ハッピーライフ デザイン

幸せな人生をデザインしてゆく「羅針盤」ブログです

「パフォーマー」という感動エバンジェリスト!

2019-01-28 08:37:23 | コラム


この週末は、2回目のボヘミアン・ラプソディーをIMAXで観ました。
伝説的なQueen のパフォーマンス再現や、フレディ・マーキュリーの生き様、そしてLive Aid のシーンに感動しました。

感極まる時間! 自然に涙が出る感動体験!
ロックの持つパワー、そして素晴らしいスターたちのオーラを、映像を通して体感できる喜びに感涙のフィナーレでした。

フレディマーキュリーが、限られた命の時間を「パフォーマー」として生き抜いた物語は、私たちに沢山の示唆を与えてくれます。

そして、スポーツアスリートの持つパワーも感動や勇気を与えてくれます。
大坂なおみさんの全豪テニス優勝の瞬間は日本中が歓喜に包まれました。
彼女も、テニスプレーヤーとしての「パフォーマー」です。

人々に感動を与えられる人!
「パフォーマー」は、感動エバンジェリスト
だと思う次第。

でも、プロフェッショナルパフォーマーを演じることは、計り知れぬ努力と苦悩があるもの。
「嵐」が活動休止の発表をしました。
彼らも多くの感動メイクをする「パフォーマー」です。
残りの活動を応援しつつ、多くの感動をファンには届けてゆく事を楽しみしています。

「感動エバンジェリスト」たるパフォーマーは、私が目指している「幸福社会創造」たる「場」創りにはなくてはならない存在です。

年齢基準強制雇用終了制度『定年制』の意味とは!

2019-01-18 18:25:43 | コラム


近未来には「人生100年時代」が到来すると言われています。
リンダグラットン女史の「ライフシフト」が話題となり、政府や財界の意識が変わりつつあります。

これからの日本社会は、少子高齢化の波で労働人口は減少してゆきますが、一定年齢(例えば65歳)になると組織側から雇用を終了させてしまうまう「定年制度」が、日本経済や日本社会、ひいては私たち一人ひとりの人生に及ぼす影響を掘り下げてみる意味は重要です。

そもそも、日本の組織社会に「常識」として定着している意識感は、「定年まで勤め上げたあとは悠々自適に人生を楽しむ」と言った価値観や人生観です。

頑張って仕事一筋の人生を過ごしてきた方々は、人生のオアシス時間も必要でしょう。また、組織にとっての新陳代謝もある意味必要かもしれません。
然し乍ら、人生100年時代に60-65歳で組織社会での勤めを卒業して、残りの数十年の時間を悠々自適に過ごしてゆく事が本当に「幸福人生」と言えるのでしょうか。

日本の組織社会に於ける「定年制度」は、「年齢」という画一基準だけで、その組織で貢献してきた知見・経験値の高い人財の価値創造活動を強制的に終了させるものです。

『年齢基準強制雇用終了システム』ともいえるかもしれません。

もちろん、組織側の事情もあります。

体力やパフォーマンスが落ちてくる「年代」をいつまでも雇用しておくより、組織の新陳代謝を活性化してゆくことで、組織活力を維持向上させてゆく方が合理的!と考えるのも一理です。

若い世代のエネルギッシュな価値創造活動に期待する組織論理は当然かもしれません。
一方、人生の経験値に拠る「智恵」を価値創造活動に活かす事を組織として真剣に考えてゆくことも問われる時代となっています。


「年齢」という画一的な基準で、組織社会で働く機会が制約される制度のPros and Cons を、他国の状況をも確認しながら、これからの日本社会ではどうあるべきなのか!
考える事が必要です。


本来の総務仕事とはWell Balanced 「戦略・経営総務」! 改善・効率化の先にある『価値創造仕事』とは

2019-01-11 16:36:18 | コラム


総務部に期待されている仕事でよく聞く話は、「効率化」や「コスト削減」施策!

『昨対比率x%コストを削減!』

『業務工数の30%削減して2.5人工が2.0人に効率化』

といった「成果」を出すことが総務部の評価指標となります。

総務部門のようなノンコア コストセンターは、出来るだけスリム化して人件費コストを抑える戦略が組織貢献!

