そのTELを受けたのは3月28日の午後だった。。。
自分の飼い猫を診てもらっている動物病院で教えてもらったとのこと。
猫の里親募集をしたい ということで話しが始まり、いろいろ話していくうちに、
12~3匹の外猫にエサをやっており、近所からの苦情もあって捕獲し、家の中に入れたい・・・と。
それなら、まず手術でしょう! ということで、今回の捕獲作戦となった。
当然わたし1人ではどうにもならないので、里親会に連絡。
代表のとみたさんの都合も有り、急きょ「今度の日曜日に手術」と決まった。
使った捕獲器は13台、それを運ぶのがわたし、
捕獲器のセットと搬送は、とみたさんが依頼してくれた2人の方( ○浦さん・○村さん)となりました。
捕獲当日の日曜日、○浦さんは早朝から現場に行って、1台1台準備をしてセットして下さり、
前の日からご飯をもらってない猫たちは次々とそれに入りました。
最初は8匹捕獲成功。
さらに1匹が入って、1回目の搬送は○浦さんが9匹を那須塩原まで運んでくれました。
そのあとはさすがに間が空きましたが、1匹、また1匹、そして2匹・・・と捕獲器に入り、
それらはバトンタッチした○村さんが搬送。
○村さんには何度も現場と那須塩原の手術室への往復でご迷惑をおかけしてしまいました。
最後の3匹の手術が終わって、その子たちをエサやりさん宅へ届けたのは夜中近くと聞いています。
○浦さん、○村さん、お忙しい中本当にありがとうございました。
おかげ様でエサやりさんも安堵したようすでした・・・
・・が、猫たちにとってはどうなのか・・・?????
というのは、これを見ていただければ分かってもらえます。
きのう、片付け、掃除を手伝いますよということで行ったときに写真を撮りました。
↑ その家の元々の飼い猫がいる部屋です。
ケージの中には1匹、もしくは2匹の猫が・・・↓
上の2匹は親子だそうです。
手前の黒っぽいのが子どもで、奥にいるのが母猫。
この他に足元にもやや小さいケージが置いてあったりで、この部屋のケージには8匹ぐらいの猫でした。
とりあえずは前日に捕獲、手術した猫を早く捕獲器の中から出してやることが先なので、
上の写真の部屋を捕獲猫の居場所にするというので、掃除を開始。
わたしが手伝って約4時間ぐらいしかできませんでしたが、何とか手術後の猫13匹をケージに入れることが出来た・・・
けどね~、こんな感じですー
一番大きいケージです、確かに・・・猫用のケージではないですね。
(ケージの掃除までは手がまわらなかった。 そこまでやるには4~5人の手が必要です)
この大きいケージには4匹が入り・・・
みんなトイレのなかでウトウト・・・
そしてこっちにも、3匹の兄弟が入って ↓
同じようにウトウト・・・
無理もないです。
疲れたよね~、狭い捕獲器の中で長時間、緊張しっぱなしで。。。
エサやりさんに即 いつものご飯をやってもらいましたが、どの子も見ている間は食べませんでした。
続いて水を入れてくれるようにお願いし、またケージの周りの片づけと掃除・・・
捕獲した13匹はそれぞれ、3匹、3匹、4匹、1匹、1匹、1匹とケージイン。
真っ白い猫が3匹、黒白、やや長毛の子もいたりですが、おそらくみんな近親だと思う。
でも、この環境では誰が見てもまずいと思うにちがいないですよね。
最初の内はこのままでもよいが、室内の環境と、以前からの先住猫たちに慣れてきたら、
徐々にケージから出してくれるようにとの話しはしました。
13匹の中には可愛い子もいるし、手で捕まえても無抵抗の子もいたし、、、
あまり時間がかからずに、里親募集出来るぐらいの人馴れもOKになると思った。
自分に余裕があれば・・・
1匹でも、2匹でも引き取れるのに・・・
捕獲器13台を車に積んで、3時ごろにエサやりさん宅を出て那須塩原まで捕獲器を返しに行き、
その道々、あのケージの光景が浮かんできて気分が沈みっぱなしでした。
エサやりさん、気持ち的にはすごくいい人なんですよ。
話しをしているとそれが分かる。
年齢的にわたしと近いせいもあって、同調する部分も多いし、共感もできたりしました。
だからという訳でもないが、猫の飼い方、改善すべきことについての話しもあまり強くは言えずで、
今 後悔みたいな気持ちもある。
また近いうちにその後の様子を聞くべく、TELをするつもり。
少しずつでも片付けて行く・・と言った エサやりさんの言葉を信じたい。
では、また