平和でのどかで意味不明なタイトルからはちょっと予想外のストーリーでした。動物園で働く飼育員を主人公にした話でしたが、そのホモサピエンスの顔を舐めるのが趣味のキリンや、可若い女性飼育員に求愛ダンスをするダチョウなども主役級の活躍をする(うそ)。特務部隊出身であるかのような鴇先生や油断するとその辺にある紙でオルガミ作品を作る七森さんが両方女性だが特にキャラが面白くクスッとくる。特に七森さんの黒柳徹子のオリガミは予測不能すぎて驚愕。唯一残った謎はもう一つ出てきた顔が誰の顔だったのかということでしょう。
G3ガンダムです。クロスシルエットです。
正面
右から
左から
後ろから
右から
左から
後ろから
足首細すぎ。
この足首細いの好きじゃない。
ビームライフルとシールド装備
狙ってます
かっこよ
シールド前面
ビームサーベル装備
ビームライフルとシールド装備
狙ってます
かっこよ
シールド前面
ビームサーベル装備
というわけどう、G3ガンダムといえば、シャア専用リックドムとの戦闘シーンです
大きさ違いすぎますが気にしない
小説版では、アムロはシャアと共感しそしてその後戦死します。
「ペガサス!G3!ガンダムだ。赤い彗星は我々に協力を求めている。この空域はギレンのレーザー攻撃のターゲットになっている。
脱出するんだ!シャアに続いて・・・」
アムロの最後のセリフだそうです。
忘却探偵シリーズ第7弾ですが、どうしよう。面白くない。なんというか意味が分からない。なぜ警察がその操作の協力を忘却探偵に依頼するのか意味わからんし、今日子さんがたどり着く答えは推理にもなっていないし、全く理屈も通らない。まあ、今さらですが…。
小学生の頃からの親友である鈴木真吾(ごっち)と河田大貴(りばちゃん)の芸能界ストーリー。主人公りばちゃんの視点で語られていく。話は過去と未来を行ったりきたりしながら進む。各章のタイトルは「24歳 ブラックコーヒー」って感じで年齢とエピソードにまつわる飲み物となっていて、なんだかおしゃれ。やがてごっちだけが芸能界でメジャーになっていき、りばちゃんとごっちは離れていってしまう。ああ、悲しいねえ。ってその後、思いもよらない展開。ごっちの部屋でのりばちゃんの行動。その後の出てきてからの映画制作のシーン。よいです。
多々良勝五郎冒険記って感じの話。物語は一貫してセンセイを側から見る沼上の視点で語られる。なんというか、はなはだイラッとする感じのセンセイの発言に、もう縁を切ってしまった方がいいと思ってしまうのは私だけではないはずだ。4つ目の話であの古本屋が登場する。最初のシーンでは名前は明かされないが、まあ読者はみんな分かっているのです。そして物語のクライマックス。全くもってここしかないというシーンでかの悪魔は再登場してその場の全てを持っていくのです。やっぱり京極堂が登場すると物語は締まりなすねえ。本当に面白かったです。
前巻でやられっぱなしだったイスラムの反撃がメインの話。とはいえ、まずは十字軍の第二世代、聖堂騎士団、病院騎士団が紹介される。その後、イスラム側にヌラディン、サラディンが登場し、これまでバラバラだったイスラム側が統一に向かう。でも、幼くしてイェルサレム王になった癩王ボードワン四世はその短い治世の間に信じらられないくらいの信念でイェルサレムを保とうとする感じで感動的でした。それを継いだイベリンもかっこ良い感じで、イベリンとサラディンの戦闘ではなく会談による「男の対決」は痺れましたね。ともかく次巻も楽しみです。
短編集でした。1つ目が表題作で、主人公の学生が旅先で旅芸人の一家と出会い、かわいい踊り子に惹かれていく作品。「子供なんだ。私達を見つけた喜びで真裸のまま日の光の中に飛び出し、爪先で背一ぱいに伸びる程に子供なんだ。」この作品の魅力はこの文章に全部あらわされていると言ってもいいでしょう。
他に、湯場で強く生きる女達を描いた「温泉宿」。よく分からないけど生きることの悲しみを描いた「抒情詩」。小鳥の命の儚さが描かれた「禽獣」。寂しい感じの作品が多いが、「伊豆の踊子」はそれだけではなく、爽やかな物語でした。
この有名な本をやっと読んだ。ページ数が多く、字の密度も多い。叙述者は猫であり、猫の思考の部分は改行も少なく字が多くなる。猫を飼っているのが中学校の教師らしく、その家に集まってくる友人や教え子などとの会話が始まるとセリフが増えて字の密度は少し小さくなる。そういう構成だ。これといったストーリーはなく、猫の目を通して世間のいろんなことを面白おかしく(批判をしながら)書いている。最後は人間が喜んで飲むビールを猫が真似して飲んで水の貯まった甕に落ちて溺れて死んでしまう。有難いそうです。
ヨビノリたくみさんが「ほんタメ」中で何度も紹介している作品。好き嫌いは分かれると紹介されていたが、たくみさん自身は相当気に入っているようです。
主人公のミチオは小学四年生の少年で、夏休み前の終業式の日に、休んでいたS君の家にプリントを届けることになる。届けに行ったS君の家ではS君が首を吊って死んでいた。ところがその後すぐにその死体は消失し、S君は別の姿で登場する。でも何よりも気持ち悪いのはお母さんのミチオへの接し方。もう何もかもが不条理に物語は進んでいく。
まあ好きか嫌いかでいうとその中間って感じでした。
森博嗣さんのあとがきとエッセイ集って感じ。つまり、ミステリィ工作室と同じような話。2章で他の本の紹介がされているが、カッコでいろいろツッコミしてる感じがちょっとくどく、まあはっきりいえば面白くなかった。5章はまあ色々な思想的エッセイ集だった。だいたいはタイトルの横に小さくひと言の添えられているのだが、「子供には新聞を読ませない」ではそれがなく、なぜか小さい字で本文が始まっていた。。。と思ったらどうやら違ってて、1ページまるごと使った文章が添えられていたようで、その後に本文が始まっていた。自由である。