エサやり現場の猫たち

きのうの午後は（何を血迷ったか） 子猫たちを保護したエサやりさんの家へ行って来た。

今年預かった子猫たちの譲渡の報告と
まだ未手術の成猫の捕獲の予定について話しをするために･･･

きょう（30日）の夜ぐらいから寒波のせいでまた雪が降るらしいし、
しかも前回よりもさらに強力な寒波らしいですよね。
そうなると雪道走行が心配なので きのうしか行ける日はないと思いました。

うちから車で40分ぐらいかかる地域、
県北なので雪が多く、前回降った雪も当然融けきらずに残ってる。

道路の端っこの雪が融けて朝晩は路面が凍ります。
これからの時期はトンネルの中や橋の上なども慎重に運転しないとね。

エサやりさんの家の周りにも雪かきした雪が高さ1メートル20センチぐらいまで積まれていて
その前には無数の猫の足跡あり。
こんな寒い場所でみんな冬を越さなきゃならないなんて･･･

近くには寝場所も作ってありますが、外には違いないですからね、そりゃ 寒いと思います。

 

と、まだ午後の2時半ぐらいなのに
ご飯が欲しいのか、数匹の猫たちが集まっていた。

エサやりさんと話していると入口付近でうろうろしてる猫たち。
まもなくご飯をもらって食べ始めた　↓

上の写真の手前の子、歩いているのを見て思い出した。

以前エサやりさんのTELで、
前足が1本ブラブラしてる子がいるという、あの時聞いたその子猫でした。

左前足が内側に折れて曲がったままです。

どうしたらいい？ なんて呑気なことを言ったエサやりさん、
とにかく病院だよ　って言いましたが 結局連れて行かずにそのまま放置したんです。

素人だから分かりませんが、関節部分で曲がってるみたいで、
もう時間が経ちすぎて元通りには治らないのかな？

話しをしながら その子の動きを見てると
今は痛みはないようで、高さのある所にジャンプもできるし
他の子同様に動き回っていた。

でもね、、、、
やっぱり気になり、

エサやりさんとあれこれ相談・・・・・

あとで揉めたくないので言いにくいことも話して

こうなりました　↓

頭のいい子で もちろん警戒心も強く
入りそうで　なかなか入らず

捕獲器の前においた誘いエサだけ食べては離れる･･･ を  3回繰り返しました。
しだいに夕方にはなるし、今度入らなかったら諦めると言いつつ、
ちょっとずつ場所を移動して  4回目にようやく成功！

今はいつも通り　店の倉庫にいますが、
このまえ注文したジャ○ネットのヒーターがまだ届かないため
茶の間の電気ストーブを倉庫に移動できないので
2時間おきにファンヒーターのスイッチをいれて23℃まで室温を上げるようにしている。

で、さてこの子をどうするか？　ですが、

結論を言うと

みなしごさんへお願いすることに　エサやりさんに承知してもらいました。

きょう、午前中には連絡を入れて、引き取りOKなら午後に連れて行く予定です。

できる事なら里親募集したいけどね、
この子の左手のこともだけど、まずは人馴れ修行から始めなきゃならないし、
今現在 わたし自身 ちょっと不安材料があってそこは自信がない。

人の愛情というものを知らずに成長して
それって不幸なことかもしれないけど、今の状況ではやむを得ないし、
それが最良の決断だと、、、、、、自分に言い聞かせています。

猫たちにエサをやってるすぐ前は車が走る公道です。
今までにも何匹も交通事故で亡くなってる話し。
この捕獲器の子猫だけじゃなく みんなが危ない場所でエサをもらってるわけ。
日当たりは悪いけど建物の後ろ横のほうでエサをやったら･･･と言うと、
これ見てよ  と案内されて行き、
雪の多さに  こりゃ無理だわ  って理解しました。

きのう見ただけで6匹の猫を確認。
オスの去勢はしたくないエサやりさんだけど、
何とかその子たちの手術についても話をつけなくちゃと思ってます。


　　　　　　　　　　では、また