ベトナム保健省は29日、新型コロナウイルスのインド型と英国型の両方の特徴を併せ持つ変異ウイルスが見つかったと発表した。政府系ニュースサイト「VNエクスプレス」によると、新しい変異ウイルスは複数の感染者の遺伝子解析から見つかった。インド型の変異ウイルスに、英国型に含まれている変異が加わったもので、特に感染力が強いという。
沖縄県は29日、新たに335人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの感染者数としては28日の313人に続き、2日連続で過去最多を更新した。
政府は28日、新型コロナウイルス対策として東京、大阪など9都道府県に発令中の緊急事態宣言について、今月末で切れる期限の延長を決める。沖縄県の期限にそろえ、6月20日まで延ばす方針だ。
ユネスコの世界文化遺産に、国の特別史跡「三内丸山遺跡」をはじめとした「北海道・北東北の縄文遺跡群」が登録される見通しとなった。事前審査する諮問機関が「登録」を勧告した。
自民党の森山裕国会対策委員長と立憲民主党の安住淳国対委員長が26日午前、国会内で会談し、来月16日までの今国会の会期中に党首討論を開く方向で一致した。党首討論は首相と野党党首による一対一の議論。
米国務省は24日、日本の新型コロナウイルスの感染拡大を受け、米国民に日本への渡航を中止するよう勧告した。東京五輪・パラリンピックの開催予定日が2カ月後に迫るなか、渡航の警戒レベルを4段階のうち最高に引き上げた。
自衛隊による新型コロナウイルスワクチンの大規模接種が24日午前、東京と大阪の会場で始まった。対象は、東京23区と大阪市に住む65歳以上で、この日は2会場合わせて7500人に接種する予定。防衛省は段階的に接種人数を増やし、31日からは1日あたり1万5000人の接種を目指す。
世界保健機関(WHO)は21日、新型コロナウイルスによる世界の死者は既に1千万人を超えている可能性があると発表した。公式な統計では約340万人だが、平年を上回る死亡数「超過死亡」を基に計算すると、多くの把握漏れがあると推定した。
教員らによる児童生徒へのわいせつ行為を防止する「わいせつ教員対策新法」について、衆院文部科学委員会は21日、委員長提案として衆院に提出することを全会一致で決めた。法案には、わいせつ行為で懲戒免職となった教員への免許の再交付について、都道府県教育委員会が可否を判断できるようにすることなどが盛り込まれた。
北海道内で21日、新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多を更新する見通しとなったことがわかった。これまで過去最多だったのは5月13日の712人で、これを上回る見込みだ。
夏の東京五輪・パラリンピックで、政府や大会組織委員会、国際オリンピック委員会(IOC)などが、大会期間中に海外から日本を訪れる選手や大会関係者は五輪が約6万9000人、パラリンピックは約2万5000人と試算していることがわかった。
感染抑止の成功例と国際的にも評価されてきた台湾で、新型コロナウイルスの感染が急速に拡大している。、感染力が強いとされる英国由来の変異株がまん延しているとみられ、感染拡大が長期化する恐れもある。
国際エネルギー機関(IEA)は18日、2050年までに世界が温暖化ガスの排出を実質ゼロにするための工程表を公表した。35年にはガソリン車など内燃機関車の新車販売をやめ、40年には再生可能エネルギーの割合を7割にする必要があると分析。
共同通信社が15、16両日に実施した全国電話世論調査によると、菅内閣の不支持率は前回4月調査から11.2ポイント急増して47.3%となり、政権発足以降最多となった。支持率41.1%を大きく上回った。
中国の無人探査機「天問1号」が15日、火星への着陸に成功した。中国にとっては初の火星着陸となり、米国に対抗できる「宇宙強国」の建設に弾みがついた格好だ。ただロケットの残骸を巡って批判も起きており、宇宙開発に向けた課題も残る。