「オジーの休憩室」

岡山県や群馬県等地方の農産物の栽培の紹介や出掛け先の風景写真,生活の中の写真等を載せました。特に農家や生活の様子を。

あずま樹上脱渋柿のカラス大群による被害(その2) 対応と 願い

2016年11月21日 | 特産品 柿

樹上脱渋柿(蜂屋柿)を栽培している関口農園にとってにとって、大きなショックでした。

 

 昨年の収穫前の樹上脱渋柿(蜂屋柿)           今年の収穫前にカラス大群の被害の蜂屋柿の樹

しかし、特に栽培の多い樹上脱渋柿(平核無柿)は殆ど無事でした。また、主力である東町柿生産組合
の柿園の樹上脱渋柿(平核無柿)は、従来通り渋柿と一緒に収獲した為に全く被害を受けませんでした。

(1)今年の対応
 ・生産者と相談して、詰め合わせや蜂屋柿のお客様には、入金済みの場合は樹上脱渋柿(平核無柿)
  を2箱にして納品する事、未入金のお客様には割引きして樹上脱渋柿(平核無柿)に、説明して
   変更して頂く事で対応しました。傷つきでも良いから蜂屋柿を欲しい,とのお客様は傷付きの
   蜂屋柿も少し入れました。

 ・商品が平核無柿品のみになるのは寂しいですが、種なしで食べやすく美味しく道の駅でも人気
  の柿です。

 

 樹上脱渋柿(平核無柿)、青い実の時に樹上で渋抜きし,袋に掛かったまま約2ヶ月熟成後収獲。黒ごま状の甘い柿

  又、今年は樹上脱渋柿を、11月より凍る直前の0℃以下の温度帯(「氷温」と言う)
 で貯蔵した【氷温貯蔵・あずま樹上脱渋柿】を12月より予定しています。
                                               
   「氷温貯蔵」により大幅に新鮮さを保つ期間がアップします。氷温熟成の効果も期待されます。
 樹上脱渋柿の特長である「日持ち」と併せ、冬時期に、シャキシャキ感等実のしっかりした新鮮な柿
 を楽しむ事が出来、お歳暮やお正月用に最適です。

(2)次年度からの対応 
  今回のカラス被害有無の状況、それから以前にも指導頂いた倉敷・小野果樹園のアドバイスや、

    各地の対応策を参考に、改善を進める事になりました。インターネットを通して、全国各地でカラス

   被害と戦っている様子を知りました。                  

(3)ビジョン
  群馬県みどり市東町の東町柿生産組合では、「あずま樹上脱渋柿」を東町の特産品とすべく,

  ブランド化図っています。

       その為に,他にはない【あずま樹上脱渋柿(蜂屋柿)】の栽培、そしてお正月に シャキシャキして

        実のしっかりした新鮮柿を楽しめる【氷温貯蔵・あずま樹上脱渋柿】 を12月より出荷予定で,

        予約を受け付け中です。

        そして、更に柿製品の拡大に取り組んでいます。

 

   樹上脱渋柿(平核無柿)のなり風景

 

 「氷温貯蔵・あずま樹上脱渋柿」用の氷温・冷蔵室の1部 (関口農園 )

 

     明日の「あずま樹上脱渋柿」を担う若い柿木達

  どうぞご声援をお願い致します。

 

 【群馬県みどり市東町の紹介】

群馬県北東部に位置し、鮮やかな新緑や美しい紅葉,温泉付きの駅,トロッコ列車などで人気の

「わたらせ渓谷鉄道」、その沿線にあります。山に囲まれた自然が豊かな所で、柿の栽培が

盛んです。

花木等を描く、愛の詩歌作家「星野富弘氏」の出身の町で、星野富弘氏の作品を展示している

「富弘美術館」はこのみどり市東町にあります。

 

「あずま樹上脱渋柿」や「氷温貯蔵・あずま樹上脱渋柿」の詳細は次のホームページに載っています。

そして、お求め出来ます。

「あずま樹上脱渋柿」 :http://oji-shop.com/azuma-persimmon

 

