ハッピーライフ デザイン

幸せな人生をデザインしてゆく「羅針盤」ブログです

テレパシーコミュニケーション術 その6 「相互理解」の醸成と「信頼関係」の構築

2023-05-19 08:49:00 | 日記

「チームビルド」や「サブリミナルコミュニケーション」の「場」、そして、進化系DAO(Trusted DAOと私が考えているDAO)を作ってゆくのに大切なもの!
それは、チームやソサエティメンバー間での『相互理解』を醸成し『信頼関係』を築いてゆくことです。

さて、そもそもの話ですが、組織勤めをしている社員同士は、元々「友人」や、同族企業でない限り「親戚縁者」ではありません。(大手でも同族会社の場合はこの限りではありませんが...)

同期生といえども、偶々の機会で、同じ人間集団で一緒に集った者同士の関係です。

そして、ピラミッド型ヒエラルキー社会で支えられてきた日本の組織では、更なるバイアス(新人は半人前、石の上にも3年、10年たって一人前的な感覚や上司、先輩は偉い人との意識)がかかりますので、社員間で「相互理解」を深める事は、遠慮や躊躇、そして「忖度」もあり簡単ではありません。

更に、雇用ステータスにより「正社員」「契約社員」「臨時社員」「派遣社員」「業務委託社員」といった『働き方格差意識』も加わって、社員の「相互理解」のハードルは高くなります。

「社員」(ここでは全ての従業員とします)は、入社するまでに育った環境や、修学してきた環境も異なり、人生観や価値観、そして興味の対象や嗜好性も様々です。

「社員」はそれぞれの個性があり、好きなものや美的感覚、共感軸も多様です。
ある意味、一人ひとりの「個性の集合体」であるダイバーシティ集団が組織社会といえます。

こうした人間集団に於いて、合目的的に仕事を協働してゆくために「お互いを知り合う」相互理解は、とても重要なプロセスですが、思いの通りには上手くできるものではありません。

「相互理解」を深めてゆくには、「共通の価値」を見つけ、お互いに「共感を醸成」させながら、それぞれの人間性や思考性、仕事観や人生観を知り合うプロセスを経て、人としての「信頼」を築いて初めて「相互理解」のレベル1段階に到達します。
その後も、上位レベルの域までは長い道のりとなりますが、不断の努力を経て、徐々に真なる「信頼関係」が築けるようになります。

相互認識を高めてゆくのに必要な「信頼関係」を築くには、組織内で待っていては進捗しません。働きかけの努力と自己研鑽や相手を知ろうとする意欲(決して相手を不快にしてはいけませんが)が積み重なり、ようやく「信頼心」が相互に認知されるようになります。

この難しい課題を取り組むにはいくつかの手法があります。
地道なコミュニケーションの積み重ねで「相互理解」を進めてゆくことも大切ですが、大企業の場合には限界もあります。大規模組織での対応法として、私が行っていた手法の一つは、「一対マス・セルフブランディングマーケティング手法」なるやり方です。

SNSやメディアパワーを活用して、相互にセルフブランディングを行う手法です。
「コーポレートポータル」の活用や「社内SNS」を構築するのも検討の意味があると思います。また、社員の「Know Who」や「トランザクティブメモリー」のイントラネット環境を構築して、バーチャルに社員相互の情報を知れる環境を作るのも有効です。

「相互理解」の入り口段階の情報が、ある程度得られれば、その後の表層的な相互理解進行度は劇的に高まります。
そして、お互いの事が認知され、少しずつ表層的な相互理解の機会が増えてくると、相手の人間味、言い換えれば「心の温度」を感じるようになります。
職場での「相互理解」の多くは、「仕事」に関わる表層部分ですが、「人間」に関わる深層部分を相互に認知し始めて、お互いの心の距離が計れるようになると「相互信頼」が徐々に醸成され、ある程度の時間を経て、揺るぎない『信頼関係』が築かれてゆきます。

