樹上脱渋柿(蜂屋柿)を栽培している関口農園にとってにとって、大きなショックでした。
昨年の収穫前の樹上脱渋柿(蜂屋柿) 今年の収穫前にカラス大群の被害の蜂屋柿の樹
しかし、特に栽培の多い樹上脱渋柿(平核無柿)は殆ど無事でした。また、主力である東町柿生産組合
の柿園の樹上脱渋柿(平核無柿)は、従来通り渋柿と一緒に収獲した為に全く被害を受けませんでした。
(1)今年の対応
・生産者と相談して、詰め合わせや蜂屋柿のお客様には、入金済みの場合は樹上脱渋柿(平核無柿)
を2箱にして納品する事、未入金のお客様には割引きして樹上脱渋柿(平核無柿)に、説明して
変更して頂く事で対応しました。傷つきでも良いから蜂屋柿を欲しい,とのお客様は傷付きの
蜂屋柿も少し入れました。
・商品が平核無柿品のみになるのは寂しいですが、種なしで食べやすく美味しく道の駅でも人気
の柿です。
樹上脱渋柿(平核無柿)、青い実の時に樹上で渋抜きし,袋に掛かったまま約2ヶ月熟成後収獲。黒ごま状の甘い柿。
又、今年は樹上脱渋柿を、11月より凍る直前の0℃以下の温度帯(「氷温」と言う)
で貯蔵した【氷温貯蔵・あずま樹上脱渋柿】を12月より予定しています。 「氷温貯蔵」により大幅に新鮮さを保つ期間がアップします。氷温熟成の効果も期待されます。
樹上脱渋柿の特長である「日持ち」と併せ、冬時期に、シャキシャキ感等実のしっかりした新鮮な柿
を楽しむ事が出来、お歳暮やお正月用に最適です。
(2)次年度からの対応
今回のカラス被害有無の状況、それから以前にも指導頂いた倉敷・小野果樹園のアドバイスや、
各地の対応策を参考に、改善を進める事になりました。インターネットを通して、全国各地でカラス
被害と戦っている様子を知りました。
(3)ビジョン
群馬県みどり市東町の東町柿生産組合では、「あずま樹上脱渋柿」を東町の特産品とすべく,
ブランド化を図っています。
その為に,他にはない【あずま樹上脱渋柿(蜂屋柿)】の栽培、そしてお正月に シャキシャキして
実のしっかりした新鮮柿を楽しめる【氷温貯蔵・あずま樹上脱渋柿】 を12月より出荷予定で,
予約を受け付け中です。
そして、更に柿製品の拡大に取り組んでいます。
樹上脱渋柿(平核無柿)のなり風景
「氷温貯蔵・あずま樹上脱渋柿」用の氷温・冷蔵室の1部 (関口農園 )
明日の「あずま樹上脱渋柿」を担う若い柿木達
どうぞご声援をお願い致します。
【群馬県みどり市東町の紹介】
群馬県北東部に位置し、鮮やかな新緑や美しい紅葉,温泉付きの駅,トロッコ列車などで人気の
「わたらせ渓谷鉄道」、その沿線にあります。山に囲まれた自然が豊かな所で、柿の栽培が
盛んです。
花木等を描く、愛の詩歌作家「星野富弘氏」の出身の町で、星野富弘氏の作品を展示している
「富弘美術館」はこのみどり市東町にあります。
「あずま樹上脱渋柿」や「氷温貯蔵・あずま樹上脱渋柿」の詳細は次のホームページに載っています。
そして、お求め出来ます。
「あずま樹上脱渋柿」 :http://oji-shop.com/azuma-persimmon