漱石山房記念館を訪ねた翌日。
早朝から上野の国立博物館へ向かいます。
まず立ち寄ったのは、なんかタイミング悪くて
ちゃんと見れていなかった、彰義隊の墓です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2d/2c/27b3dda589ccd75cfc5bc2d58f589d52_s.jpg)
歴史好き(というか幕末動乱期が好物な人)にとっては
彰義隊ってメジャーだと思うんだけど、
一般的にはどうなんでしょうね。
そういや、『合葬』って、映画になったんでしたっけ???
……まあいいや。
タイミング的に、「TOKYO数寄フェス」とやらの期間だったらしく、
寛永寺の山門「文殊楼」をモチーフとしたオブジェが。
朝日を浴びてきれいです。夜はライトアップしてたみたいですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/32/ca/0944e01479a3608bde3882d5e843cb46_s.jpg)
そして、目的の、「運慶展」です。
ものすごく混雑するという前情報から、
国立博物館がオープンする1時間前には到着して並ぶことに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/49/6e/9727f388b09bf1b38561a728080caff6_s.jpg)
いやしかし、並んだ甲斐ありました。寒かったけど!
一陣目で入れたから、ゆっくり見ていても余裕があるんですよね。
円城寺の大日如来に始まり、興福寺の無著世親、
関連の慶派で海住山寺の四天王……などなど、
うんうん!やっぱりそれがなくっちゃね!という内容。
鎌倉期の作風の説明に、長岳寺の仏像が出張してたのは意外でした。
栃木や神奈川のお寺のも新鮮だったなあ。
堪能した後は、田端へ。
田端文士村、初めて足を踏み入れました。
まずは企画展「芥川龍之介の結婚と生活」を。
おもしろかったけど……ホント、著名になってしまうと
いかにも若気の至り的なラブレターまで一言一句、
公表されちゃうんですねえ。見に行っといて言うなだけど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7d/db/d3a150c821a59dce0a8442d65ae0aa68_s.jpg)
ちなみに、ここで「田端散策マップ」というものが入手できるので
(文士村のリーフですね)、それをもとにぐるりと散策。
とはいえ、以下のような掲示があるのはほんの数か所で
実際の町の中にはほとんど目印などはないという(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7c/81/62c4b1270004c55c932f2cff4556b3fe_s.jpg)
うーん、正直、実際のところはピンと来ないかも……なんて
思い始めたころに、おもしろいスポットに出遭いました。
赤紙仁王尊 東覚寺。
ひと目見て、そのインパクトに声出ました(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4d/e4/d250a09e66a0a5110d484ffeb298be19_s.jpg)
どうも、もっと真っ赤なことも多いようですね。
調べたら、赤いかたまり状態のこともあるようで、
仁王尊の黒いボディが見えていたのはレア?なよう。
厄除けというか、病除けなんですね。
赤い紙を具合の悪い所に貼って身代わりになっていただく、と。
回復すると、草鞋をお供えするらしい。
すごい、おもしろい!
寺社好きのテンションがあがってしまいました。
さらに、興味深かった場所、もう一つ。
田端日枝神社です。祭神は大山昨神。
鳥居は一見して新しそうな山王鳥居。
本殿が石祠なんですね。明治時代に建造されたとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/72/98/f2c572a03aed3aa83b2ac2b5dd2cd398_s.jpg)
個人的な文学的チェックポイントとしては、大龍寺ですね。
正岡子規のお墓参り、してきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/03/33/43aa193db517420b30ebbc38e820197f_s.jpg)
その後は、お茶の水に移動して、漱石散歩。
まずは、井上眼科。あの!井上眼科です(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4a/68/ae76f9d0cfc6c034c21f032b598a32c8_s.jpg)
すぐ近くにあるのが、『それから』に登場するニコライ堂。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7f/a7/2f06269cafe9a7a93d42daab7b3a138d_s.jpg)
そこからうろうろ歩いて、旧錦華小学校。
漱石はここの第一期生。
飛び級で普通の人より早く卒業したらしいですが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2b/7b/e88b766eac5a75a9f3367a88dbdc139f_s.jpg)
最後は、学士会館。
大学予備門は、この場所にあったんですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/77/e0/fe59ceed041e514b08e77466b615a12c_s.jpg)
というわけで、漱石にはじまり、漱石に終わった2日間。
よく歩きました!
