やっと自分の気持ちに気づいたのか。読者は全て最初から知っていますけどね。そんなティーエとラクシはこれからどうなっていくのでしょうか。
まあこれはSF短編集と言っていいのだろうが、この本を知ったのは(もちろん)ビブリア古書堂の事件手帖だ。ビブリアでたんぽぽ娘の話を読んだ時、奇妙な既視感がありどうしても思い出せずモヤモヤした。読んでみれば思い出すだろうと思い読んだのだが、既視感の理由は分からなかった。以前のビブリアのドラマで見たのかもしれない。
たんぽぽ娘以外では、河を下る旅が面白かった。