新型コロナウイルスの感染が再び拡大しているイスラエルで、保健省が29日、60歳以上の高齢者に3回目の接種を始めることを決めた。AP通信は「欧米製ワクチンの3回目接種を広範囲にする初めての国になる」と指摘している。
千葉県の熊谷俊人知事は29日の定例記者会見で、埼玉、神奈川両県と連携し、政府に新型コロナウイルスの緊急事態宣言発令を同日中に要請すると表明した。
東京都は28日、新型コロナウイルスの感染者を新たに3千人超確認した。1日あたりの新規感染者数が3千人を超えるのは初めてで、2848人だった27日に続き、2日連続で過去最多を更新した。
韓国と北朝鮮は断絶していた南北間の通信連絡線を復旧させることを決め、27日午前10時に通話を行った。韓国大統領府が同日発表し、北朝鮮の朝鮮中央通信もほぼ同じ時刻に報じた
連日の金メダリスト誕生に、東京・有明の会場は沸いた。今大会から新競技となったスケートボードの女子ストリートで、13歳の西矢椛が初代女王に輝いた。1992年バルセロナ五輪競泳女子の岩崎恭子さんの14歳を更新し、日本の五輪史上最年少金メダリストとなった。
東京五輪第3日の25日、柔道男子66キロ級の阿部一二三が決勝でバジャ・マルグベラシビリを下し、金メダルを獲得した。女子52キロ級で妹の阿部詩と同日優勝を果たした。阿部詩は決勝でアマンディーヌ・ブシャール(フランス)を破った。
東京五輪の開会式が23日、国立競技場で行われた。新型コロナウイルスのパンデミック下で開かれた今回の開会式について海外メディアは、初めて無観客となったことや選手がマスクを着用して参加したことなど異例ずくめである様子を報じた。
東京オリンピック開会式では、各国選手団は新型コロナウイルス対策のためマスクを着け、国ごとに大きく距離を取って入場した。観客のいないスタジアムは時折、来賓や報道陣から拍手が起きるものの、熱気とは遠い雰囲気。
東京五輪が開幕する。会場の大半は無観客だが新型コロナ対策を不安視する声は尽きず、振り返れば大会の主な関係者を巡る問題が次々と明らかになり、辞任していった。
中国・河南省で17日以降、記録的な大雨が続き、省都の鄭州市で地下鉄が浸水するなどして21日までに12人が死亡、10万人が避難した。鄭州の気象局は「1千年に1度の暴雨」だとして、警戒を呼びかけている。
宮内庁は20日、天皇陛下が23日の東京五輪開会式に出席すると発表した。会場の国立競技場に足を運び、開会宣言を行う。皇后雅子さまは同席しない。
東京五輪・パラリンピックで、最高位の「TOPスポンサー(ワールドワイドパートナー)」を務めるトヨタ自動車は19日、国内では五輪に関するテレビCMを放送しない方針を明らかにした。
朝日新聞社は17、18日に全国世論調査実施した。菅内閣の支持率は31%(読売は28%)に下がり、昨年9月の発足以降、最低となった。不支持率は49%(同42%)。内閣支持率は男性35%に対し、女性が27%と特に低い。
東京五輪・パラリンピック組織委員会は17日、東京・晴海の選手村に滞在する海外から来日した関係者1人が新型コロナウイルス検査で陽性になったと発表した。この1人を含む大会関係者で1日当たりで最多15人の陽性を確認した。
加藤勝信官房長官は16日の記者会見で、神奈川県が新型コロナウイルス緊急事態宣言の発令を要請する方向で検討していることに関し「要請があれば速やかに検討する」と述べた。