及川妙子の元気日記

年4回の市議会だよりを中心にお送りします。
また、政策課題や考えることなどについては随時掲載させていただきます。

健康ポイント事業をやってほしい✌(11/29一般質問③)

2024-12-13 10:51:17 | 日記


11月29日(金)一般質問しました。

3、健康ポイント事業について

(1)健康のためには歩くのが一番と言われていて当市でもウォーキング事業に力を入れている。魅力発信リーフレット、こくぶんじウォーキングマップ活用事業をやっている。事業について説明してほしい。

⇒健康講座とあわせた事業で東京オリパラの聖火リレーコースを含む全7コースを掲載していて、歴史や自然などの魅力に触れながらウォーキングを楽しめる内容となっている。講座でもマップを配布している。

(2)マップも良いが、小平市ではアプリを活用した健康ポイント事業をやっている。他市でも同様の事業をやっているようなので少し紹介してほしい。

⇒資料については小平市の健康ポイント事業の参加者の追加募集のチラシ。小平市ではポイント付与期間と定員を設定していて期間内に目標を達成した人に商品券を提供している。その他の方法としては期間は設けず通年事業で毎月基準に達した方に一律または抽選でポイントを付与する方法がある。西東京市はこの方法。ポイント対象は1日に歩いた歩数が基本だが健康診査の受診や健康講座の受講などさまざま設定している。たまったポイントは一律または抽選で電子マネーや商品券などのインセンティブに交換できる仕組みになっている。

(3)先行市を参考にして当市でもぜひ実施していただきたい。アプリを使って商品券やポイント付与などのインセンティブを与える方法がよい。あとアプリはなるべく簡単にして誰でも使えるようにしていただきたい。いかがか?

⇒コロナを契機に健康分野も含めデジタル技術の活用が進んできている。市の健康増進計画でもデジタル技術の活用は位置づけていて健康アプリの実施についても必要な取組としている。アプリの導入費用は東京都の補助事業の補助金があり、補助率10/10で上限が1000万円。また、東京都が令和7年以降に実施予定のとうきょう健康応援事業では市区町村がアプリを導入することを前提にさらに東京都がインセンティブを上乗せする事業になっている。導入にむけた環境が整備されてきているので各市の先行事例を確認しながら引き続き検討を進めたい。

(4)来年度からよろしくお願いしたい。

婦人科検診の受診率向上を!(11/29一般質問②)

2024-12-13 09:50:08 | 日記


11月29日(金)一般質問しました。

2、婦人科検診について

(1)9/15に健康フェスタがあり、女性の健康にフォーカスした話があった。その中で市の健康増進計画策定検討委員会の委員長の後藤英子先生から、市の問題点として子宮がんの検診率の低さが指摘されていた。令和5年度の事務報告書では当市の乳がん検診の受診率は8.5%、フェスタの話では日本全体は44.6%、アメリカは76.5%、イギリスは74.2%だそうだ。子宮がんは当市は10.3%で日本全体は35%、アメリカは85%だそうだ。以前からこの当市の受診率の低さはおかしいと思っていた。そこで今回、資料請求して国分寺市、東京都、全国の乳がんと子宮がん検診の受診率を出してもらった。資料の説明をお願いしたい。



⇒資料は東京都ホームページのとうきょう健康ステーションの統計データを使用して作成した。東京都と国分寺市は職場や人間ドックの方を除いていて、国の数値は職場や人間ドックが入っているので単純に比較はできない。東京都と本市を比べると乳がんは5.2ポイント低くなっいて、子宮がんは0.2ポケット高くなっている。

(2)これしか数字がないというので仕方ない。条件が同じでないと比較できない。とりあえず東京都と国分寺市の比較をしたい。個別に尋ねる。まず乳がん検診について検診率の低さと対策について伺う。

⇒乳がん検診の受診率の低さについては課題として認識しているが明確な原因の分析には至っていない。検診は市報、ホームページで周知しているほか、40才、50才、60才の節目年齢の対象者に勧奨通知を発送している。対象者や内容については再度検討したい。検診会場は市内のマンモグラフィ検診車と市外の医療機関で実施している。西側地域に少ないので実施できるところを探している。

(3)マンモ車は私も受診したが土日にやっていて簡単で申し込みやすいし受診もしやすい。ホームページを見たら今年度はもう申し込みがいっぱいだったので来年度はもう少し枠を増やしてほしい。八王子市ががん検診の受診率が高いと聞いたが参考にしてはいかがか?

⇒八王子市はがん検診の受診を促すために行動をそっと後押しするナッジを活用した勧奨していると確認している。例えば金銭的なお得感や家族の幸せを思わせるメッセージを使用していて本市でも導入を進めている。対象者、時期ごとに異なる内容、表現を使用するなど情報発信の方法、内容についてはさらに工夫したい。

(4)強制は嫌だけど知らないうちに背中を押されているのもちょっと微妙だか受診率が向上するなら何でもやっていただきたい。続いて子宮がんの受診率と対策について伺う。

⇒令和3年度より20才から40才までで前年度未受診者に対して申し込み不要で受信できる無料クーポンを発送していて受診率が向上した経過がある。受診勧奨の工夫を引き続き行っていく。

(5)無料クーポンを送っていることがわかった。子宮がん検診は市内の医療機関で受信できるし小金井市と小平市の医療機関でも受けられる。

それでも20%前後というのは高い数字ではない。働いている人はななかなか休んで検診に行きづらいし、どこも調子が悪くなければ行かない方も多いと思うが病気は早期発見、早期治療が一番なので、どこも悪くなくても検診を受けていただくように、また検診を習慣にして毎年同じ時期に検診するとか、市としてはナッジでもなんでも使って勧奨してほしい。特に婦人科検診は健康診断全体の科目に入っていなくて別日に自分で申し込んで行かないといけないのでその分ハードルが高いのではないかと個人的には思っている。

さらなる受診率向上に努めていただきたい。