私がそのゲームソフトと出会ったのは、
高校生のときだったろうか。
かなり記憶が曖昧だ。
それくらい昔ということだろうか。
発売元は『アスキー』だったと思う。
プレイステーションソフト『Moon』だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/c2/e25e6611d7352cad5fc2c09c4f0da287.png)
あのキャラクターデザインと世界観に惹かれて
中古ソフトを購入した。
たぶん当時はあまりお金がなくて新品を買うことが
出来なかったのだと思う。
ゲーム中、『おばあちゃんの家』で流れていた曲が
ものすごく印象的で、強烈に記憶に残っていた。
それはピアノの演奏曲で静かで落ち着いていて、
心が癒されたのだ。
この曲を作った人は天才だ。
ゲームミュージックの域を超えている。
もともと色々なアーティストが楽曲を提供していたらしく、
音楽にはすごくこだわりのあるゲームだったから、
これはその際たるものだと感動したのを覚えている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/99/a4c4c0ffe6756de753f57ed471a5f4c7.jpg)
おばあちゃんの本当の孫はもう死んでしまっていないのだけれど、
目が悪いおばあちゃんはゲームの中に迷い込んだ主人公を
本当の孫が帰ってきたのだと思っている。
(記憶が曖昧なので違ったかもしれない)
そして毎日焼きたてのクッキーを手渡してくれる。
当時その設定に少し涙した記憶がある。
そして10年近く時が経ち、
最近のテレビコマーシャルであのときの
音楽を耳にしたのだ。
『おばあちゃんの家』の曲が時を越え、
クルマか何かのCMに使われていた。
この曲に目(耳)を付けるとは広告代理店だか、
製作会社だか分からないが、
なかなかやるな、いや、かなりやるなと思っていた。
それと同時に
「待てよ、もしかしてこの曲はmoonの為に作られた曲ではなくて、
もともと存在する名曲だったりするのかも・・・」
という信じたくもないような閃き。
恐る恐るネットで検索。
『クロード・ドビュッシー(1862-1918)』というフランスの作曲が
作曲した『月の光』という曲だった。
納得というかなんと言うか。
早速出勤途中に『モニク・アース』という女流ピアニストが
演奏している『ドビュッシー:ピアノ名曲集』を購入した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/bb/3ad859c6354f448cdacea6b1a72c626b.jpg)
こうして10年も前に感動した曲を改めて耳にすると、
本当にタイムスリップしたような、
心が安らぐというか、
なんともいえない落ち着いた気持ちになれる。
たぶんこの曲も、ゲームの中の『おばあちゃんの家』の
テーマソングとして出会わなければ
こんなに感動しなかったのだろうなと思う。
出合のタイミング。
縁。
やっぱりこの世はおもしろい。
高校生のときだったろうか。
かなり記憶が曖昧だ。
それくらい昔ということだろうか。
発売元は『アスキー』だったと思う。
プレイステーションソフト『Moon』だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/c2/e25e6611d7352cad5fc2c09c4f0da287.png)
あのキャラクターデザインと世界観に惹かれて
中古ソフトを購入した。
たぶん当時はあまりお金がなくて新品を買うことが
出来なかったのだと思う。
ゲーム中、『おばあちゃんの家』で流れていた曲が
ものすごく印象的で、強烈に記憶に残っていた。
それはピアノの演奏曲で静かで落ち着いていて、
心が癒されたのだ。
この曲を作った人は天才だ。
ゲームミュージックの域を超えている。
もともと色々なアーティストが楽曲を提供していたらしく、
音楽にはすごくこだわりのあるゲームだったから、
これはその際たるものだと感動したのを覚えている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/99/a4c4c0ffe6756de753f57ed471a5f4c7.jpg)
おばあちゃんの本当の孫はもう死んでしまっていないのだけれど、
目が悪いおばあちゃんはゲームの中に迷い込んだ主人公を
本当の孫が帰ってきたのだと思っている。
(記憶が曖昧なので違ったかもしれない)
そして毎日焼きたてのクッキーを手渡してくれる。
当時その設定に少し涙した記憶がある。
そして10年近く時が経ち、
最近のテレビコマーシャルであのときの
音楽を耳にしたのだ。
『おばあちゃんの家』の曲が時を越え、
クルマか何かのCMに使われていた。
この曲に目(耳)を付けるとは広告代理店だか、
製作会社だか分からないが、
なかなかやるな、いや、かなりやるなと思っていた。
それと同時に
「待てよ、もしかしてこの曲はmoonの為に作られた曲ではなくて、
もともと存在する名曲だったりするのかも・・・」
という信じたくもないような閃き。
恐る恐るネットで検索。
『クロード・ドビュッシー(1862-1918)』というフランスの作曲が
作曲した『月の光』という曲だった。
納得というかなんと言うか。
早速出勤途中に『モニク・アース』という女流ピアニストが
演奏している『ドビュッシー:ピアノ名曲集』を購入した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/bb/3ad859c6354f448cdacea6b1a72c626b.jpg)
こうして10年も前に感動した曲を改めて耳にすると、
本当にタイムスリップしたような、
心が安らぐというか、
なんともいえない落ち着いた気持ちになれる。
たぶんこの曲も、ゲームの中の『おばあちゃんの家』の
テーマソングとして出会わなければ
こんなに感動しなかったのだろうなと思う。
出合のタイミング。
縁。
やっぱりこの世はおもしろい。