自民党の新総裁に選出された菅義偉官房長官は14日、両院議員総会で、「新型コロナウイルスの拡大という国難にあり、政治の空白は許されない」と強調した上で、「この危機を乗り越え、国民が安定した生活ができるように、安倍首相の取り組みを継承し、進めていく。私にはその使命があると認識している」と決意を語った。
自民党総裁選に立候補している菅義偉官房長官は13日、フジテレビの番組に出演し、新たに総裁・首相に就いた場合の閣僚人事について、橋下徹・元大阪市長の起用は「200%ない」と否定した。
12日には、山火事による濃い煙や灰が米ロサンゼルスからカナダ・バンクーバー(Vancouver)までを覆い、リアルタイムで大気環境情報を伝えるスイスのIQエア(IQAir)グループによると、世界で最も大気が汚染された上位5都市は、すべて米西海岸だった。
米西海岸で山火事被害が広がっている。ワシントンとオレゴン、カリフォルニアの各州では現在も複数の大規模火災が続いており、米メディアによると死者の数は3州合わせて少なくとも26人になった。都市部の近くに火の手が迫ったオレゴン州では、約50万人に避難準備の指示が出ている。
カラオケ喫茶の利用客や従業員の間で新型コロナウイルス感染が広がったことを受け、福井県は、「デュエット自粛」などの感染対策を取りまとめ、日中の休業を要請した福井・丹南地区などの店舗に通知した。
東京都は10日、新型コロナウイルスの感染者を新たに276人確認したと発表した。1日当たりの感染者が250人以上となるのは、8月27日(250人)以来2週間ぶりとなる。重症患者は前日から1人減の23人だった。都内の累計感染者は2万2444人。
中国北部・内モンゴル自治区の小中学校で少数民族モンゴル族への標準中国語の教育が強化されたことをめぐり、香港紙・信報などは7日、警察当局がSNS上に標準語教育に対する抗議運動の動画を投稿した6人を逮捕したと報じた。デマを流して抗議を扇動した容疑が持たれているという。
東京都は8日、新型コロナウイルスの感染者を新たに170人確認したと発表した。7日は77人で100人を下回り2桁となっていたが、2日ぶりに100人台となった。
東京都は7日、新型コロナウイルスの感染者が新たに77人報告されたと発表した。100人を切るのは、95人だった8月24日以来。70人台は7月8日以来で約2カ月ぶり。
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は5日、台風9号で被災した北東部・咸鏡北道と咸鏡南道の復旧のため、党中央委員会政務局拡大会議を現地で招集した。被災した地方で党幹部を集めて会議を行うのは異例。国民のため奔走する指導者像を国内に広める狙いがある一方、食糧確保への危機感も垣間見える。
過去最強クラスの勢力に発達する見通しの台風10号は5日午前、沖縄県の大東島地方を暴風域に巻き込みながら進んでいる。6日午後から7日にかけて奄美、九州に接近または上陸する可能性がある。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く欧米で9月から学校の新年度が始まった。経済復興には学校再開は不可欠、というのが各政府の考えだ。だが、学校が新たな感染源になる懸念も強く、子どもの登校再開をめぐり揺れている。
3日午後0時58分、新潟県三条市で気温40・0度を記録した。気象庁によると、国内で9月に40度以上を記録したのは観測史上初めて。高気圧に覆われて晴れたうえ、台風9号に伴う南風が強まり、乾いた風が山を越えて吹く「フェーン現象」も発生し、気温が上昇したとみられる。
米国防総省は1日、中国が現在は200発超の核弾頭を保有し、今後10年間で少なくとも倍増させる見通しである、という見解を示した。同省が中国の核弾頭数の推計を明らかにするのは初めてで、米中対立が深まるなか、中国の核軍拡に強い懸念を示した形だ。
米国の新型コロナウイルスの累計感染者数は8月31日、米ジョンズ・ホプキンス大の集計で600万人を超えた。死者数は18万人あまりに上る。世界の感染者数約2500万人のうち、米国は2割超を占めている。また、8月中旬に授業を再開したアラバマ大学で1000人以上の学生が感染するなど、複数の大学でクラスターが発生しているという。