かのドラッカーも、ノンコア業務に携わる人をコア業務にシフトさせることが成長戦略!
と唱えていたりします。

今までは人がやってきた「定型ノンコア業務」を、ロボティクス(RPA) 化して、価値を生まないノンコア雑務から解放されれば、「本来のコア仕事に人材をシフトできる」!などと言われたりします。

「価値を生まない」ノンコアはアウトソースかロボティクスに移行させて、正社員は「価値を生む」仕事にシフトする!
一見聞こえの良い話ですが、現実は簡単な話ではなく、またなかなか厳しいものです。

従来型総務が「成果」が出した先に待ち受けるもの!

それは「合理化」の名の下で、人員の配置転換や雇い止め!といった総務にとってアンハッピーな流れになる可能性。

定型作業から手離れできれば、本来やらなくてはならない総務としての「価値創造業務」に従事できる!かも知れませんが、総務本来の役割の意味(当たり前維持)の価値を認識した上で、「総務ができる価値創造業務」とは何か!を経営と現場で、明確な共通理解をしておかないと、人を減らすだけの「コスト削減施策」にしかなりません。

総務の本来業務とは、オペレーション総務と管理総務業務を合理的に対処しながら、『戦略・経営総務』に取り組んでゆく仕事とも言えます。

組織社会に価値創造を提供してゆく高付加価値創造の仕事です。

具体的には、

・組織統制と働き方変革のデザインと実装

・シニア層の働き方設計と仕組み構築

・社会弱者の社会貢献デザインと実装

・人と場をプロデュースする「場」つくり

・危機管理とリスク管理

・組織コミュニティマネジメント

・組織の活性化と躍動サポート

・幸福ワクワク組織の創出

・従業員と経営者の健康とハピネス創造

・組織の発展と社会の繁栄にむけたSDGs推進

広義の「総務」が果たすべき戦略的な役割は広範に渡ります。

でも、これらの仕事を、今まで「定型仕事」をしてきた人たちが直ぐ出来る訳がありません。
総務本来の価値創造業務を担える人材を育ててゆくには、一定の時間が必要ですが、組織の論理からは待つことを許容してくれません。

ではどうなるのか?
多くのケースは「人員削減」という現実です。
このスパイラルに入ってしまうと、総務の力を成長させてゆくことは出来ません。
ノンコアが「組織を支えている価値」を軽視してしまうと組織は機能不全を起こします。

総務の本来業務を明確にして、総務プロが育ってゆく組織内の環境整備と、社会からの更なる理解が求められる時代です。

「自然資本」主義の社会「場」つくりを目指して!

2019-01-08 14:08:28 | コラム
昨年より、自然環境の中で働き暮らすスタイル「Nature Fixed LivingWork Style 」を提唱しています。


五感・ダイアログCAMP/よるの森のハイキング 代表の河村智行さんとの出会いは、私が考えていた「Nature Fixed LivingWork Style」にまさにマッチしており、直ぐに意気投合しました。


「自然力」が「生きる意欲」を醸し出し、働く意欲や知力の創造的生産性を高めてゆく効果が期待できる「バイオフィリア・ワークプレイス」は、これからの時代の「働き方改革」に不可欠なものと確信しています。

具体的には、「森のネットワーク」構想を河村さんの活動とコラボさせていただきながら進めてゆく予定です。

河村さんの活動の一旦は下記をご覧ください。

https://www.yorumori.jp/2019/01/01/自分を感じる時間-2019年ご挨拶/

また、「海のネットワーク」構想は、私の地元である湘南茅ヶ崎の「チガラボ」https://chiga-lab.com/ の清水代表との出会いから、「海辺ワークスタイル」のアイデアが閃いたもの。
既に、南紀白浜で マスマスカフェとして、「コワークバケーション」を展開しているケースもあります。

https://massmass.jp/event_and_school/1104_massmasscafe_wakayama/

こうした自然の中で、コ・ワーキングできる環境が整ってくると(リモートワーク環境や就業ルールの弾力化等が不可欠です)働き方そのものの考え方も変わるはず!

そして、自然資本材を活用した環境経営にも資すると共に、地方が持つ豊かな自然資産を活用した経済創生を信じて、「自然資本」主義を意識した社会「場」つくりに邁進してゆく所存です。

皆さんもこの活動 ご一緒しませんか!