12月12日(日)国分寺市立男女平等推進センター主催の性犯罪防止・被害者等支援講座に参加しました。
「子どもたちをデジタル性暴力から守るために」
NPO法人ぱっぷす理事長の金尻カズナさんと警視庁立川少年センター心理職の佐藤裕美さんの講演でした。
今はスマホ全盛期でスマホに対する危険性の認識が低い子どもたちがデジタル性犯罪に巻き込まれている例が多いとのお話でした。
☆
グルーミングというのは初めて聞きましたが、すごい手口ですね。
子どもに接近して信頼を得て、その罪悪感・孤立感・羞恥心などを利用して関係性をコントロールする行為のことらしいです。
人間心理を利用した上手な手口です。
感心しますよ。
子どもなら簡単にひっかかると思います。(大人でも(-_-;))
ゲーム感覚でやっている人もいるとか❔
イギリスやドイツでは処罰の対象になっているそうです。
日本ではようやく法制審議会で議論が始まったところらしいです。
゛☆
性的搾取する人たちに日本の福祉は完敗していると金尻さんは言ってました。
スマホで簡単に知り合い、友だちになって優しくされて、最初は顔写真からだんだんエスカレートしていって最後は性犯罪に巻き込まれます。
「自撮り被害=だまされたり脅されたりして18才未満の子どもが自分の裸体等を撮影させられた上、メール等で送らされる被害」は毎日1件は警察のどこかの窓口で相談があるとのことなので相当多いと思います。
個人で防ぐには限界があるのでぜひ法的に規制して欲しいですね。
昔は「知らない人についていっちゃだめよ」というのが常套句でしたが、今はスマホの世界が現実の世界を凌駕していて親もなかなかついていけないですね(-_-;)
スマホは良いことももちろんたくさんあるけど、怖いこともあるということをきちんと子どもたちに教えないといけないですね。
全く性犯罪はいつの時代もあるけど、デジタル性犯罪も厄介です(-_-;)
加害者もほとんど加害者意識がないそうです。
一対一の真剣な交際と言いますが、大人と子どもは明らかに立場が違うでしょう。
このへんも厄介ですよね(-_-;)