早朝から上野の国立博物館へ向かいます。
まず立ち寄ったのは、なんかタイミング悪くて
ちゃんと見れていなかった、彰義隊の墓です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2d/2c/27b3dda589ccd75cfc5bc2d58f589d52_s.jpg)
歴史好き(というか幕末動乱期が好物な人)にとっては
彰義隊ってメジャーだと思うんだけど、
一般的にはどうなんでしょうね。
そういや、『合葬』って、映画になったんでしたっけ???
……まあいいや。
タイミング的に、「TOKYO数寄フェス」とやらの期間だったらしく、
寛永寺の山門「文殊楼」をモチーフとしたオブジェが。
朝日を浴びてきれいです。夜はライトアップしてたみたいですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/32/ca/0944e01479a3608bde3882d5e843cb46_s.jpg)
そして、目的の、「運慶展」です。
ものすごく混雑するという前情報から、
国立博物館がオープンする1時間前には到着して並ぶことに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/49/6e/9727f388b09bf1b38561a728080caff6_s.jpg)
いやしかし、並んだ甲斐ありました。寒かったけど!
一陣目で入れたから、ゆっくり見ていても余裕があるんですよね。
円城寺の大日如来に始まり、興福寺の無著世親、
関連の慶派で海住山寺の四天王……などなど、
うんうん!やっぱりそれがなくっちゃね!という内容。
鎌倉期の作風の説明に、長岳寺の仏像が出張してたのは意外でした。
栃木や神奈川のお寺のも新鮮だったなあ。
堪能した後は、田端へ。
田端文士村、初めて足を踏み入れました。
まずは企画展「芥川龍之介の結婚と生活」を。
おもしろかったけど……ホント、著名になってしまうと
いかにも若気の至り的なラブレターまで一言一句、
公表されちゃうんですねえ。見に行っといて言うなだけど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7d/db/d3a150c821a59dce0a8442d65ae0aa68_s.jpg)
ちなみに、ここで「田端散策マップ」というものが入手できるので
(文士村のリーフですね)、それをもとにぐるりと散策。
とはいえ、以下のような掲示があるのはほんの数か所で
実際の町の中にはほとんど目印などはないという(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7c/81/62c4b1270004c55c932f2cff4556b3fe_s.jpg)
うーん、正直、実際のところはピンと来ないかも……なんて
思い始めたころに、おもしろいスポットに出遭いました。
赤紙仁王尊 東覚寺。
ひと目見て、そのインパクトに声出ました(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/51/a4/cf9a387c913b9000918e2608c9ed66a9_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/12/54/356772a97e2782236e2fd371c04ba365_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4d/e4/d250a09e66a0a5110d484ffeb298be19_s.jpg)
どうも、もっと真っ赤なことも多いようですね。
調べたら、赤いかたまり状態のこともあるようで、
仁王尊の黒いボディが見えていたのはレア?なよう。
厄除けというか、病除けなんですね。
赤い紙を具合の悪い所に貼って身代わりになっていただく、と。
回復すると、草鞋をお供えするらしい。
すごい、おもしろい!
寺社好きのテンションがあがってしまいました。
さらに、興味深かった場所、もう一つ。
田端日枝神社です。祭神は大山昨神。
鳥居は一見して新しそうな山王鳥居。
本殿が石祠なんですね。明治時代に建造されたとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1d/e2/391aa43b4ed98f81bb786b23c9dda588_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/72/98/f2c572a03aed3aa83b2ac2b5dd2cd398_s.jpg)
個人的な文学的チェックポイントとしては、大龍寺ですね。
正岡子規のお墓参り、してきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/03/33/43aa193db517420b30ebbc38e820197f_s.jpg)
その後は、お茶の水に移動して、漱石散歩。
まずは、井上眼科。あの!井上眼科です(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4a/68/ae76f9d0cfc6c034c21f032b598a32c8_s.jpg)
すぐ近くにあるのが、『それから』に登場するニコライ堂。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7f/a7/2f06269cafe9a7a93d42daab7b3a138d_s.jpg)
そこからうろうろ歩いて、旧錦華小学校。
漱石はここの第一期生。
飛び級で普通の人より早く卒業したらしいですが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2b/7b/e88b766eac5a75a9f3367a88dbdc139f_s.jpg)
最後は、学士会館。
大学予備門は、この場所にあったんですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/77/e0/fe59ceed041e514b08e77466b615a12c_s.jpg)
というわけで、漱石にはじまり、漱石に終わった2日間。
よく歩きました!