カルナーシリーズ第3弾レクメテ編の最終巻にて、出版されている中で最後のカルナー本。大湿地帯(テイオライ)に来てカルナーはアクニー族の氏族間の争いにまで巻き込まれていく。もう、元々何の争いだったのか分からなくなり、最初の方の登場人物がよく分からなくなったころ、やっと最後の一幕で一気にケリをつけるカルナーの裁定。少々強引な幕引きのようにも感じました。でもまあ、面白かったのでよいです。カルナー本はもうないようなので、次はとりあえず新風の大陸でも読もうかなと思っています。
階段島シリーズ第2弾。ハッカーを探す真辺。ヴァイオリンのE線を探して走り回る勇者佐々岡。真辺へのプレゼントを探す気づかい委員長水谷。3人の探し物を手伝う七草。プレゼントをもらっていなくなった少年大地。渡した封筒をやはり返してという無口キャラ堀。大量のクリスマスカードを配り回る時任。ヴァイオリンを手に涙する少女豊川。階段を見張る100万回生きた猫。クリスマスを前に広まる7不思議の噂。そして、クリスマスイブの夜に起こる奇跡。意外な事実がひとつ明らかになり、多くの謎が残った。面白かった!