「オジーの休憩室」

岡山県や群馬県等地方の農産物の栽培の紹介や出掛け先の風景写真,生活の中の写真等を載せました。特に農家や生活の様子を。

石巻市ある住宅の被災時と修復後の様子(東日本大震災) 、オジーの休憩室

2013年06月23日 | 被災地のその後

2013年6月に数日間ですが、被災地支援組織「イザヤ58ネット」に参加し、石巻市浦屋敷地区に行きました。そこでの作業の中で、津波により大きな被害を受けながらも現在その地で

家を修復し、近所の空き地などの除草や環境維持の為に尽くしているKさんと親しくなりました。

そして被災時の状況、被災後の様子、そして現在などについて聞き、見た様子、そして被災時に撮った写真を見せて頂き、これらより写真を中心に被害時と修復後を纏めました。

.Kさん宅の場所

   宮城県石巻市浦屋敷地区にあり、海から約800mの所にある住宅地区です。

2.被災直後の様子

 (1)門の外 駐車場より

(2)玄関付近

津波により色々な物が流れてきて庭はゴミでいっぱいです。

(3)前庭と家風景

(4)家の中-1

 

  家の中は暗く、良く撮れませんでしたが、津波で流されてきたもので一杯です。

(5)家の中-2

 なんと掛時計の振り子の上まで津波が上がってきた事がわかります。

 室内は津波によりメチャクチャです。

2.被災後の対応

 被災後 復旧の為に延べ約100名のボランティアが亀山さん宅に来て下さったそうです。

 又、亀山さんは毎日朝3時に起きて避難場所より毎日約1時間をかけて被害を受けた自宅にやってきたそうです。なんとしてでも修復し、自宅に戻るとの強い思いで、厳しい中を励んだそうです。

そして、約1年後 ようやく復旧した家に戻る事が出来たとの頃です。家の復旧には相当の費用がかかったとの事です。

3.2013年6月12日現在の様子(被災時の様子を見ながらご覧下さい)

(1)門の外 駐車場より

(2)玄関付近

とてもすてきな玄関前・庭ですね。

(3)前庭と家風景

(4)家の中-1

  家の中はすっかりきれいです。

(5)家の中-2

家の中はすっかりきれいです。そして、津波で振り子の上まで水に浸かった掛け時計は、なんと今も動いています。

亀山さん御家族の、なんとしてでも元の自宅に戻る、との強い思いが実現したのだと思います。

竃山さんは、今も毎朝3時に起きて、近所の空き地の除草や開墾をして畑に等を行い、

期限のない環境維持の為に尽くしています。

 ご覧戴き、ありがとうございました。

   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする