栽培が難しく岡山県以外では栽培されず、岡山県でも生産者が少なくなった「朝日米」は「幻の米」と呼ばれています。
岡山県倉敷市下庄にある山崎農園では「無農薬 朝日米 」の2011年度の栽培が始まりました。その様子を写真等で、ご紹介します。
第3回は無農薬米の除草作業の様子です。
有機・無農薬栽培での除草対策は、除草剤と農薬を一切使用していない為に、一般の米栽培での除草対応と異なります。山崎農園の有機・無農薬米の除草対応は、除草・雑草抑制として、代掻き、田植え時に米ぬかペレットを蒔いて雑草の抑制、何回もの除草機での除草 を行います。これら3つの工程を確実に行う事により成り立っています。その効果は概略次の通りです。 ・代掻き :20% ・田植え時に米ぬかペレットを蒔いて雑草の抑制 :20 ・何回もの除草機 等での除草:50%以上 (1)代掻き -- 田植の前に水田に水を入れて土塊を砕く作業。水田の漏水を防止し,田植を容易にする。また肥料と土をよく混合し,田面を平らにするとともに,雑草,害虫等の除去を助ける。 (2)田植え時に米ぬかペレットを蒔く 1)米ぬかペレットの作成--山崎農園では米ぬかと他の健康な材料を用いて米ぬかペレットを自家製しています。
雑草抑制用のペレット材料を混合機で混ぜています。 ペレットカッターでペレット状に切っています。 2)田植え作業の際に同時に込めぬかペレットをまいて、雑草が生えにくくしています。
紙袋より田植機のペレット置きに入れています。
米ぬかペレットをいっぱい積みました。沢山使うので、何回も入れます。 |
|
(3)除草作業 --田植え1週間後より約毎週除草機での除草作業を繰り返します。除草剤を使用しない為に、雑草が生えやすく除草作業は大変です。
除草機による除草作業全景 除草機の除草作業部 除草作業前の水田 田植え1週間後 除草作業後の水田 除草され、きれいになりました (田は田植え1週間後) 尚、山崎農園の無農薬「朝日」の玄米、白米のネット販売は「オジーの店」で扱っています。 ホームページ 「オジーの店の無農薬米」 メールアドレスは ojtadashikura@ybb.ne.jp 山崎農園のユーチューブでの紹介(NHKで放映)は ここ http://www.youtube.com/watch?v=qTk4YgajFN8&feature=youtube_gdata
|
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます