ハッピーライフ デザイン

幸せな人生をデザインしてゆく「羅針盤」ブログです

体系的「場」つくり理論シリーズ その43 インテリジェンス型「場」つくり

2022-10-16 14:38:00 | 日記

「インテリジェンス」とは、知能やそれの働き、あるいは知能が働く上で利用する情報群などを内包した概念です。
組織の「場」つくり、そして社会の「場」を演出創造してゆくには、「インテリジェンス」センスが不可欠です。

インテリジェンスは、「情報群」を『意味解析』し、人類にとって「有意で意義」ある「付加価値創造」してゆく行為です。
映画の世界では、悪を相手に諜報機関の工作員(スパイ)が、超絶スーパーヒーローとして描かれる世界ですが、現実社会では007とはいきませんが….!

コーポレート・インテリジェンス戦略は経営企画部門のミッションであり、その実践現場の内容は、最たる企業機密事項として情報が表に出てくることはありません。
そこで、インテリジェンス型の「場」つくりの取組方の一つである「データ」と「情報」、そして「情報群」の意味と価値創造につながる解析並びに分析の手法についてお話しします。

情報・デジタル&ネットワーク社会では、膨大な「情報」が溢れています。ここでの「情報」の意味はSNSなどを含めた、テキスト、映像、音声等の全てを「情報」と定義しておきます。

そのデジタルサイズは世界中合わせると59ZB(ゼッタバイト→ 10の21乗バイト!)と言われており、毎日数百テテラバイト(TB)が増殖中と言われています。

こんなに膨大なデジタル情報を、どのように意味のある「価値情報」とゴミ情報をふるい分けながら、意味化させてゆけば良いのでしょうか。
観測データや行動データの如く、生の情報を含め、「情報クラスター」たる情報群を整理するのは高速量子コンピュータの出番であるのですが、高速で情報処理をしてゆくだけ発想だけでは不十分です。
情報群をデータベースに蓄積して読み出す「DBマネジメント」を、SQLやNoSQLのプログラムにより高速かつ高精度に実行してゆくスタイルが主流ですが、最近ではEvent Driven Architects(EDA )によるstream型データマネジメントが注目されつつあります。
VANTIQ (https://vantiq.co.jp/)のような、リアルタイム・アプリケーションテックを総務FMプロフェッショナルは認知しておくことが、インテリジェンス型「場」つくりを担う総務FMプロフェッショナルにとって大切です。

古文書の世界!

2022-10-15 18:56:00 | 日記









秋空の下で、心地良い秋風を感じながら「読書の秋」を愉しむひとときは格別です。

この週末は「古文書」入門に挑戦中!
歴史の証文である「古文書」は、日本各地の寺社等に所蔵されています。

1300年の歴史時間を保たれできた大阪箕面の「勝尾寺」(来月に伺う予定です)には、未開封の古文書が存在しているとのこと。
研究者による解読が進められるようですが、私自身ズブの素人に場何もわからないものの、少しその雰囲気を味わいたく勉強始めたところです。まぁ難し過ぎてものにはならないと思いますが….

実は、私の本意は「古文書」の物語を地域の歴史エンタテイメントにしてゆきたい思いなのです💦
これほど面白い「地方のガイドブック」はないのでは‼︎との思い。それをメタバース空間に馴染み易く多くの人たちに知ってもらえる「場」をつくることが影の目標です😅😅

体系的「場」つくり理論シリーズ その41 Chief Happiness Officer (CHO)の機能と職責

2022-10-14 08:27:00 | 日記


私は、近未来型マネジメントスタイルは「幸福価値創造経営」や「ソーシャル・キャピタルマネジメント」にシフトしてゆくと思っています。

MBAホルダーや社内パワーバランスに長けた「優秀」な人材も必要ですが、概念分解・分析能力や、「人間」に対する好奇心と柔軟な発想や思考ができる経営レベルの「人財」として CHO(Chief Happiness Officer)をCFOの並び配置する事が「場」つくりには必要と感じています。

今もCHO(Chief HR Officer)として活躍されている経営職はいますが、「H」をHRではなくHappiness とすることがポイントです。

Chief Happiness Officer の役割は、組織社会に於いて、人々を繋げ、思いを語り合い、新たな関係性を創造,構築してゆく経営職として、組織幸福の「場」を創造するデザイナーです。

これからの時代は、組織社会で働く人々の「幸福感受性」を高揚させる「場」をプロデュースし、人間社会の中で「社会時間」や「組織時間」、そして「交流時間」や「自由時間」の基本設計を「場」の中でデザインし、働く人々のモチベーション力を意志力にまで押し上げてゆく「ソーシャルハピネスデザイン」のスキルと経験値を持つチェンジリーダーが求められてきます。

組織社会集団を牽引してゆくトップマネジメントは、「事業ビジョン」を語ると共に、組織を支え価値を生み出す人々たちの「心の想い」に目を向けた「人心・人本ビジョン」をも語ることが大切です。
私が考える「人心・人本ビジョン」とは、「人事戦略」とは異なる概念です。

「人事戦略」とは、どちらかと言うと、働く人々を「管理・監督」して経営側の思いに合わせるように仕向けるもの!とのイメージがありますが、「人心・人本戦略」は、働く人々を「管理」するのではなく、自律的に価値創造意欲を高める「人間価値経営」とでもいうイメージです。

キーワードは「ハピネス」!

幸福感や幸福感受性を持ちまた高めて暮らせる社会の実現と、組織社会との関係性に於ける「組織時間」と「プライベート・自由時間」とのウェル・バランス!が大切です。
「働き方改革」で問われている事は、働く人々の幸福「場」つくり!ではないでしょうか。
意識変革は簡単ではありませんが、誰かが汗をかかなくては何事も変わりません。

今こそ、Chief Happiness Officer や総務人事FMに携わるプロフェッショナルの出番です。
一組織単位での取組には限界があります。
私は、CHOや総務人事FMの横連携を高め、その機能を有機的な社会ネットワークを構築する事で、単位組織を超えた日本社会の躍動を創り出してゆければと考えています。

-続く-