芸人がどんだけ一生懸命生きていて、人を大事にして、あほで、そしてどれだけ普通なのかが分かったような気がした。真樹さんが優しい。神谷が芸人を引退する徳永に対して言った言葉が心に響いた。
でも、ずっと笑わせてきたわけや。それは、とてつもない特殊能力を身につけたということやで。（中略）だから、事務所やめて、他の仕事で飯食うようになっても、笑いで、ど突きまくったれ。お前みたいなパンチ持ってる奴どっこにもいてへんねんから
あと、牛の牛肉と蝿川柳が面白かった。
巻末の芥川龍之介への手紙もよい。
カリスウェンが密かに隠し持っていた自荘園内の大量の武器。これが第３侯によって告発の的になっていき、カリスウェンは窮地に立たされていく。さあ、もうそろそろ太陽帝国篇も終わりが見えてきたのだが、いったいどのような結末が待っていることやら。
時は１５世紀後半。東ローマ帝国またはビザンチン帝国と呼ばれた帝国の首都として千年以上栄えたコンスタンティノープルはオスマン・トルコに攻められて陥落する。その顛末がダイナミックに描写されたお話。
歴史的にも超重要な出来事ということで間違いないようです。面白かった！
表紙の絵は何故か臥煙さんだと思っていたが、なんとガハラさんでした。そんなオフシーズンの結びの話はなんと阿良々木巡査部長の語り。この展開は予測不可能。全くもって人の意表を突くことだけを狙っているとしか思えない展開に唖然となりつつ、それでも面白い。最もわけわからんことになっているのは超人ツバサでした。それぞれの話のタイトルは直江津署の同僚や上司たちの名前。でも後半の２人はほとんど活躍なしでした。
ぜんかマーメイド
のぞみゴーレム
みとめウルフ
つづらヒューマン
ジジの言葉が分からなくなる感じはアニメと少し違う感じ。トンボさんに会えないままキキは成長していくような、そうでもないような感じです。そしてやっとトンボさんが帰ってきたら話は終わり。次はなんと…。
１巻からちょっと不気味な存在だった勇太郎がここで絡んでくる。沙名子とよく似た性格のようで少ない言葉で通じ合う。お互いを理解し認め合っている。と言っても仲が良いわけではない。なんだかちょっとカッコいい感じでした。
キキととんぼさんの恋はいよいよって感じです。とんぼさんはちょっと変な風に成長を遂げていっているように思うのですが…。まあ、本人たちが気にしないならいいのでしょう。最後の章は、コキリさんとキキとクスリグサの話。まさかと思いとてもハラハラしました。
一冊丸ごと千石撫子でした。しかも撫子たくさん。物語シリーズの続きがなかなかアニメ化されない理由が分かったような作品でしたが、でも、それでもそのうちやってくれると信じてます。
経理部の森若沙名子さん。社内の人から少し怖がられているが、きっちりとした労働環境を好み、人の気持ちにも気付ける人。決して真面目過ぎて融通が効かないようなタイプではない。ただし恋愛には不器用、というか経験なし。そんな沙名子さんと周りの人たちの日常です。面白かった。
