菅首相は28日、埼玉県の航空自衛隊入間基地で開かれた航空観閲式で訓示した。宇宙やサイバーなどの新たな領域をにらみ、「組織の縦割りを廃し、陸海空自衛隊の垣根を越えて取り組むことが重要だ」と語った。
韓国情報機関の国家情報院は27日の国会で、北朝鮮が自国の在外公館に対し、米大統領選で勝利を確実にしたジョー・バイデン前副大統領に関する見解の表明を禁じる指示を出したと報告した。非核化を強く求めるとみられる次期米政権に対し、不安と期待を交錯させているためと分析した。
米ウォルト・ディズニーが従業員の雇い止めを拡大する。2021年3月までに、従来の計画より4000人多い3万2000人と雇用契約を打ち切る。新型コロナウイルスの感染が収まらず、テーマパークを本格的に再開できない状況が続くためだ。感染対策と雇用を両立する難しさがにじむ。
米大統領選で当選を確実にした民主党のバイデン前副大統領は24日の記者会見で、次期政権の外交政策について「同盟国と連携すれば米国は最強になる」と強調した。トランプ政権の「米国第一」外交を刷新し、国際協調路線へ回帰する姿勢を鮮明にした。ただオバマ前政権の時代から国際環境は一変し、バイデン外交には難路が待つ。
25日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比131円27銭(0.50%)高の2万6296円86銭で終えた。終値でおよそ29年半ぶりの高値を連日で更新した。前日の米株式相場が政権移行が円滑に進みそうだとの期待から大幅上昇し、ダウ工業株30種平均が初の3万ドル台となった流れを引き継ぎ東京市場も買いが先行した。
政府は、皇族減少に伴う公務の負担軽減策として、結婚後の皇族女子を特別職の国家公務員と位置づけ、皇室活動を継続してもらう制度を創設する検討に入った。「皇女」という新たな呼称を贈る案が有力視されている。皇族女子が結婚後も皇室にとどまる「女性宮家」の創設は見送る方向だ。
米国のトランプ大統領は23日、大統領選で勝利を確実にしたジョー・バイデン前副大統領への政権移行準備に関し、連邦政府が協力することを認める意向をツイッターへの投稿で明らかにした。「国家の利益を最優先」したひんとしている。自身は依然として敗北を認めず、法廷闘争などを継続することも強調した。は
来年1月に就任する米国のバイデン次期大統領が、今月24日に閣僚候補の第1弾を発表する見通しになった。大統領首席補佐官に内定しているロン・クレイン氏が22日、明らかにした。また、新型コロナウイルスの感染防止を考慮し、大統領就任式は規模を縮小して開かれるという。
西村康稔経済財政・再生相は22日のNHK番組で、観光需要喚起策「Go To トラベル」の一部制限について数日内に対象地域などの詳細を示すと明らかにした。「この何日かで方向性を出し都道府県知事と連携して対応したい」と語った。
東京都は21日、新型コロナウイルスの感染者が都内で新たに539人確認されたと発表した。19日の534人を上回って1日当たりの感染者として過去最多を更新し、3日連続で500人を上回った。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、神奈川県は20日の対策本部会議で、飲食店支援策「Go To イート」の県内向けクーポンの販売を25日から一時停止することを決めた。
東京都で19日、新型コロナウイルスの感染者が新たに534人確認されたことが関係者への取材で分かった。1日あたりの新規感染者が500人を超えるのは初めてで、18日の493人を上回り、2日連続で過去最多を更新した。
東京都で18日、新型コロナウイルスの感染者が新たに493人確認されたことが関係者の話で分かった。8月1日の472人を超え、1日あたりの新規感染者数として過去最多となった。都内の感染者は累計3万5722人となった。
世界保健機関(WHO)は16日、新型コロナウイルスの流行が始まって以降、スイス・ジュネーブのWHO本部で65人の感染者が出たと、オンラインでの記者会見で明らかにした。先週には5人の感染が判明し、本部内でクラスター(感染集団)が発生した可能性についても調査している。
米国で新型コロナウイルス感染の勢いが増している。15日までの1週間で、新たに100万人超の感染が判明した。重症化して入院する人も増えており、病床逼迫への懸念も高まる。11月下旬の感謝祭を前に行動制限を強める地域も広がるが、政権移行の混迷がコロナ対策に「空白」を生むリスクもある。