毎日適当

読書の記録を保存しています。読書メーターと同じ内容を貼り付けていますが…。以前はガンプラを作って写真を保存してました。

ローマ人の物語42 ローマ世界の終焉[中]

2021-09-21 19:05:00 | 簡単レビュー
この巻の最後「ローマ帝国滅亡」という見出しの節。本当にローマは滅びたのだ。しかし、滅亡の瞬間というものはないとのこと。西ローマ帝国ではロムルス・アウグストゥスを最後に、誰も次の皇帝にならなかった。だから、その紀元476年に西ローマ帝国は滅んだと。そしてローマという都市なしでローマ帝国はありえないのだから、それがローマ帝国の滅亡だということで納得するしかないようだ。
それにしても、ここでスキピオの、亡きカルタゴを前にした将来のローマを憂えた言葉を挟むセンス。塩野さん自身の言葉は必要ないということのようです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

掟上今日子の備忘録

2021-09-15 22:26:00 | 簡単レビュー
忘却探偵シリーズ第1弾。厄介の手記ということのようです。ずっと前にガッキー主演のドラマで見たのですが、続きは覚えていないものです。厄介には他の探偵の知り合いもいるようだが、この後出てくるのかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ローマ人の物語41 ローマ世界の終焉[上]

2021-09-02 18:51:00 | 簡単レビュー
ついに最終巻の上。テオドシウス亡き後、ローマは西と東に分裂する。この上巻では西ローマ帝国のその後が軍総司令官スティリコを中心に描かれる。最後のローマ人と呼ばれたスティリコは、古き良きローマのために尽くすが、最終的には皇帝によって処刑されてしまうのだ。そしてスティリコ亡き後、ローマの街はアラリックと配下の西ゴート族によってあっという間に蹂躙されてしまうのだった。この本の最後、ローマを去るナマティアヌスがローマを滅び去ったローマを想って綴った詩が、また良い感じで悲しい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

僕たちの終末 機本伸司

2021-09-01 20:18:00 | 簡単レビュー
機本伸司の3作目。太陽暴風によって終わろうとしている21世紀中頃の地球。どうにかして別の恒星系まで逃げるための宇宙船を作って飛ばす話。この話はSFなのだろうが、主に社会のいろんなしがらみが描かれただけの作品という気もする。まあ、面白かったです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする