アニメを作る大変さ面白さが詰まった本でした。
筒井さんは私が中学生の頃、読書が面白いものと知ったきっかけとなった人だ。ただ最近はあまり読むことがなかった。この本は薄くて字が大きくラノベみたいな表紙のイラストが特徴的。
グランパは珠子の祖父であり、長く刑務所にいたが、あるとき帰ってきて珠子の周りの問題を解決してしまう。どんな人とでも真正面から向き合い、人の心をつかむ。町中の人に慕われているが珠子の危機には自動小銃を持ち出すことにも躊躇しない。そんなグランパの短い話でした。
イラストはいとうのいぢさん。
ティーエとイルアデルの津波を止める力や、グラウルの正体など盛り上がって一気にアドリエ編は終了とのこと。ティーエと同じくらい優しいイルアデルの死、悲しかった。
なんかもういよいよ終わりの近い感じのローマ。ササン朝ペルシアとゲルマン民族の攻撃にあって対応しきれない感じ。そしてキリスト教弾圧も少しずつ増してきてしまうみたいです。
遂に読了のドグマグ!後半やっと読みやすい主人公の一人称に戻って読みやすくなりほっとした。でも、やはり訳分からん。上巻の脳髄論や胎児の夢などの壮大な構想に比べて最後の方の事件の真相に関わるあたりはそれほど面白くはなかったような。
かわいそうなアナイナが死に悲しみと怒りにとらわれるティーエ。でもその後、イルアデルやグラウル、ラグウルと急接近。なんとか平和な感じになるかと思ったが、まあ、それではドラマにならないか。
一方ボイスとマンレイドはゼルフト元帥に接近。ラクシは巫女王の下を離れる。
さあ、盛り上がるアドリエ編はどう決着するのか?次も楽しみです。
運び屋サムシリーズの第2弾。ヘパカートという溶液の輸送に失敗し高額の賠償金に嫌気がさして酒飲みまくり体壊してもう絶望的。そんで借金の肩代わりに聖獣の塔から像を盗み出す依頼を受ける。面白かったが、サムシリーズはここまでで続編はないようだ。
敵高である髪飾高校の生徒会長である札槻嘘と対決。なんか、訳分からん感じはあまりなかったが、特にひねりもなく、単純な話でした。前回登場のトゥエンティーズは今回は舞台裏のでの絡みのみ。
カラカラ、マクリス、ヘルガバルス、アレクサンデル・セヴェルス。目まぐるしく変わる皇帝。ってほどでもないか…。ササン朝ペルシア、ゲルマンとの戦い。今のところ迷走というほどでもないが、この後は軍人皇帝の時代になっていくようです。
美少年シリーズの第1弾。今回はわけのわからない特殊能力的なものはないかと思ったが、目が特殊なようです。まあ、今のところ許容範囲かな。
明らかに江戸川乱歩を意識したタイトルだし、パロっていることが文中にももろ出てくるけれど、雰囲気は全く似てなくて、あいかわらずの西尾さんでした。