猫日和

再度のタイトル変更! 釣り記事は非公開
猫記事を気楽に綴ります^^


 

猫の保護・譲渡に想うこと

2018-09-20 13:24:37 | 里親募集

今年の春に
仕事のことや、今いるネコたちのことや、
さらに何よりも自分自身の年齢、体調を考えて、猫の保護や里親探しの活動は止めようと決心した・・・
はずなのに、ここへきて また猫の相談が来ています。

事情を聞くとどうしてもキッパリとは断れず・・・
ましてや、猫を見ちゃうとこれまた、ほっとけない気持ちになっちゃうのです。

成猫なら不妊手術だけは搬送してやってもらうから、その後のエサやりはお願いできると有り難いな~と思いますが、
これから秋~冬にむかってだんだん寒くなることを考えるとエサやりだけでは可哀そうだと思ってしまう。

だからってどうする?

保護するのか?
どこへ?  
うちへ?

無理だ、これ以上は・・・

保護して、さて 馴れたから里親さん探しっていっても、里親さんが見つかる可能性はどのくらいあるか。。。
あせらずに、時間はかかっても見つかればいいですが、もし、そうならなかった場合にはうちの子ってことだし。
どうしても慎重になって、なかなか結論は出ません。

以前 あるお客さんと店での立ち話の中で、
「お金を支払ったり、自分の家まで届けられて家ン中を見られるなんてことだと、貰い手はいないよ」
と 言われたことがあります。

その人がいうには、
たとえ手術済みでも野良猫になんで万以上の金をはらうんだ、
貰ってやるんだからタダが当然・・・ということなのだ。

付け加えて、
家ン中だけで飼うなんて猫が可哀そうだとも言い、
自分の家の周りは田畑だから交通事故の心配なんてないから、そういう人にはやったらいいんだよ・・・と。

わたし、ダメだ こりゃあ~・・ってことで、その後は真面目な会話はしませんでしたけどね。

『貰ってやる』なんて人はお断り!
『うちへ来て下さい』『うちの家族になってほしい』 
そう望まれてのお届け以外、その子の本当の幸せはないと思っています。

譲渡時の費用についてもしかり。
不妊手術をし、ワクチン、駆虫などの医療措置がなされている猫なのに、
「野良猫なのにタダじゃない」とは何たる言葉。

そこは納得して当然支払うべき費用をきちんと払ってくれることこそ、
迎えるその子に対する最初の責任を果たすことだと思います。

保護から数ヶ月、もしくは数年(?)、
毎日毎日 世話をして、やっと里親さんが見つかって譲渡・・・それはとっても嬉しいものです。

でも、それで終わりではなく、
そこからがまた始まりだと思ってる。

里親さん宅で大事にされて本当に幸せかどうか・・・
里親さんからの近況報告などで見届けてこそ、やっと保護主としての責任から解放されるのだと思います。
(里親さんの誰もが近況報告をくださるわけではないのですが・・・ いただくと、本当に嬉しいのです)

猫を(犬も)保護して里親を探すってそんなに簡単なことじゃありません。
お金もかかるし、時間も、そして労力もハンパなく費やしてのこと。

だから、保護した子たちには絶対に幸せになってほしい。
だから、譲渡に関しての条件も厳しいかもしれません。

そのことを理解してくれて、迎えた子に愛情を注いでくれる里親さんをお待ちしています。

 

「保護っ子の里親探しにはお金も、時間も、労力もハンパなくかかる・・」

それが解ってるから、新たな猫の情報に困惑してます。

区切りをつけるって、、、難しい・・


          では、また