『信頼関係』ができると「阿吽の呼吸」方式でのチームビルドが促進され、サブリミナルに、そして信頼度数がマックスになるの、テレパシーコミュニケーションが出きるきっかけが見つかるようになります。

私が目指す『Trusted DAO』では、会ったこともない人々同士が、どうやって信頼関係を築き、サブリミナルに意識共有できる「場」を創り出すか!
この課題に挑戦中です。😊

日本酒のアート

2023-05-18 09:15:00 | 日記


昨日は「天雨」の上質で地味深い味わいを堪能させてもらいました。

日本酒はアートです。

お酒好きの私としては、総てのお酒類は自然の恵みを天から授けられた奇跡のオーガニックアートと思っています。

発酵・醸造・蒸留…  至極の味わいを創り出す職人の技も奇跡の世界ですね😊










テレパシーコミュニケーション術 その5 意識・無意識と潜在意識そして「気」の話!

2023-05-18 08:43:00 | 日記

急に夏がやってきた日本!
熱中症に気をつけて活動しましょう。

さて、シリーズ第5回目は、意識・無意識そして潜在意識について!です。そしてその先にある「気」を含め、要は「意識」と「気」について考えてみたいと思います。

参考となると図書として、下條信輔氏の『「意識」とは何だろうか―脳の来歴、知覚の錯誤』(添付参照)をご紹介しながら、「チームビルド」に不可欠な「意識」についてお話しせてゆきます。

さて、「意識」とは何でしょう。

あまりにも当たり前の言葉ゆえ、日頃、改めて考えることなどありませんよね。

一般的など感覚として、

知覚を感じるとき「意識がある」
状態に気づくときには「存在を意識する」...
社会的関心や態度・自覚をあらわす意味として、「意識が高い」「罪の意識」「意識改革」...働き方意識改革など!

そして心理的・哲学的な捉え方として
・自分自身の精神状態の直観。
・自分の精神のうちに起こることの知覚。
・知覚・判断・感情・欲求など、すべての志向的な体験。

と言ったように「意識」は様々です。

冒頭ご紹介した本より「意識」と「無意識」に関する考察の一部をご紹介します。

-Quote-

意識の中心から周辺へ。
そして、無意識へ、身体の反射へ、という芋づる式の連続体、それも反問されると境界が変わり、無限に枝分かれしていくような融通無碍の連続体。
この中にこそ意識の本質が見え隠れしている気がしてなりません。意識とはこのような連続体を「地」とする「図」なのです。

「意識」は、無意識と呼ばれる膨大な「地」があり、その一部が「図」として浮かび上がってくるものを意識として捉えることが可能ということです。そして、この意識は常に浮かび上がってくるわけではなく、

「思いを果たせないとき」
「行動を評価するとき」
「他人の視点から見るとき」

の3つの場合に浮かび上がってきます。

3番目の「他人の視点から~」というのは、「他人に見られている」と自意識過剰気味に感じる場合です。

(中略)

この3つのケースが「自由な行為」を妨げられています。
「自由な行為」は、没頭し、われを忘れている 状態、無意識の状態であるときに「自由な行為」は、実現します。

(以下略)

-Unquote-

「無」の境地で!という状態は「無意識」の意識!

集中状態を演出するフローに入れるヒントになる考え方です。

次に、潜在意識について考察してみましょう。
皆さんは、「サブリミナル効果」という言葉を聞いた事があると思います。

様々な議論や、是非を問われる事もありますが、「サブリミナル効果」とは、「意識」と「潜在意識」の境界領域より下に刺激を与えることにより、人が「無意識」のうちに「自覚」する効果、または、人間の「潜在意識」に「無意識」のうちに刺激を与えて影響を与える効果と言われています。

つまり、潜在意識を呼び起こす効果とも言えます。

このシリーズテーマである『テレパシーコミュニケーション』の根底にあるものです。
私たち人間には、過去になんらかの体験や経験をした事を、意識下では「忘れている」『ことごと』が沢山あります。
でも、脳内にアーカイブ(無意識の中の記憶)されている『ことごと』が、何かのきっかけで発出することがあります。

