米共和党上院トップのミッチ・マコネル院内総務は15日、議会で演説し、14日に行われた大統領選の選挙人投票を受け、バイデン次期大統領への祝意を表明した。敗北を認めていないトランプ大統領の孤立はいっそう深まった。
米国の第46代大統領に民主党のジョー・バイデン前副大統領の選出が事実上確定した。14日の選挙人投票でバイデン氏が過半数を上回る306人を獲得した。2021年1月20日に就任するバイデン次期大統領は、分断が深刻な米国の立て直しと、トランプ大統領が傷めた民主主義への信頼回復という重荷を背負う。
2020年を表す漢字は「密」――。日本漢字能力検定協会(京都市東山区)は14日、全国から募った「今年の漢字」を清水寺(同)の舞台で発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、政府は観光支援策「Go To トラベル」について、新たに東京都を一時停止とする方向で調整に入った。
米大統領選を巡り、テキサス州が接戦州4州の選挙結果を無効とするよう連邦最高裁判所に求めた訴訟で、最高裁は11日、訴えを退ける決定をした。トランプ大統領も原告に加わることを申し立てており、バイデン次期大統領が勝利した選挙結果を覆そうと望みを託してきたが、法廷闘争は事実上の終焉を迎えた形だ。
菅義偉首相は11日のインターネット番組で、政府の観光需要喚起策「Go To トラベル」の一時停止について「まだ考えていない」と否定した。東京都が実施する飲食店への営業時間短縮要請が17日に期限を迎える。
東京都は10日、新型コロナウイルスの感染者が新たに602人報告されたと発表した。5日の584人を上回り、過去最多となる。都内の累計の患者数は4万5529人で、このうち現在入院している重症患者は59人となった。
新型コロナウイルスの流行が長期化する中、感染患者のケアに疲弊した看護師ら病院職員の退職が相次いでいる。感染の危険と隣り合わせの過酷な労働環境下で、十分な待遇もなく、周囲から差別されたことなどが背景にある。30人以上が退職した病院もあり、職員のサポートが急務となっている。
政府は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた自衛隊派遣について、北海道旭川市に10人程度、大阪府に5人程度の自衛隊医官や看護官を派遣する方向で調整に入った。
広島県は7日、同県三原市の養鶏場で鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発増え表した。県はこの養鶏場と、従業員が出入りしていた同市内にある別の養鶏場の計2か所で飼育する約13万4000羽を殺処分する。養鶏場の感染確認は今季、香川県、宮崎県などに続き6県目。
菅首相は7日昼、首相官邸で開いた政府・与党連絡会議で、新型コロナウイルスの感染が拡大している地域に対して、自衛隊をただちに派遣できるよう準備していることを明らかにした
師走に入り、新年を迎える準備が進んでいる。人が集う初市や初詣などでは、3密を避け、新型コロナウイルスの感染を防ぐ「ウィズコロナ」の対応が試みられる。
中国共産党の習近平総書記は3日、党最高指導部の会議で、習政権は来年7月の党創設100年の節目に向け、「貧困ゼロ」を党の功績として強調し、2020年中に貧困人口をなくすとする政権の目標を達成したと宣言した。
新型コロナウイルスによる全世界の死者数が4日、累計で150万人を超えた。米国では2日、1日あたりの新規死者数が2800人超と4月のピークを上回り過去最多となった。米国の死者数は世界で最も多く、2割近くを占めている。
政府は来年1月末に期限を迎える観光支援策「Go To トラベル」について、来年6月末まで延長する方針を固めた。8日に決定する追加の経済対策に盛り込む予定だ。