前回同様世界一のトレジャーハンター八頭大がゆきと共に繰り広げる大冒険。世界で名高いクリストファー・サイラスというピアニストから盗まれた腕を取り戻す依頼を受ける。ついにたどり着いた南米でもいろいろあってついにアマゾンに入ろうとというとこで1巻は終了。あいかわらずの壮大なストーリーに唖然となりつつも、結構面白いとは思うのです。
ドタバタSFギャグ小説の第3弾。ケイとユリは相変わらずマイペースだが、話のスケールはでかい。あとがきにて今後もよろしくと書いていたが、おそらく続きが出ることはないのでしょう。。。
学生の頃読んだジョナサンに完成版というのがあるというのを知って読んでみた。どうやら最後のPART4が加えられているようです。まあさすがにあまり覚えていなかったが読んでいるうちに思い出してきた。以前読んだ時も思ったが、PARY1が一番面白い。
「この世のどんなことよりもぼくは飛びたいんです…」
これはジョナサンではなくメイナードの言葉。(PART3)
相変わらずのギャグ小説。登場人物に作者がツッコミを入れる感じの作風には慣れてきましたが、あまり面白くはないですね(失礼)。このシリーズには猫(ムギ)は登場しないけど、犬(ゴンタ)は登場します。ムギはクァールでしたが、ゴンタはケルベロスのようです。
シリーズ第5弾。「あなたが蜘蛛だったのですね」いきなりの対決で始まるこの作品は同じセリフで終わる。当然だが読み終えた人はもう一度最初を読み返すしかない。そう、例え1400ページ近くをやっと読み終えたのだとしてもそうせざるを得ないのだ。
「まあ呉という少女に振られた役は、僕や君に振られたのと同じ役なのだろうから、それはないだろう」(857ページ)
これも印象的なセリフでした。
辞書並みに分厚い本で、重く、寝転がって読むうちに手首が痛くなってしまう本でした。
第8話は「宿敵トルコ」…というか、強敵マホメッド2世。ヴェネツィアもこの天才スルタンにはやられっぱなし。いや、ヴェネツィアに限らず全てのキリスト教圏が耐え続けたという感じの話でした。
第9話は「聖地巡礼パック旅行」と題して聖地イェルサレムに旅行するキリスト教圏の人々相手に「パック旅行」をビジネス化したヴェネツィアがみごとに語られる。語りは、サント・ブラスカというミラノの官吏が実際にその旅行に参加し、その後残した旅行記を元にしており、なんだかそんな昔のこととは思えないような臨場感があり、とても面白かった。
・・・・・。
まあ、イラスト一新で作風も変わっているのだろうとある程度覚悟はしていたのだが、ここまでとは…。どこの世代のための作品なのか不明だが、ギャグ漫画風の文章に唖然としてしまいました。
続きも買ったので読むつもりですが、きっと作風はこのままなのでしょうから、ストーリーの盛り上がりに期待しようと思います。