チェンジエージェント! 何それ⁉︎
と思われる方もいらっしゃると思います。
『チェンジエージェント』は、人間集団の中で、組織的な「活気」をさりげなく醸成してゆく「サーバントリーダーシップ」意識を持つ「組織のファシリテーター」です。
重要なミッションのひとつは、組織風土・企業文化を変革して、風通しの良い活気ある組織を創る事。
組織で働く人々にとって『そんなことは自分の仕事では無いし....!』と思われるかもしれませんね。
でも、組織を、躍動感に溢れ、且つ柔軟でありながら筋肉質の体質に変質させてゆく改革・変革推進者「チェンジエージェント」は、どんな仕事をしていても、「組織の潤滑油的心意気」さえあればミッションを担えるものです。
身近なイメージでは、例えばサークル活動などで「盛り上げ役」や「ムードメーカー」的な人いますよね。
「チェンジエージェント」は、組織のムードメーカー&ファシリテーターとして、組織のヒエラルキーライン(部長、課長、係長といった序列)だけで仕事をするのではなく、他部門や仕事に関連部門で働いている人たちとのウエル・コミュニケーションをつくってゆく人々。
広い情報ネットワークを持って、社職員の本音や想いを知り得る「現場仕事」に携わっている事も必要要件の一つです。
生の組織の舞台裏を知ることで「組織の体温」調節が出来るのです。
こうした役回りの仕事は「総務」とも呼ばれます。(総務部員の仕事と言う意味ではありません!)
もちろん、人間それぞれの得意不得意がありますから、無理は禁物です。
ちょっとした「自分を変えたい」との思いがあれば、この「心意気」を頭の片隅に!
以下は、当たり前の事ばかりではありますが、チェンジエージェントとして意識しておくべき幾つかの具体的ポイントです。
・自分自身が元気に明るく振舞い、わくわくしながら日々活動すること(これが、なかなか難しいですが...)
・そのためには、複雑人間社会での耐性(レジリエンス力)を習得する事。
キーワードは「幸福追求」
・洞察力や観察力を磨こう
人間への好奇心を持つ事がポイントです
・ハンズオンの姿勢(なんでも自分で行動すること)と共に汗をかく(指示ではなく共働)こと
・相手の面子を潰さないこと
人間心理の研究と学びが大切です
・理想を追い過ぎないこと
自然体が一番!
やたら変えようと張り切り過ぎない
・声な大きなサポーターを得る
仲間つくりてます。ある意味これが一番重要!
・無理せずテクニックにおぼれないこと
・戦わずして勝つ
なかなか難しいテクニックですが!
要は、大局的な視点を持ちながら地道な取り組みを継続してゆく事に尽きるのですが、ちょっとした「こつ」を知っておくか否かで取組成果に差がついてしまうように思います。
HLD Lab ではこの「こつ」を共有してゆく『盛幸塾』(私が塾長です^_^)を開塾しています。ご関心ある方は個別相談下さい😊
コロナ禍で「オフィス」への考え方、というより「ワークスタイル」、固い言い方をすれば「雇用契約に基づく勤務形態と勤怠管理」の考え方が急速に変化し始めています。
就業規則に則り、職場たるオフィスに「出社」し、例えば、毎日9-17、週に40時間の「労働拘束時間」で「働く」というワークスタイルの常識が、パンデミックとなっているコロナ感染回避のため「出社統制」「在宅リモート就業」を余儀なくされています。
仕事場としてのリアル空間たる「オフィス」に、役職社員等が集合して「働く」スタイルを前提とした今までの「オフィススペース・マネジメント」とは、
・『物理占有面積・空間』の効率化と最適化
・スタッキング、ブロッキング、レイアウトの業務能率と効率性適正化
・執務環境の適正化
・コストバランス
といったところでした。
しかし、ポストコロナの「ニューノーマル時代」に向けて、「オフィススペースマネジメント」は、『スペース・ポートフォリオ・マネジメント(SPM)』にトランスフォームしてゆくことになるでしょう。
「働く場所」が、職場(オフィス等)に限られることなく、フレキシブルに価値創造活動を行う時代の幕開けです。
勿論、対面で仕事をする職種やオフィス等での仕事が不可欠な職種もあり、全てがフレキシブルとはいきませんが、かなりの職種に関しては、フレキシブル・ワーキングスタイルが適用されることが予想されます。
そうすれば何が変わるのでしょうか?
『オフィス不要論』は極論の一つですが、「ワーキングスペース」と「ライフ&リビングスペース」を調和させた、戦略的『スペース・ポートフォリオマネジメント』が必要になってきます。
組織の「場」創りプロフェッショナル『総務FMプロ』の出番です。
ここでは、考え方の一端を紹介しましょう。
ワーキングスタイルを因数分解してみると、
・シングルクリエイティブワーク
・アイデアソンワーク
・ディスカッションワーク
・ブレインストーミングワーク
・コ・クリエイションワーク
・ロジカルシンキングワーク
・メディテーションワーク(ディープシンキングワーク)
・リサーチワーク
・ふらめき誘発ワーク
・雑談ワーク
・バイオフィリックワーク
・リラクゼーションワーク
・リビングワーク
....etc
従来のワークスタイル理論の視点では、
・ソロ(シングル)ワーク
・コ・ワーク(共創ワーク)
・ジョイント&コラボレーションワーク
・チームワーク
といった区分けとなります。
こうした多様なワークスタイルを「オフィス」だけではなく、様々な時空間スペースで仕事をしてゆく「場」の候補として、
・自社オフィス空間(ソーシャル・ディスタンスキープや三密回避)
・サテライトオフィス(自社の関連スペース)
・公共スペース(公民館やコミュニティセンター、貸しスペース、図書館、公園など)
・コ・ワーキングスペース(WeWork,ワークスタイリング、アラマンダワークコート、ZXY地域のコワーキングスペースなど)のドロップインまたはサブスクユース
・レンタルスペース(貸し会議室やイベントスペースなど)
・ホテルのデイタイムユース(APAなどが提供中)
・ワンルームマンションスペース
・民泊施設や古民家コワーク
・新スタバ/Think Lab スペース
....etc
といったスペースの組み合わせ活用法が考えられます。
ABW x SPM
Activity Based Workstyle
✖️
Space Portfolio Management
この統合的ワークプレイスマネジメントの巧拙が重要な時代となります。