くもり のち あめ

うしろ向き、うしろ向き、たまに、まえ向き。

MotoGP 日本グランプリ観戦(決勝)その2

2007-10-01 13:46:29 | オートバイ
そしていよいよ決勝。
観戦した席はバックストレートエンドの90度コーナー。Z席。
毎年必ず何かドラマが起こってきたエリアだ。

まずは125ccクラス。
レインコンディションのため、
各車が転倒しないように慎重になっているようだ。
それでもかなりの転倒者が出ていた。
小山選手もずるずると後退してしまい、残念な結果に終わった。

250ccクラスはポールポジションの青山周平選手がホールショットを奪ったが、
やはり昨日と路面コンディションが大きく変わってしまったので
タイヤとマシンのバランスが崩れてしまったのだろう。
後退を続ける。
中盤で高橋裕紀選手が一時トップに抜け出し、
後続との距離が広がり始めていたのでこのまま優勝してくれ!
と願っていたのだが、やはりレースはそんなに甘くはなかった。
青山博一選手も転倒などがあり3年連続優勝にはいたらなかった。
現場で何度「あ~~~!!」と叫んだことか。

MotoGPクラスは非常に難しいレースとなった。
序盤は濡れている路面が多かったのだが、
しだいに乾き始めてドライになってきたのだ。
今シーズン、ドライ→雨の展開は何度かあったのだが、
雨→ドライという展開は初めてで、各チーム・ライダー
を悩ませたと思う。

ケーシーの年間優勝を阻止すべく、ロッシは快調にケーシーを押さえて
走行していたのだが、このコンディションの変化で
全て覆されてしまった。
マシン交換直後の周、目の前のコーナーを曲がりきれずに
オーバーランするロッシ。
ロッシはフロントに深刻な問題を抱えていると思い再度ピットイン。
これで全て終わってしまった。
結局トラブルではなく、フロントタイヤの仕様
(走り始めの調子が非常に悪い)だったらしい。
あのロッシがそう感じるということは、相当ひどい状態だったのだろう。
頼むよビバンダムくん・・・。

最後はもてぎの神が付いてるとしか思えないカピロッシが優勝。
日本グランプリ3連覇だ。
マシン交換のタイミングが絶妙だった。

カワサキのドプニエ初表彰台おめでとう。

エリアスも久しぶりの表彰台で嬉しそうだった。


【250ccクラス決勝トップ争い】


【MotoGPクラス決勝(ロッシとニッキー)】

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