とにかく、タイトルに惹かれれて読んだ。思ったよりも真面目な内容だが、ありえないくらいのパワハラにイライラし、しかもスカッとしない内容だった。
こういう分かりやすいラノベを読んだのは久しぶりというか初めてというか。。。読みやすく一気読みしました。毘沙門を名前の紹介に使うやつが登場する。
階段島シリーズ最終巻の本書で大地は階段島を去る。窓の明かりが灯り「僕、やっぱり挨拶をしてくるよ」って言葉。なんだか一番感動した。でも、大地が階段島を去っても真辺は諦めない。その後は群青を憧れ続ける七草と、壊れたように真っ直ぐな真辺とが何度も何度も魔法のシミュレーションを繰り返す。安達も時任も呆れ果て、堀も諦め気味に我儘になる。いったいどうやってこの話を終わらせるのか心配になってきた残り7ページで時は進み終わりが告げられる。理由は語られない。ただ、消えた青を永遠に求め続ける物語だけが残ったのだろう。
S&Mシリーズ、Vシリーズ、Gシリーズの短編を集めたもの。すべて既読であったがあらためて読み直した。まあ、やっぱり、ぶるぶると刀之津がいい。つまり、練ちゃんとフランソワがいいということかと自分を分析できる。
森博嗣さんのこれまでの短編集から、シリーズもの以外の作品を集めたもののようです。すべて読んだことがある作品のはずだが、オチはあまり覚えていなかった。