お読みいただく前にひと言・・・
書き終わってみたら、きょうの投稿記事はすごい長文になってしまいました。 すみません。
前々から聞いていた ある家の飼い猫の不妊手術について、、、
飼い主さん(女性)のお母さんと叔母さんが説得してくれて、いよいよ手術を了承したということで、11日(火)に 現場となるその家へ出向いた。
那須塩原市のアパート。
外観からもまだ新しい建物ですが、間取りはというと そこはやはり 同じ一部屋でも狭いかなーと感じる。
わたしたちが行くことは伝えてあったので、きっと気合を入れたかどうかは分からんが・・・とにかく、掃除はしてあったね。
驚いたのは、ネコだけでなく犬も1頭飼っていたこと・・・
犬のことはまったく聞いていなかったので、それでも手術済みなら問題なしと思いましたが、聞けば未手術だって言うじゃない。。。
それならこの際、一緒に手術しましょうよ・・・と言うと、「いや、いいです!」と即答。
嫌がる飼い主さんを母親と叔母さんとで あーだこーだと畳かけ、仕方なくしぶしぶ手術に同意しました。
キッチン+ダイニングルームにケージが2台。
これだけでスペース一杯いっぱい。。。
メス猫が4匹 ↑
この時のケージはまあまあキレイ。 だが、2回目に行ったときはすごかった。
こっちにはオスが2匹 ↑ ↓
トイレの中にスッポリ入って固まり中です。
成猫はオス2匹、メス7匹で合計9匹とのこと。
その他に春に生まれた子猫が3匹・・・
しかし その子たち、みんな目に問題あり。
この子はオスだけど、3匹の中で一番症状は軽いようだった ↓
三毛が2匹、で 上の子、オスが1匹です。
じゃれ合って遊んでる様子は見てても可愛い~ね。
あれこれ話をして、成猫はすべて手術、その中のメス1匹は妊娠中とのこと。
子ネコたちはまだ手術は早いので、とにかく目を治してから、3匹全部うちで預かり里親さんを探すということで話がまとまりました。
事前に里親会のとみたさんに相談し、手術はみなしごさんの栃木拠点で行なうということになっていました。
そうすれば1日で済むから・・・というので。
最初聞いていた情報では、叔母さんという人から
「ネコの数は15匹から20匹ぐらい・・・」
ということでしたが、その家に行っての話は成猫9匹 子猫3匹・・・
手術対象は9匹とのことなので そのことをTELで知らせると、「え? それだけ?」ととみたさん。。。
拍子抜けした感じでした(笑)
とにかく、手術日と時間を伝え、前日にケージなどを届ける約束をしてその日は帰宅。
帰宅後、メス猫 1匹追加の連絡有り・・・
どこかに潜っていて分からなかったと言うが、、、、
飼い主なのに、自分ちの猫の数、しかも、たった10匹ぐらいの数が分からんって、、、、、
そんなことあるかよ~
今にして思えば・・・ この時からなんか、いや~な予感みたいのはあったかな~と思う。
そして、きのう(15日)、犬・猫をケージ3個、キャリー4個に入れて2台の車に載せ、ちょっと早めにみなしごさんに到着。
このバス ↓ わたし、見た途端に感激しちゃって、カメラにおさめました (^▽^;)
途中 省略・・・ ここは書くととっても長くなる。 というより、書かんほうがいいと思う。
犬・猫をTNR手術棟に運び入れてから、みなしご救援隊の中谷さんと飼い主の H さんがドアの前で大揉め・・・とだけ。
それに対して手術のほうは順調にと言えるかどうか・・・
妊娠中の猫は1匹と聞いていたが、なんと、もう1匹いました
また何か病気を持った猫もいたらしい。 近親関係のせいかね~
先に手術した子は麻酔から覚醒し始め ↓
ケージの中で動きだしてます。
こっちは術後すぐの子たち ↓
きのうは他の場所からの子猫たちも運び込まれていて、捕獲器の中で順番待ち状態でした。
大変ですね~ これが日常茶飯事なんでしょうから、頭が下がる想いです。
いろいろいきさつはあるんですが、結論を言いますと、わたしがお願いしたこの家の猫たち全部(10匹)はみなしごさんの栃木拠点で引き取ってくれることになりました。
子猫3匹に関しては、飼い主さんが責任を持って動物病院で診てもらい目の症状を治し、その後にわたしが預かるということに・・・
これについては、中谷さんも知ってます。
なので、そのあとは飼い犬1頭を市に登録すると共にフィラリア予防、狂犬病の予防注射など飼い主として当然の義務を果たしてくれれば良いだけ・・・となるはずでした。 ( ← これさえもやってない飼い主、無責任極まりないです。)
ああ~、なのにですよ~
きょうになったら子猫3匹はわたしには預けないときた!
きのうのきょうよ! みなしごの中谷さんが間に入ってくれたにもかかわらず、180°正反対のことを言いだした!
カチン、カチンときたわたし。
中谷さんにTELをして伝えましたさ。
中谷さんて凄い人です。 その人に会った僅かな時間で、その人の性格・人となりを把握する。
この人はこういう人だから こうするより、こうした方がいい・・・
飴とムチを上手に使え・・・と。
結局 あれこれご指導いただき、わたしのやるべきことを教えてもらいました。。。
こんなゴタゴタは初めてです。
ゴタゴタの原因はすべて飼い主さんの性格。
今回の事では いろいろ勉強させてもらった。 ホントにいい経験です。これに尽きる!
飼い主たるもの、まず犬猫の命の重みを知れよ。
飼い主たるもの、犬猫についての知識を持てよ。
飼い主たるもの、まず自分の生活の基盤を固めろよ。
無収入で犬猫を飼うな。
そして、簡単に犬や猫に癒しを求めるな。
飼い主を癒すために彼らは飼われるんじゃないよ。
懸命に犬猫の世話をするなかで、彼らが飼い主に抱く自然な想いが 貴方をみつめるまなざしや動作に現れる・・・
それを愛おしく感じる気持ちが「癒し」なんだよ。
目の前の犬猫は生きているんだよ。
感情だってあるんだよ。
飼い主の都合で狭い場所に過密状態で、しかも不衛生な環境で飼われるなんて悲劇以外の何ものでもない。
すべての猫が未手術なんて、、、 今まで産まれた命はどうしたのか・・・
飼う以上は避妊手術してよ!
今回の件では納得いく結果にはなりませんでした。
間に入った叔母さんも「何でまた、子猫を残すなんて~・・・」と言ってましたが、
まあね、あの性格を考えたら中谷さんが言われたことも可能性ありかも? と思えたので、そこんところは仕方ないかなって自分に言い聞かせてます。
ハッキリしたこと書かずに こんな言い回しではスッキリしないかもしれませんね~
大ざっぱなかんじで受け止めていただけると有り難いです。
では、また