ハッピーライフ デザイン

幸せな人生をデザインしてゆく「羅針盤」ブログです

心理学効果と法則を知ろう!

2017-08-08 07:00:13 | 日記


様々な人間の「感情」や「想い」が複雑に絡み合う組織社会で仕事をすれば、誰もが、多かれ少なかれ、心に「ストレス」を感じるものです。
適度なストレスは、緊張感となり仕事の能率を上げる効果がありますが、過度なストレスは、心身への悪影響を及ぼすことにもなりかねません。

「働き方改革」には、働く人たち一人ひとりが、適切に「セルフ・マネジメント」が出来るようになる事が必要です。

「ストレス・マネジメント」もその一つです。

私は、心理学の知識が「ストレス・マネジメント」を上手くやるヒントや気づきになると思っています。
難しい心理学理論を勉強する!という事ではありません。
基本的な法則や理論をキュレーションするだけで「心理学効果の意味」が見えるようになり、日常の悩みをフワリと解きほぐし、ストレス軽減や問題解決のきっかけを探し当てる事が出来るようにになると思います。

知ってみると「あるある話」の心理学効果や法則が色々とあります。
何か難しそうに思われますが、一部紹介します。

【カラーバス効果】
意識していることほど、関係する情報が自分のところに舞い込んでくるようになるといったものです。好奇心と行動が必要です。

【カチッサー効果】
ある働きかけをする(受ける)ことで、簡単に行動を起こしてしまう!
「善は急げ」となれば良いですが、「覆水盆に返らず」となる事もあり、要注意です。
 
【カリギュラ効果】
ダメだと言われたら、逆にやりたくなる。
天邪鬼な意識は、人間誰もが持っているものです。

【ゲインロス効果】
最初の印象を下げてから後の印象を上げると、評価が急上昇する。
人間社会での処世術です。
 
【ツァイガルニク効果】
上手くいかなかったことや中途半端なことの方が気になる。
連載漫画の次が気になる!のもよくある話です。
 
【テンション・リダクション効果】
やることやったら気が緩んで、いらないものも買ってしまったり、無駄をしてしまう事ありませんか。


【プラシーボ効果】
思い込みの力で、何の効果もないものに効果が生まれる。
偽薬効果ともいわれますね。
指導法として大切な知識です。

【パーキンソンの法則】

第1法則「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」
第2法則「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」
引用元:wikipedia

要は「人間は与えられた分の時間やお金を全て使ってしまう」という法則のことです。

提出期限が1カ月先の資料つくりは、「まだ1ヶ月あるから大丈夫」と思い「ゆとり時間」と感じてしまう事がありますよね。
でも、単なる「引き延ばしの時間」になってしまうことありませんか。
1ヶ月という時間を与えられた場合、ギリギリまで手を付けず、明日提出期限!となってから慌てて付け焼き刃仕事をするのも「パーキンソンの法則」です。
「学生症候群」とも法呼ばれています。

仕事は、自分の中でこまめに目標期限を決めて、PDCAを回してゆく事が大切です。
そして、
・常に効率アップのための工夫をする
・前倒しのスケジュールになることを目指す
・時間が余ったら行うことを決めておく
・最初に完成形の品質レベルを決めておく
・仕事を磨き上げる時間を、あらかじめスケジュールに入れておく!
のも大切です。


【ジャネーの法則】

人間は、年齢を重ねてゆくと、生きてきた年数によって1年の長さの比率が小さくなり、どんどん時間が早く過ぎてゆくと感じる心理的な時間経過法則です。

皆さんも、子供の頃は1年が長く感じられた記憶がありませんか。
それに比べ、大人になってからの時間の流れは何とも早い事!

ジャネーの法則によると、
20歳から80歳くらいまでの長い年月は、0歳から20歳の体感時間と同じということになるとのこと。
つまり、人は20歳になると主観的、体感的には人生の半分の時間を過ごしてしまったことになるのです!
大人の体感時間は短い! を意識してライフスタイルやワークスタイルをデザインしてゆく事が大切です。

【選択回避の法則】

選択肢が多すぎると、逆に選べなくなる!という心理法則です。
「決定回避の法則」とか、「現状維持の法則」ともいわれます。

経営にFM提案をする時に、「50種類の対策を考えました。どうぞ、お好きな物を選んで下さい!」などといっても通用しませんよね。
また、「何を変えたい!」と思った時にも決定権を持っている人たちには「現状維持の法則」に支配されている事を認識しておく事が大切です。


