ウクライナに軍事侵攻したロシア軍の勢いが鈍ってきた。プーチン大統領が掲げる東部2州の完全制圧は難航。南部を含めた支配地域でめざすロシア編入の是非を問う住民投票も、実施のメドがたたない。
ロイター通信などは12日、ウクライナ軍が奪還を宣言した東部ハルキウ州イジュームで、戦闘により住民1000人以上が死亡した可能性があると報じた。同州でロシア軍が占領していた地域では、拷問が行われていたとの情報もある。
沖縄県の玉城デニー知事は12日、那覇市で報道陣の取材に応じ、安倍晋三元首相の国葬に出席しないと明らかにした。その上で「半強制的な形で行われるのではないかとの厳しい世論があるのではないか」と述べた。
複数の米欧メディアは10日、ウクライナ軍が東部ハリコフ州の要衝イジュームを奪還したと報じたタス通信によると、ロシア国防省はイジュームの部隊を隣のドネツク州に移動させるなどと表明し、事実上の撤退宣言をした。
日本私立学校振興・共済事業団は9日、全国の私立大学のうち284校で、今年度の入学者数が定員を下回っていたと発表した。回答のあった598校の47・5%が定員割れの状態となり、1999年度の調査開始以来、最も多かった。
皇室と英王室とのゆかりは深い。近代以降に来日した外国の王族は、1869年の英国第2王子エディンバラ公が最初とされ、亡くなったエリザベス女王は昭和天皇以降、歴代の天皇と3代にわたり交流している。
英国のエリザベス女王が8日、死去した。96歳だった。大英帝国の終わりや欧州連合(EU)からの離脱など激動期の英国を生き、君主を70年以上務めた。
日経新聞はロシア発の石油がギリシャ沖で別の船を移し替えられて欧州に流入するケースが急増していることを検証し、その中の1隻から英国企業が6月に石油を陸揚げしていたことを確認した。
異常気象が世界各地を襲っている。記録的な大雨が降ったパキスタンでは国土の約3分の1が冠水したとされる一方、内陸部が猛暑と小雨に見舞われた中国では大河・長江が干上がった。
ロシア政府は5日、北方領土を対象に日本人と現地に住むロシア人が旅券・査証(ビザ)なしで相互訪問する「ビザなし交流」や、元島民が簡素化された手続きで北方領土を訪れる「自由訪問」に関する合意を一方的に破棄する政令を出した。
日中は9月29日、国交正常化から50年を迎える。半世紀もすれば、互いの世界観や戦略に違いが生まれ、国同士の関係は変わる。日中は今後、どこに向かうのか。その姿をひと言で表現すれば、「冷たい平和」になるだろう。
資源高やロシアからの供給途絶懸念から電力不足が懸念され、石炭火力発電所の活用が拡大。温暖化ガスの排出量が膨らむと懸念される。気候変動の影響が各地で表れ始めていて、脱炭素と電力確保の両立が世界の喫緊の課題になっている。
非常に強い台風11号は2日、停滞していた石垣島の南からゆっくりと北上を始めた。勢力を維持しながら3日夜、先島諸島にかなり接近する。
1日の外国為替市場で円相場が約24年ぶりに1ドル=140円台に下落した。今年に入ってからの下落幅は25円に及び、下落率は18%に迫る。利上げを続ける米連邦準備理事会(FRB)と金融緩和の姿勢を崩さない日銀。
米大リーグの大谷翔平は31日、本拠地でのヤンキース戦に3番指名打者で先発出場。六回の第3打席に30号3ランを放った。大谷は昨季に46本塁打を放っていて、2年連続で30号に到達。これは、日本人大リーガーで初の快挙だ。