑張っていた。

17キタサンブラック
→1,2着馬には決め手で負けていた内容。
 この馬なりには頑張っていた。
 
18スワーヴリチャード
 高速馬場で前が止まらない馬場。
 良く追い込んできた。

展開に左右、コース適性、道悪だったりの馬場適正、そして外国馬が予想以上に強かった場合に3着に甘んずることがある。

あとはエース格以外からの3着馬の候補は...
例外扱いの11年ジャガーメイルと13年トーセンジョーダンを除けば、
日本馬の過去10年の天皇賞・秋以外の馬は...

09レッドディザイア 秋華賞1着
10ヴィクトワールピサ皐月賞1着
16シュヴァルグラン 前走、アルゼンチン共和国杯

2頭は当時3歳の牡馬、牝馬の3冠のいずれかの勝利馬
もう1頭は天皇賞・秋をスキップしてJCに絞ってきた勢いのある古馬。

前者はここでもカレンブーケドールは準ずる実績だが、その他にはいない。
後者に関してはエタリオウ、ダンビュライト、ムイトオブリガート、ルックトゥワイス、レイデオロが候補となる。

後者に関しては、例年ならば、G1馬などの高額獲得賞金持ちの馬や外国馬が居れば出走すら危うい馬もいたはず。
チャンスがないというわけではないのだが、天皇賞・秋からの参戦を重視して...

ワグネリアンイチオシ!!。

3歳時はダービーを勝ち、秋を迎えて神戸新聞杯を勝ちながら、脚部不安で長期離脱。
影をひそめてしまった感じもあり、勝ち切れないレースが続いている。
このメンバーならば、2着以内も可能性は有るが、その勝ち切れない感じから、3着にフィットする意味もある。

ジャパンカップの展望-その1

2019-11-19 00:49:25 | G1
はじめに。
ついにJC史上初外国馬参戦無し
さらには日本のエース格アーモンドアイは香港遠征を選択して参戦せず...。
フィエールマン、ブラストワンピース、キセキといった古馬の有力馬凱旋門賞参戦してJCは出られず、
3歳牡馬クラシックの上位馬参戦無し

それでも賞金据え置きG1としてレースが行われるが、今年のメンバーではジャパンカップに相応しいなんて
思う事は当然できないし、ジャパンカップとして行うこと自体に疑問すら感じる。
なので、展望はするが、これだけ低調なメンバーでは傾向から外れる馬が来てもおかしくもなく...
良い訳にもなってしまうが、これを前置きしておきたい!!
なので、仮に傾向から外れた馬が来ても対象外扱いである!!

ということで、ジャパンカップという名の日本オープンの展望!!

連対馬の傾向
対象は日本馬のみ。(前走、海外は除く)。
15年のラストインパクトは例外。
ムーア効果が絶大という事で、傾向には当てはまられない。

来ない馬
(1)前走、ダート。
(2)前走、重賞以外。
(3)前走、G1以外で3着以下。ただし、G2戦で勝ち馬と0.2秒差以内は除く。
(4)前走、3番人気以下でかつ5着以下。
 ただし、前走が休み明けでの天皇賞・秋出走でかつ2400m以上のG1勝ち馬は除く。
(5)前走、3着以下でかつ前々走も3着以下。
 ただし、どちらかでG1で1番人気だった馬、または、前走が休み明けでの天皇賞・秋出走でかつ
 2400m以上のG1勝ち馬、または、前走が休み明けでのG2戦で僅差負けでかつJC3着以内実績馬、
 または、ともにG2以上で連続3着馬は除く。
 
残った馬
カレンブーケドール
ジナンボー
タイセイトレイル
ダンビュライト
ムイトオブリガード
ユーキャンスマイル
レイデオロ

7頭。


さらに絞ると・・・。

傾向的に弱い馬。
(1)前走が10月より前
→ジナンボー、レイデオロ
(2)G1連対なし
→ジナンボー、タイセイトレイル、ダンビュライト、ムイトオブリガード、ユーキャンスマイル


さらに残った馬
カレンブーケドール

1頭。


このレースの王道はG1で実績を数多く上げているその時期の日本のエース格の馬が活躍する。

先述した通り、今年はエース格のアーモンドアイが回避。
その上、それに続くと思われるような馬も軒並み回避。
エース不在のメンバー。

結果的に1頭だけ残ったカレンブーケドールイチオシ!!

オークスを人気薄で2着。
ラヴズオンリーユーとはクビ差の好タイム2.22.8はマグレでは済まされない好走劇だった。
それを証明するような秋2戦も勝てはしなかったが、好走して見せた。

単純に言えば、オークスを55キロで走ったタイムを、能力アップと今回は53キロでさらにタイム短縮すると考えれば、
普通に勝負になる古馬勢だろう。

そして、このメンバーだったら、成長中の3歳馬のカレンブーケドールが、エース格と言っても過言でないのかもしれない!!