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スーパーダイバーシティ&インクルージョンの実践とSDGs

2019-11-09 22:42:12 | コラム

多様性の社会!

社会経営には、「ダイバーシティ&インクルージョン」が求められていますが、価値観や常識観、そして宗教観や人生観の異なる人間集団においては、簡単に実践出来るほど単純なものではありません。

組織社会での「ダイバーシティ」の意味は、『ダイバーシティ・マネジメント』に置き換えて考えるのが一般的です。

ダイバーシティ・マネジメントでは、性別、人種、国籍、宗教、年齢、学歴、職歴など多様さを活かし、企業の競争力に繋げる経営上の取組です。

企業経営では「ダイバーシティは重要」との意識を、多くの経営者は認識されていると思いますが、どれほどの方々が「インクルージョン」つまり、「受容」できているかは定かではありません。

経営者にとって、自身の価値観や人財観にそぐわない『社員』の行動や活動、そして価値創造のプロセスを認知した時に、「ダイバーシティマネジメント」として受容出来るかどうか!が経営胆力として問われます。

心の中での『想い』はあれど、これも「ダイバーシティ」と受け入れて「任せる」度胸と覚悟を持ち得てこそ「インクリュージョン」
が出来るのもの。

『ダイバーシティ&インクルージョン』の目的は、人間集団が多様な価値観や意識感をブレンドさせて「社会善」を紡ぎ出し、SDGsにも謳われている理念を実践してゆくもの!と私は考えています。

『社会常識』には一定の規律が求められ、自浄力が働くものですが、「組織内常識」には文化・風土という名の下、意識の動脈硬化が進行してしまう傾向があり、他の組織社会とは隔絶されるリスクがあります。

意識の動脈硬化を予防するには「スーパーダイバーシティ&インクルージョン」という、組織血液をサラサラ化してゆく「意識変革」を組織内に醸成してゆく「場」つくりが大切です。

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1 コメント

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リベラルアーツ (グローバルポリシー)
2024-05-03 21:08:05
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタインの理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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