 

 

 


樹の上で渋抜きし熟成の樹上脱渋柿 収獲前の様子,オジーの休憩室

2016年11月06日 | 特産品 柿

群馬県みどり市東(あずま)町では、樹の上で渋抜きした珍しい柿【あずま樹上脱渋柿】を栽培しています。
 これはみどり市あずま町が誇る柿で、20数年前より取り組み始めた柿で、一つ一つの実に9月上旬に
固形アルコールを入れ袋掛けして渋抜きし、その後約2ヶ月間熟成させて、黒砂糖をかけた様な甘―い柿
になる、との事。しかも日持ちもするそうです。

収獲少し前、アルコールでの渋抜きをしてから約1.5ヶ月たった10月3旬のある日、「あずま樹上脱渋柿」の

色づきの様子等を見学しました。(関口農園にて)

(1).「あずま樹上脱渋柿」の色づき

 2016年10月3旬の「あずま樹上脱渋柿」の色づき風景

 9月上旬-中旬に脱渋処理を行い,約40日後の様子です。袋掛け後2-3日で袋から固形アルコールを取り除き、

 雨避け,虫除けを兼ねて袋をかけたままにしておきます。

 今年は9月、10月に雨の日が続き、晴れの日が大変少なかった為に、色づきが1週間以上遅れています。

 その為収獲は11月10日頃からとなる予定,との事です。

 

(2)樹上脱渋柿の柿園風景

 

   山々に囲まれた渡良瀬川沿いの地にある柿園です。袋が掛かっている柿が「あずま樹上脱渋柿」です。

  

  植林してまもない若い柿の木々達です。将来の「あずま樹上脱渋柿」の栽培を担う柿樹達です。

(3)「あずま樹上脱渋柿」の紹介

  柿の収穫量が大変多い、みどり市あずま町の「町おこしの農産物」として進められています。

  「あずま樹上脱渋柿」は2種類の渋柿を用います。平核無柿と蜂屋柿です。

   アルコールで脱渋処理し,約2ヶ月間樹上で熟成すると、黒ごま状の斑点がいっぱいになります。黒砂糖が

   いっぱい、という人達も言う様に甘さの目安になります。大変珍しい柿で、収穫後に渋抜きの柿や一般の甘柿

  と違い、日持ちします。  

  そして新たに考案した【氷温貯蔵・あずま樹上脱渋柿】にもあります。

あずま樹上脱渋柿(平核無柿)

 

     種無しの人気の柿

 あずま樹上脱渋柿(蜂屋柿)

   1000年の歴史を持つ柿で,特大サイズで甘く上品な柿となります。

 

 脱渋処理しない柿

 

 脱渋処理をしない柿,渋柿そのまま。黒ごま状の斑点は全くありません。

 

【氷温貯蔵・あずま樹上脱渋柿

  樹上脱渋柿を、11月より凍る直前の0℃以下の温度帯(「氷温」と言う)で貯蔵した柿で、新鮮なシャキシャキ感

のある美味しい柿を年末から冬の期間にお届けします。氷温貯蔵により大幅に新鮮さを保つ期間がアップします。

又、樹上脱渋柿の特長である「日持ち」と併せ、長い期間実のしっかりした新鮮な柿を楽しむ事が出来ます。

 お歳暮やお正月用に最適です。(クール便)

「氷温貯蔵・あずま樹上脱渋柿」はみどり市東町柿生産組合だけのオリジナルの新製品です。

 

「あずま樹上脱渋柿」や「氷温貯蔵・あずま樹上脱渋柿」の詳細は次のホームページでご覧戴けます。

「あずま樹上脱渋柿」 : http://oji-shop.com/azuma-persimmon

 


青い渋柿を樹上で渋抜き 作業風景(群馬県みどり市あずま町にて)

