猫日和

再度のタイトル変更! 釣り記事は非公開
猫記事を気楽に綴ります^^


 

気になるネコ・・・の続き、そのⅢ

2010-03-10 03:39:21 | その他
例の「うめ吉」のその後ですが・・・

仕事におわれて なかなか病院へ連れて行くことが出来なかったある日、うめ吉の事情が分かったのです。
というのは、まるっきりの野良ではなかったこと。
うちの近所のネコ好きおばさんの外猫だったんですよ・・・

もともと知り合いからもらったネコが2匹いて(2匹とも♂、子ネコの時にもらって、今は4~5歳になるらしい)、その猫たちは全然家には入れず、玄関脇にエサと水が置いてあり、屋根下のぬれ縁の上に寝床らしき段ボール箱がありました。

うめ吉はいつのころからか、そのネコたちのエサを食べていたようで、結局3匹飼ってたことになる。

おばさんは、うめ吉のことを「野良ネコ」だと言ってましたが、別なご近所さんの話によると、おばさんちのどちらかの♂ネコの子供だそうです。
4匹ぐらい生まれて2匹は死んだそうで、そのうち母猫とうめ吉だけが見られるようになっていたとか・・・

そのことが分かったときに、一応 うめ吉を確認してもらおうとしてキャリーに入れておばさんちへ連れて行った・・・
どこかへ出掛ける様子だったが、訳を話してうめ吉を見てもらったら、さっき書いたように「これは野良ネコだよ。 いつのまにか居着いて、うちのネコのエサを食べてた」と言う。

それなら、このまま保護していいかというと、それはダメだと言い張る。

おばさんの持論は、ネコは家の中に閉じ込めて飼うもんじゃない。 自由がなくちゃ可哀そうだ。 の一点張り・・・
このおばさん、そうやって飼って、今まで何匹のネコを交通事故で死なせたり、行方不明にしたか知れやしない。 そのことを知ってるかぎり、わたしもそう簡単にあとにはひけません。
そのうちに、ご主人が車で帰宅。 ご主人まで巻き込んで3人での話になって、さらに話はエスカレート・・・

話しているうちに「うちの飼いネコだ」ということになってきて、「姿が見えなくなって心配していたんだ」ときた・・・

もう、無茶苦茶なやり取り。。。
お互いにだんだん声が大きくなってきて、その場に第三者がいたら、きっと言い争ってる感じに見られたかもしれない。

結局、その場でうめ吉を解放しました・・・ 飼いネコだと言い張られると、どうしようもない。
キャリーからすかさず飛び出したうめ吉は、庭の隅にまっしぐら。
そこにいた外猫の1匹と、顔と顔を近づけて、そのあと2匹揃って塀の裏へ姿を消した・・・

あのあと、うめ吉の姿は見ていません。
あの夜 初めてガツガツとエサを食べてからは、時間で近くまで来ていたのに、解放してからは全然来ない・・・
良かれと思って保護して、数日ケージのなかに入れておかれたのが、うめ吉にとってはよほど苦痛だったのかもしれません。 
いくらエサはたっぷり食べられても、外の自由な生活から比べると、まるで地獄のように感じたのかもしれないですね。




このうめ吉のことがあってから、ネロはうちへ連れて来られてどうだったんだろう?・・って思っています。

(今朝のネロ。PCのそばで眠たそう・・・)

山の中の釣り堀で自由に歩き回り、お客さんたちから釣った魚をもらって食べていたらしい生活・・・
保護したのは10月だったから、それから1ヶ月後には釣り堀は冬期休業になってたし、そうなるともうエサはもらえない。
近くに民家はないし・・・そう考えると、保護したのは正解だったと今さらながらに自分にいい聞かせたりしてます。
でも、ネロ本人はどう思っているのかな・・・一回聞いてみたいですね。


          では、また