真野教室から川合です。
5月の22・23日に、滋賀県の吹奏楽祭を聴きに行ってきました。毎年、春季総体で運動部が戦っているときに、吹奏楽部も一堂に会して演奏を披露しています。木曜日は守山へ、金曜日には彦根へと演奏を聴きに出かけました。今回とっても嬉しいことがありました。それは、真野教室の卒業生が、各中学高校で、指揮者となっていることが分かったのです。なんと3人も!そのうち1人はタイミング良く、指揮棒を振る勇姿も見ることができました。話を聞いてさらに感心しました。彼女が赴任したとき、その学校には吹奏楽部はありませんでした。10年ほど前に廃部になっていたのです。リコーダーで音楽活動をしていたそうですが、「どうせなら、やってみようよ」と、4名から吹奏楽部を立ち上げて、徐々に活動を広げていったそうです。しまわれていた古い楽器を取り出して手入れし、使えるようにするあたりは、さながら映画の「スイングガールズ」のようです。今年は17名になり、とうとう吹奏楽連盟への加盟も果たし、これから表舞台に乗り出してくるわけです。音づくりも人の輪をつくることも、全部一からです。それはとても大変でしょうけれど、とてもやりがいがあり、楽しいことですよね。失敗するにしても、成功するにしても、自分たち自身で試せるわけですから。一から作り上げていく、この子たちの前途が楽しみです。真野の卒業生も、ずいぶん頼もしい大人になっていました。演奏を聴く楽しみと合わせて、とても幸せな気分を味わった吹奏楽祭でした。
冒頭と、次の写真は、恒例のおうみ進学プラザファミリーコンサートの風景です。こちらは12月ですから、まだまだ先ですが、洗練された大津シンフォニックバンドの演奏が、私たちを楽しませてくれます。今年もやりますよ。お楽しみに!