天国の本屋で紹介されていたので買ってみた。くろいうさぎの考え事とはいったい何だったのか?
アウグストゥスを継ぐティベリウスが今回の主人公であり、悪名高き皇帝たちのトップバッター。塩野さんは「悪」とは全く思っておらず、ティベリウスがカエサル、アウグストゥスに引き継いでローマの平和を維持し続けた功績を称えている。
アオヤマの初恋の相手眞子登場。アオヤマにも眞子にもいろいろと秘密があるようで、いつもにように周りくどいが、今回はめずらしく真相になんとなく気付きました。源氏物語になんとなく詳しくなれる本でした。
ずーっと前に見たF 91の原作の前半。クロスボーン・バンガードができるまでの話と、シーブックとセシリーの学園物語がメイン。まだガンダムは出てきませんでした。しかし、普通に面白かったです。
クロスボーン・バンガードのおかげでトトカルチョの件がうやむやになり、セシリーと仲直りできそうで良かったねシーブック…という感じの話でした。(嘘)
猫なのか建築家なのか?猫視点の自然には人間が作り出したものがほとんどで、機能と自然と美と形が区別つかないのかもしれない。そのような話だったようです。猫は何度か生まれ変わったようだがどういうことなのか?
まあ、ちょっと視点が違うだけで常識や自然も違って見えるものだということ。正直言ってよく分からない話でしたが、たまにはそんなこと考えてみるのいいですよってことかな?
S&Mシリーズの第6巻。2ndシーズンの最初と言っても良いかもしれない。マジシャンの話だが、相変わらず萌絵が事件にのめり込んでいき、もう警察も普通に萌絵に協力をお願いする感じ。しかも今回萌絵は大学院試験のための力学の勉強の影響か、急成長を遂げ、犀川抜きでほとんど事件の真相にたどり着く。たどりつき方もなんだか犀川みたい。犀川の頭の中で一瞬登場する彼女の存在。さあ、いよいよ続きが楽しみです。
次々と失われる16翼将たち。あっけなくセリカを脱するヒルメス。なんだか無理やり終わりに向かっているようでもあるが、蛇王との戦いはどのような終極に向かうのか?
さすがにネタが尽きつつあるのか、美星とアオヤマ以外の話が多いと感じた短編集。シリーズ中最も平穏な感じの話ばかりだったが、ある意味一番面白かったかも。「純喫茶タレーランの庭で」が特に良かった。