くもり のち あめ

うしろ向き、うしろ向き、たまに、まえ向き。

後ろ向き週間

2007-07-26 15:11:46 | 日記
「後ろ向きだねぇ~」

私の頭の中にある居酒屋のおやっさんが、
笑顔でそう言っている。

今週はずいぶんと後ろ向きだった。
(まだ今週は終わっていないけど)

昨日辺りから前向きになろうとする気持ちが少し芽生え、
30分おきくらいに「後ろ向き」「前向き」「後ろ向き」「前向き」・・・
を繰り返していた。

何か前向きなことを考えようとすると必ず、
「でも・・・」とか「だけど・・・」と、
その前向きな考えを否定するプログラムが作動する。

葛藤というかなんというか。

大したものも詰まっていないこの頭の中で、
そんなことを何度も繰り返しているのだから
他のことに手が回らなくなる。

「もう!どっちでもいいじゃん!」
「考えたって答え出ないじゃん!」
「そうなるかどうかも分からない最悪のシナリオを考えて
 ブルーになってもしょうがないじゃん!」

「でも・・・」

「も~!!」

結論の出ない脳内会議はさすがに疲れた。。

『ま、いっか』
『ないものはない』
『出来ないものは出来ない』
『明日は明日の風が吹く』
『どうにかなる』
『なんくるないさ』

ありとあらゆる心が軽くなりそうな言葉(開き直り、逆切れ含む)攻めで
後ろ向きな奴らを淘汰する。

明日、金曜日くらいは楽しくしなければ、
自分の心の中だけでも。

そして決めた。

土曜日に荒川土手でギター練習デビュー。
夏日でも関係ない。

熱中症にならないように帽子と水分補給だけは
忘れないように。

あ、今日はその荒川土手で足立区の花火大会ではないか。
行きたい。

でも仕事の打合せ。

つまらんねぇ~。

仕事がなんぼのもんじゃい。

でも。

まだ、梅雨は明けない

2007-07-26 12:14:09 | 日記
昔からくだらないことが好きだったような気がする。

ファミコンのソフトも「クソゲー」と呼ばれるもの
ばかり持っていて、名作と呼ばれるソフトは
ほとんど持っていなかった。

くだらないものに遭遇するとついつい笑ってしまう。
逆に腹を立てる人もいるだろう。
もしかしたら自分も最初は腹を立てるかもしれない。
でも最後には笑ってしまうと思う。

人と接する仕事は好きだ。
直接「ありがとう」とか「楽しかった」とか、
そういった声をかけて頂けると、
『あぁ、がんばって良かった』
『明日も仕事をがんばろう』
自然とそんな気持ちになれる。

今の仕事にそれがあるかと問えば、
恐らくない。
職種が違うのだから当たり前といえば当たり前だ。

いまの自分には将来の明確なビジョンがない。
近い将来も、遠い将来も。

こういう勉強をして、こういう知識を得て、
こんな風になっていたい、というようなものが。

年収に関しても30歳で1000万円だ、
なんてことも考えられないし、
その辺も漠然としすぎている。
お金は欲しいけれど、あまり執着もない。

いまは目の前に現れる仕事をただ単にこなしていくだけ
の毎日で、それ以上でもそれ以下でもない。

暇なときに資格の勉強でもしようか、
という気も起きない。

そういった現在の状況(自分)が好きではない。

大企業に勤めているわけでもなく、
このまま年功序列で5年後には係長で、
10年後には課長で、20年後には部長
という環境にいるわけでもない。

とにかく『こうなりたい』『こうでありたい』
という自分がまるで見えないのだ。

それに向かってガムシャラに突き進んで行きたいのだけれど、
それが見つからない。

モヤモヤだ。

梅雨空みたいなモヤモヤだ。

自分は何がしたい?

どうしたい?

何が欲しい?

このご時世、やろうと思えばなんだって出来る時代だ。

情報だって好きなときに好きなだけ得られる。

それが逆に迷いの素?

心の梅雨明けはまだまだ先か。

小人

2007-07-26 11:43:53 | 日記
ひとり暮らしを始めて1ヶ月くらい経っただろうか。

新たな壁が私の前に立ちはだかる。

『しゃべる相手がいない地獄』

そう、ひとり暮らしだからしゃべる相手がいないのだ。

土曜日はテレビゲームをしている最中に

「えっ」

「うそ~ん」

この二言しか発していないような気がする。

罰ゲームで、しゃべってはいけないことに
なっているわけではないし、別にしゃべってもいいのだ。

ただし相手がいなければ会話のキャッチボールにならない。

動物がいれば大分違うだろう。
リアクションがある。

動物が飼えなくても植物という手もある。
それは命がある生き物だから、
リアクションがなくてもギリギリセーフのような気がする。

でも人形やバナナに話しかける気にはならない。

いや、バナナはセーフ?生きてるもの。
でも次の日食べちゃうからなんだか気が引ける。

それとは別の話になるけれど、
お隣の大家さんの敷地内でなにやら工事をしているらしく、
朝から『ガガガガガガガガガ』と地面を掘削する音がものすごかった。

小さいショベルカーなどの重機も登場していて、
それはもう本格的な工事。

「休日の朝っぱらからうるさぃなぁ・・・・」

とボヤキながら、「意地でも寝てやる」という
無意味な頑固パワー全開で、夕方の4時まで寝てみせた。

しかも最後に目が覚めた時点で、
工事がすでに終わっているのを確認するやいなや、
なんだか「勝った」という気分に浸っている自分は
明らかに「負け」だと思う。

まったく小さい人間だ。