8月7日(月)国分寺市議会では閉会中の厚生文教委員会が開かれ、国民健康保険事業にいての報告がありました。
国民健康保険(国保)の運営について国保の運営に関する協議会(運協)に諮問したというものです。
諮問内容は、1、国保税の課税限度額の改定について、2、国保税の税率改定についてです。
国保は平成30年に都道府県化しましたが、それまでの赤字解消がなかなか改善せず一般会計からの繰り入れが続いています。
国分寺市では20年かけて3年ごとの改定で少しづづ解消していく方針でしたが、なかなかそういうわけにはいかず、コロナで改定を見送った後から改定が続いています。
そもそも国保はサラリーマンや生活保護、後期高齢者を除くすべての人が対象で自営業、農業、漁業、パート・アルバイトの方で高齢者が比較的多く構造的な赤字が以前から問題になっていました。
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国分寺市の国保税の平均は所得割で8.83%、均等割で54,000円です。
これに対して東京都が求めている標準保険料率はそれぞれ12.61%、73,287円なので大きな開きがあります💦
市としては将来的には標準保険税率を目指すが当面は多摩26市の平均を目指すとのことです。
今国分寺市は多摩26市で所得割21位、均等割11位です。
26市の平均は所得割9.58%、均等割54,838円です。
赤字解消はもちろん大切ですが、かといってそれでは保険税をどんどん上げましょうというのも今のこの物価高の中もろ手をあげて賛成とはいかないところです。
なかなか悩ましいところです。
都道府県化によって赤字はかなり解消するとのことではなかったんですかね❔
数字が出でいるので何とかするしかないのですかね❔
医療費の適正化もよく言われるところですが、必要な人が必要な医療を受けるのはなかなか難しいですね。
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