滋賀県東近江・ファブリカ村

　福森康のドラムは風のように爽やかに心地良くピアノとヴァイブの間を駆け抜けてくれる。3人のトリオの音で構築されたバーチャル・リアリティのような3次元空間に聴く人達も入ってきて、各人がこの空間に遊ぶ。理想的なライブだ。

　今日は昼間が子どもたちとお父さん、お母さん。夜は飲みながら聴く大人向けのコンサートである。

　場所は元織物工場を北川姉妹とお母さんが綺麗に改造し、地域の人々が集まる場所として活用しているファブリカ村である。今年で２回目。

　自然志向のアイデアに満ち溢れて、姉妹のセンスを感じさせる会場である。使用されている陶器も地域の作家の作品だし、各種の面白い物達が飾られている。

　昨年、初めての私の演奏に向けてFacebookで呼びかけて寄贈された懐かしいピアノがある。

　夜の演奏会にはジャズ好きの方、初めての方、地域の議員さんや元国会議員の女性などの珍しいお客様も。

　夜遅く着いた彦根駅そばのホテル近江にはエレベーターが無い。疲れた身体に鞭打って荷物を持って階段を上がった。


昼の演奏は子どもたちが書いた鯉のぼりの絵をバックに演奏






昼間の客席はこんな感じ




隣の建物はお店になっている


縫製は妹の順子さん


滋賀県内の作家の織物


夜の演奏はシックな織物をバックに






皆さんと