新型コロナウイルスの集団感染により横浜港で検疫中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」を巡り、米国務省が乗船している米国人を退避させる計画を準備していることが分かった。
東京都や神奈川県、和歌山県などで相次ぐ新型コロナウイルスの感染について、専門家は「市中で感染が拡大している恐れがある」と指摘する。
韓国の文在寅大統領が、検察改革を期待して登用した検察トップに手を焼いている。側近だった曺国前法相の起訴後も、ほかの政権幹部への捜査をやめようとしないからだ。文政権は検察幹部を入れ替えたが、人事を断行した法相の不正疑惑も持ち上がり、検察との攻防は当面続きそうだ。
厚生労働省は十二日、横浜港に入港したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者のうち、新たに三十九人に新型コロナウイルスの感染が判明したと発表した。さらに検疫官一人も感染が確認された。
中国中央テレビによると、中国の習近平国家主席は10日、新型コロナウイルスによる肺炎患者が入院する北京市の地壇病院や市内の集合住宅地などを視察した。新型肺炎に関し、習氏の現場視察が報じられるのは初めてで、マスク姿の習氏が伝えられるのも初めてだ。
新型コロナウイルスへの集団感染が発生し、横浜港で検疫中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で新たに約60人の感染が確認されたことが10日、関係者の話で分かった。クルーズ船の感染確認は約130人になった。
新型コロナウイルスによる肺炎拡大を受け、春節休暇が延長されていた上海市や広東省などで今週、企業活動が動き出す見通しです。ただ、部品供給や従業員確保がネックとなり、操業再開の再延期を余儀なくされる企業も相次いでいます。正常化はなお遠いのでしょうか。
日本外務省は8日、中国の湖北省武漢市で重い肺炎を発症して入院していた60代の日本人男性が死亡したと発表した。男性は新型コロナウイルス感染の可能性が高く、新型肺炎の疑いで日本人が死亡したのは初めて。
新型コロナウイルスによる肺炎を巡り、日本や中国周辺を回る大型クルーズ船の運航に支障を来す例が相次いでいる。横浜に到着した船の乗客多数が感染していたことを受け、日本やアジアの国や地域で入港を拒否する動きが広がっているためだ。
トランプ米大統領の弾劾裁判で5日、与党共和党から重鎮ロムニー上院議員が唯一、有罪票を投じた。2016年大統領選でトランプ氏を「いんちきなペテン師」と呼んだ厳しい人物評が、孤高の造反につながった。大統領の行為を「嘆かわしいほどの誤り」と批判し、党の方針に沿って沈黙することは「良心が許さない」と言い切った。
太平洋の島国ミクロネシア連邦が、日本を新型コロナウイルスの感染国に指定し、日本からの入国制限を始めた。自国民も含め、中国や武漢市への渡航歴がない人でも制限対象になる。
日中両政府が習近平国家主席の国賓訪日に向け、今月中旬に北京で開く予定だった準備会合を延期したことが4日、分かった。新型コロナウイルスによる肺炎の拡大を受けた対応。4月上旬を軸に調整してきた習氏訪日の日程が先送りとなる可能性が浮上した。
検疫のため横浜港沖に停泊している大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号について、横浜市は4日、乗客の下船は5日以降になると発表した。乗客と乗務員の健康状態を確認することに時間がかかっているという。
春節休暇明け初めてとなる3日の中国・上海の株式市場は、休暇中に新型コロナウイルスによる肺炎の感染が大きく拡大したことへの懸念を背景に、代表的な指数である上海総合指数が大きく値下がりして取引が始まった。下げ幅は一時、前営業日(1月23日)終値比で8%を超えた。
中国政府の国家衛生健康委員会は3日午前、新型コロナウイルスによる肺炎の中国本土での死者が、2日までに361人になったと発表した。2002~03年に大流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)での中国本土の死者349人を上回った。