2016年09月16日 | 特産品 柿

群馬県みどり市東(あずま)町では、樹の上で渋抜きした珍しい柿【あずま樹上脱渋柿】を生産しています。
これはみどり市あずま町が誇る柿で、20数年前より取り組み始めた柿で、一つ一つの実に9月上旬に
固形アルコールを入れ袋掛けして渋抜きし、その後約2ヶ月間熟成させて、黒砂糖をかけた様な甘―い柿
になる、との事。日持ちもするそうです。

9/12 脱渋処理作業を見学させて戴きました。

2016年も9月始めより渋抜きの作業が始まりました。

 1つ1つの実に固形アルコールの脱渋剤を入れて袋がけします。大変な手間がかかります。

袋がけして数日後に袋内の脱渋剤取り出しが始まります。

このまま虫や大雨等からの保護を兼ねて、袋をかけたまま約2ヶ月間かけ熟成、甘く美味しい柿に、との事です。

みどり市東町柿生産組合の「あずま樹上脱渋柿」については、次のホームページに更に詳しく載っています。
特に今年は、お正月にも新鮮な食べられる新製品を発売する,との事です。

 ホームページ  『あずま樹上脱渋柿』 
           http://oji-shop.com/azuma-kaki.html 


群馬県みどり市東町の柿成長の様子(あずま樹上脱渋柿用)7月、 オジーの休憩室

2016年07月11日 | 特産品 柿

群馬県みどり市の東町柿生産組合では、干し柿や樹上脱渋した柿「あずま樹上脱渋柿」用の

柿である蜂屋柿や平核無柿を栽培しています。

その7月上旬の平核無柿と蜂屋柿の様子を紹介します。

<平核無柿>

<蜂屋柿>

平核無柿より大きいけど,まだまだ小さいです。

果樹園と山の風景>

群馬県みどり市東町花輪の柿園からの7月上旬の風景です。

 

 「あずま樹上脱渋柿」について

「あずま樹上脱渋柿」は柿が青い内に、樹の上で渋抜きをし,袋をかけたままそれから約2ヶ月間、

成長させながら熟成させて10月末頃から収獲するとても甘ーい柿です。

とても珍しい柿でもあります。

あずま樹上脱渋柿について詳しく知りたい方は、次のホームページをご覧願います。

 

  みどり市東町柿生産組合の「あずま樹上柿脱渋柿」

     http://oji-shop.com/azuma-persimmon

  Googleで検索 「オジーの店 脱渋柿」

            「 あずま樹上脱渋柿」

  

予約受付は9月上旬より出来るとの事です。


群馬県みどり市東町の柿園6月の柿成長の様子(蜂屋柿)、 オジーの休憩室

2016年06月08日 | 特産品 柿

群馬県みどり市の東町柿生産組合では、干し柿や樹上脱渋した柿「あずま樹上脱渋柿」用の

柿である蜂屋柿や平核無柿を栽培しています。

その6月初めの蜂屋柿の様子を紹介します。

柿の花

        花は小さく,余り目立ちませんが、かわいくきれいです

枯れた花

       花が枯れると黒くなります。そしてその基には蜂屋柿の実がつき始めます。

 

柿の実のでき始め

   小さな小さな柿の実の赤子です。これが10月後半には約500gと大きくなります。

   そして9月の脱渋処理により、樹の上で甘い柿に変身します

柿のなり風景と木々達

 

      蜂屋柿のなり風景です。 大きな良い柿が収獲できる様に、これからこれから間引きを行います。

 

   写真の柿園は若い蜂屋柿の木々です。 これから活躍してもらう木々です。

   (写真はいずれも関口果樹園で撮影)

 

 

「あずま樹上脱渋柿」のホームページ 紹介 

群馬県みどり市の東町柿生産組合のお薦めで、渋柿を樹上で完全に渋を除き、実のしっかりした

甘い柿にした「あずま樹上脱渋柿」は次のホームページご覧になれます。

 樹上脱渋柿 オジーの店

   http://oji-shop.com/azuma-persimmon

   「あずま柿」 でも検索できます。 

 