『あっ、思い出した!』的な経験や、『アイデアがひらめいた!』『神が舞い降りてきた!』など、セレンディピティを誘発する瞬間を体験された方もいらっしゃると思います。

私が「場」創りでこだわってきたことの一つが、「サブリミナル効果」を応用して、非言語コミュニケーションの質を増幅させる手法です。
チームメンバーなど、相手の無意識や潜在意識に対して、語らずして意識やエネルギーを伝える技です。

そしで、意識やエネルギーを伝える「伝導体」こそが『気』という人間が持つ超力(超能力というと….?となりますが)です。
気配や気配りなど、何気なく使っている言葉の裏に潜む「気」の存在は無意識です。

「テレパシーコミュニケーション」は夢物語ではなく、社会実装してゆける可能性は、生成AIが身近になってきた今こそ現実味を帯びてきたと思います。

-続く-

テレパシーコミュニケーション術 その3 『阿吽の呼吸方式』でチームビルドを!

2023-05-16 18:22:00 | 日記


『テレパシー』と「阿吽の呼吸」とは通じるものがあると思っています。

阿吽の呼吸とは、
「二人以上が一緒にある物事をするときに、相互の気持ちの一致することやその微妙なタイミング、またその間合いを巧みにつかむこと」です。

類語に

・以心伝心
意味:無言のうちに心が互いに通じ合うこと、わざわざ口で説明をしなくても相手に通じること

・息が合う
意味:物事を行う調子や気分がぴったり合うこと

・ツーカーの仲
意味:こちらの意思が相手にすぐ伝わる、気心が通じ合う間柄のこと
…明治末期から大正において漢語が大流行し、「通過の中」すなわち「ツーカーの仲」となりました。物事が通過するように意思が伝わるといった意味で使われていました。

・暗黙の了解
意味:口に出して明言しないものの、当事者間の理解や納得が得られていること

などなど!

共通しているのは、「言葉」を介したコミュニケーションではなく「気」を通じたコミュニケーションであること。

組織つくりで良く言われる、「社員同士のコミュニケーションを活性化しましょう!」
とか、
「上司は部下とのコミュニケーションをしっかりとろう!」

など、言語コミュニケーションをベースとした組織運営はとても大切です。

しかしながら、チームや組織単位で高次元の価値創造活動や、スーパー・パフォーマンスを継続的に実現し続けてゆくには、「気」を合わせた「サブリミナル」コミュニケーションや「テレパシーコミュニケーション」手法を習得してゆくことが大切です。

でも、どうやって習得するの⁉︎ と思われますよね。

このシリーズの中で、私が実践してきた経験に基づき、そのエッセンスをご紹介しながら、色々と考えてゆきたいと思います。

次回以降、以下の項目をフォローしてゆきます!

・阿吽とは
・「気」の意味と合わせ方
・無意識と潜在意識
・信頼関係の醸成と相互信頼
・バーバルコミュニケーションとノンバーバルコミュニケーション
・サブリミナルコミュニケーション
・メンタリズム
・オーラと「雰囲気」
・反射神経と反射意識
・共感と共鳴
・共鳴ピラミッド
・意識の同化プロセス
・プロスポーツから学ぶチームワーク創り
・最強のビジネスチームワーク


イーロンマスクAIへの期待

2023-05-15 10:47:00 | 日記
世界が急速に動き始めた感があります。
『X-AI』が社会に投げかけるメッセージに注目が集まりす。

私も関与する「株式会社DAO」のミッションは、
幸福社会創出に向けた『HX(Human Transformation )』を目指しています。

X-AIは手段です。

X-AIを上手く使ってHXを実現してゆく道筋をマスク氏には期待したいものです。



「マスクAI」が仕掛ける加速 変数Xで変わる世界:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD111840R10C23A5000000/