きのうの午後、富田さんからTELあり・・・
今市の A さんからネコの捕獲依頼があったそうです。
今年の夏に成猫2匹(オス、メス各1匹ずつ)の手術をし、そのメス猫の子供たちが大きくなって手術できる月齢に達したそうです。
TELをもらってすぐにそのお宅に行き、エサをやっている庭を見せてもらう・・・
ネコが普段いるのはこの場所 ↓
屋根下で風当りがない場所。 大きい段ボール箱が寝床になってます。
その家に住むお母さんが最初にたった1匹でやってきたキジトラ(メス)にエサをやったら次々と他のネコを連れて来たらしい。
約半年近くになるという子ネコ・・・ キジトラ3匹、黒い子が1匹、あと成猫のオス1匹が予定です。
持って行った捕獲器2台をこの段ボール箱の下に並べて仕掛け、依頼者さんと一緒に雨の中 近所をひと廻り・・・
1匹の子ネコが後ろ足を怪我した様子で引きずるようにしてると言い、その子を探しながらついでにご近所の様子も見て回ったのです。
ケガをしてる子猫を最後に見たのは一昨日の夕方・・・
ケガをしてから一週間ぐらいになるそうなので、A さん、早く見つけたいと心配されてました。
きのうは冷え込んでとても寒く、また雨降りだし、ネコの姿どころか人影もなし。
雨を避けてどこかに潜ってるとは思いますが、それを探し出すのは難しい。
雨が止まないとネコ探しは無理です。
ご近所廻りを終わって A さん宅へ戻ると、何と何と! 2台の捕獲器に1匹ずつキジトラ子ネコが入ってる~
↑ 別々な子ですが そっくりです^^ わたしには区別がつかん。
即 富田さんにTELし、夜に手術ということになって、A さんが連れて行くことになりました。
その子たちは今日の昼間にリターンされました。
きょうはもう1匹の足にケガをしてる子ネコ探しと、また他のネコの情報も知りたくて、きのうよりも広範囲を A さんと一緒に1時間半ぐらい歩いてきました。
いやぁ~、、、その近辺は野良猫にとっては住みやすい場所だと思った~
家と家の間の隙間、細い路地、人は通れないがネコだったら楽ちんな通路がいたるところにある。
ネコの姿を見つけて追いかけようとしても人間はグル~っと遠回りをしなくてはならず、すぐにネコを見失う。
あと、あっちにもこっちにも空家が多くあって、ネコには格好な逃げ場所になってます。
ご近所では正当な飼い猫のほかに外ネコにエサを与えている家も多くあり・・・
そのうちの1軒に声をかけ、手術のお願いをしましたが・・・
「生保(生活保護のことらしい)なんでそんな余裕ない!」と断られた。
それでもしつこく、かと言って笑顔を保ちつつなるべく優しい感じでいろんな例をあげながら
「手術すればそういうこともなくなるしねぇ~・・・ どうですかぁ~?」
と言っても、うちは2匹だけど、向こうにはもっといっぱいのネコがいるよ、とか
子供が生まれてもだんだん死んじゃうから増えたりしないよ・・・とか。。。
話題を変えられたり、なんだかんだと言い訳じみたことを並べ立てて断られた。
この路地を入って数軒ある平屋の貸家の中の1軒 ↓
庭の奥にいたメス猫 ↓
これがその子供でオスだそうです ↓
「可愛いね~」と おだてて名前を聞いたら、飼い主さんが「とっとちゃん」だって教えてくれました。
とっとちゃんでも、まっとちゃんでもいいけど・・・・
飼われてる環境的には可哀そうです。 ちょっとだけ写ってる庭のようすからも分かるでしょうが、玄関から見た家の中はかなりのもの。
このとっとちゃん、今はまだ子ネコだけど そのうち発情期を迎えるでしょう・・・
遠出してしばらく帰って来なかったり、もしかしたら、ケンカしてケガをしたりして来るかもしれません。
それよりも、、、自分のお母さんとの間に子ネコが産まれる事だってある。
それら全部を説明したけど、まるっきりだもんね。
これ以上はどうすることも出来ない。
他にも「自宅の庭の廃車の中で何匹かのネコを飼ってる人がいる」とA さんが言うので そこも見てきましたが・・・
廃車じゃなくて、ちゃんとナンバーが付いてる乗用車だった。
車の中にはタオルや新聞紙、ネコのエサ袋、エサの容器、その他日用品などがビッシリと・・・
車の窓が開いており、ネコがそこから出入りしてるようす。
車の外に1匹、車内の後ろ席に1匹いました。
この近所は何匹の外ネコがいるんだろう・・・ かなりの数になると思いました。
みんな A さんのように不妊手術に理解を持って協力してくれないと、新しい子ネコの出産を食い止めることはできません。
あしたまた、A さん宅の捕獲器の具合を見に行くことになってます。
※ A さんと別れて帰る途中、車の運転中に着信あり。。。
ケガをした子ネコを隣家との間のすき間で見つけたが、動かないので多分亡くなってるみたい・・・という。
ショックだった・・・・・・・
いつごろ息をひきとったのか・・・
狭い場所へ潜っているものだとばかり思っていましたが、、、
きのうのうちに見つけていれば助けられたかもしれません。
自分の考えの未熟さ、見当違いで、見つけてあげることができなかったことが申し訳なく思う。
ごめんね、、、 合掌・・・
では、また