渋柿を樹の上で甘柿に変える驚きの柿--収獲までもう少し10月20日の様子

2015年10月21日 | 特産品 柿

群馬県みどり市の東町柿生産組合の柿園で、渋柿を甘柿よりも甘ーい柿に樹の上で変える、

樹上脱渋のアルコール処理、袋がけの作業が9月6日に行われました。

みどり市東町の樹上脱渋した柿は「あずま樹上柿脱渋柿」と言います。

あずま樹上脱渋柿、それから1.5ヶ月後の10月20日の柿の様子を紹介します。

種無しの平核無柿を樹上脱渋し,袋がけしたたものです。

脱渋処理により渋が完全に抜けました。

だいぶ柿色になってきました。もう10数日で収獲だそうです。

「あずま樹上柿脱渋柿」は11月に収獲し,出荷する予定だそうです。

 

関口さんの話によると、

 「あずま樹上柿脱渋柿」は、

 「甘柿よりも甘い元渋柿」、糖度が18-19と大変な甘さ、しかも果実がシャキシャキとの事、

収穫後に炭酸ガス渋抜きしたものと違い、果実がしっかりして、日持ちも良く

気温低い所に保管すると、1月後半まで持つとの事です。脱渋処理しない時は12月半ばで軟らかくなるとの事。

袋掛け等が大きく効いているようです。

お正月にも美味しく食べられるので楽しみです。

 

 『あずま樹上脱渋柿』は次のホームページで紹介や取り扱っています。

東町柿生産組合の「あずま樹上脱渋柿」(オジーの店)

        http://oji-shop.com/azuma-persimmonl

 Amazonでは 『あずま樹上脱渋柿』  にて載っています。  

 


渋柿を樹の上で甘柿に変える驚き作業(9/15)

2015年09月17日 | 特産品 柿

渋柿を甘柿よりも甘ーい柿に樹の上で変える事が出き、その作業を行うとの事で、その作業を見学させて戴きました。

場所は群馬県県みどり市の東町の柿生産組合の柿園です。 

1.柿の紹介

  蜂屋柿や平核無柿等人気の渋柿を樹の上で柿に渋みを取る脱渋材を入れ、ポリ袋を掛けると、

  樹の上で甘柿よりも甘い柿に変わる、これを「樹上脱渋柿」と言うそうです。東町の柿は「あずま樹上柿脱渋柿」と言います。

        

     甘柿よりも甘くなった元渋柿(種無し)          甘くなった平核無 (あずま樹上柿脱渋柿) 糖度は約19

     1月後半までもつので、お正月にも十分しっかりした果実を美味しく食べられるとの事。

   

    甘くなった 約350gとお大きい蜂屋柿(あずま樹上柿脱渋柿) 

   糖度は約18 で、甘くそして上品な味との事。1月後半までもつので、お正月にも十分しっかりした果実を美味しく食べられるとの事。

2.袋掛けの様子

     

  甘柿にするために9月の始め、脱渋材(固形アルコール)を             ポリ袋には脱渋材が

  中に入れてポリ袋を柿の実にかけます。途中で外れないように

  しっかり固定します。

3.袋破り作業

  

  袋かけ・脱渋材をいれてポリ袋かけから約2日後に袋を切って脱渋材を取り出しします。

 そして約2ヶ月後の収穫時期に袋を外し、甘柿よりも甘くなった 「あずま樹上脱渋柿」を取り出しします。

4.あずま町柿園の様子

  東町柿生産組合では20数年前より 甘い樹上脱渋柿を栽培しています。これまでは道の駅やJA等

 により販売していましたが、今年よりネット販売も始めます。

 メンバーは協力し作業を行っています。

   

柿生産組合の柿園での組合員合同の作業です。袋掛けや袋切りなどを行いました。

  

  小高い山に囲まれた地域にある柿果樹園の風景です。(群馬県みどり市東町)

 

 『あずま樹上脱渋柿』のネット販売のホームページ 

オジーの店      http://oji-shop.com/azuma-kaki.html

Amazonでは 『あずま樹上脱渋柿』  にて載っています。  

関口果樹園    http://www.sibukaki.com/甘柿樹上脱渋柿販売-樹の上で渋抜き/