【引き寄せの法則】

何か楽しいことを考えると、同じように楽しい思考が沸き起こり、不快なことを考えると次々と不快な考えがふくらんでしまう事ありますよね。

「引き寄せの法則」と呼ばれる心理法則です。

「夢は必ず実現する」と強く思っている人には、意志力や行動力が伴います。
欲を出し過ぎず、自然体で努力を重ねてゆく真摯さ が周囲の環境を変えてゆき、自分の夢を実現できるようになります。

仕事でも通用する心理法則です。

法則の呼び名を覚えるのが目的ではありません。管理職階・経営職階に就いている方々は、チーム・組織運営の知識としてこれらの法則を知っておく事が大切です。

ホラクラシー型評価制度「Unipos」に注目!

2017-08-05 08:48:10 | 日記




社員が同僚の成果や努力を讃える評価制度が注目されてきています。

従来より、360度評価制度なるものはありますが、直接「ピア・ボーナス」として、賞与支給額に反映させる仕組み!それがFringe81株式会社が提供する「Unipos」という仕組みです。

私は、組織社会に於ける「人事評価」システムに一石を投じる事になるのでは!と思います。
*詳細は添付をご覧ください。

https://unipos.me/ja/

さて、社員同士で評価し合うシステムとは、同僚や上司の仕事振りや活動をリアルタイムで感じ、その行動や価値に対し「凄いな!」と思う気持ち、そして「感謝」の気持ちを添えて相互に「讃えるポイント」を贈りあうものです。
その「讃えるポイント」が賞与額に反映されてゆくものです。
Fringe81だけでなく株式会社シンクスマイルのバッジシステムも同じコンセプトの評価システムです。

働くことに対する価値評価軸は、「成果」という結果だけを見据えたものではなく、成果を出す過程において、仲間との協働・助け合い意識をどれだけ持てているか、そして同僚に「感謝」の気持ちや「リスペクトの心」をどれだけ感じてもらえているか!のリアルタイム評価軸こそがエンゲージメントパワーを高める要素になってくると思います。

ヒエラルキー組織に於ける目標管理システムたる「成果主義」から、ホラクラシー型組織での「相互感謝主義」への移行!

まだまだ時間がかかるかもしれませんが、「働き方改革」の本質は、私たち一人ひとりが、人間らしい仕事が出来て、豊かな気持ちと幸福時間を持てる社会の実現です。

Unipos! 注目してゆくたいと思います。

「幸福の習慣」から読み解く「働き方改革・変革」の在り方とは!

2017-08-01 07:21:20 | 日記
 

この本は、世論調査やストレングスファインダー等でも有名な米国の「ギャラップ社」が150カ国で調査した結果をもとに、統計的に幸福について論じた本です。
著者の一人、トム・ラス氏はギャラップ社のコンサルタントです。

人間が感じる「幸福感」を、全世界規模(曰く全人口の98%とのこと!)でアンケート調査手法により統計解析を行った結果が、平易な言葉で解説されています。 

人間 誰もが「幸福」な人生を送りたい!
と願っています。

でも、どうすれば、幸福になれるの?
との哲学論議は様々です。

この本では、以下の「5つの要素」が上手く
組合わされてこそ「幸福」を実感できる!
と統計的解析により結論付けてい
ます。 その5つの要素とは、 

 1、仕事に情熱を持って取り組んでいる
-仕事の幸せ

 2、よい人間関係を築いている
-人間関係の幸せ

 3、経済的に安定している
-金銭的な幸せ

 4、心身共に健康で活き活きしている
-健康の幸せ

 5、地域社会に貢献している
-社会の役に立つ幸せ

 言われてみれば、当たり前の事ばかりですよね。でも、国や地域を超えた全ての人間に共通するものです。

ここで「仕事の幸せ!」を実感できる要素...をチェックしてみましょう。

皆さんの仕事は

・ワクワク出来ていますか?
・楽しんでいますか?
・喜びを感じていますか?
・熱意を持てていますか?
・「苦役」になっていませんか?
・自分らしさを感じていますか?
・自律的に行動出来ていますか?
・スティグマに晒されていませんか?
・自分の自由時間を持てていますか?
・同僚や仲間への思いやりがありますか?
....etc

といった事、皆さんの日常の仕事生活において自問自答して見てください。

全てがYesの方は少数派ではないでしょうか!

私が思う「働き方改革・変革」とは、多くの人が、こうした仕事の幸せを感じられる社会に変えてゆく活動だと思います。

長時間労働問題や、在宅勤務スタイルの導入等の問題も大切ですが、本質を見誤らないようにすることが重要です。