皆さんは、日頃の暮らしの中で「福祉」という言葉を見聞きした時に、何を心に思い浮かべられるでしょうか。
また、組織で働かれている方々にとって「福利厚生」をどのように理解されているでしょうか。
「福祉」も「福利厚生」も、常識的に「認識」されていると思いますが、その本意を「理解」出来ている方々は、さほど多くないかもしれません。
今更の話ですが「福祉」とは、社会に於ける人間の尊厳的幸福創造です。
社会的弱者の救済だけではなく、全ての人間にとって、「ふ」つう(普通)の「く」らし(暮らし)を「し」あわせ(幸せ)にするのが「ふくし(福祉)」です。
また、「福利厚生」とは、企業等組織に於ける、雇用者(経営主体)から被雇用者(労働役務を提供する従業員・社員等)に対する、『幸福のご利益(りやく)』→福利 を与えて社員等働く人々の人生を健康かつ豊かにする→厚生 ことです。
その目的は、社員等がわくわく健康的に価値創造活動に専心(ワークハピネス)し、結果として組織の発展(コーポレートハピネス)を実現してゆくことです。
当たり前の話ですが、「社宅の提供」や「保養所利用」「旅行割引」や「施設利用ベネフィット」などの『フリンジベネフィット』を与える事自体が「福利厚生」ではありません。
それらは、あくまで手段にすぎません。
私の活動主体であるHappy Life Design Lab(HLD Lab)は、事業内容を一言で言い表す事は難しかったのですが、これからは、社会や人々にとっての「幸福価値」を創出し、全ての人間が、幸福を自律的に意識できる「わくわく人生時空間」を創造してゆく、謂わば「福祉・福利共創事業」ともいえる事業活動と紹介してゆくのもありかと思う日曜日です。
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