春めいてきたとはいえ -19℃
里に降りてみたけど いまいちでしたね
空に膜がかかっていたんです
青い雪
ニレの木の枝先にスカシダワラが付いていました
かる~~い雪
オオツリバナの枝先には 枯れ葉とふわふわの雪
沢がこんなに狭くなりました
岸が高くなりすぎて 降りるのが大変です
でも 雪を踏みつけながら降りました
なんて可愛い天使の羽
スダレが下がっていました
天使の羽の上にふわふわの結晶が乗っかっていました
水に沈んだ木の皮
今日は特製の氷がありました
笹の葉っぱの緑がなんだか嬉しいです♪
ねぇ~ すごい氷でしょ!
これも見事!
さっき見た クリスティーズでのオークションにかけられていた宝石たちよりも綺麗よ
氷と泡と
空と屋根の雪
寒いとも感じずに部屋に戻ったら 手がとても冷たかった
顔を洗いながら、「沢で美しいものを見ているうちに倒れてそのまま死す、というのは幸せだと思うなぁ・・」
って言ったら
「それは間違いなく幸せだ 祝福するよ」とーしさんが言いました
今はすでにー17.5℃です
明日はどんなになるかな??
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『小松原』
小松原、
松はすくなくなりました。
いつも木挽きのお爺さん、
大きな材木ひいてます。
押したり、引いたり、その度に、
白帆が見えたり、かくれたり、
かもめも飛びます、波のうえ。
雲雀も啼きます、空のなか。
海もお空も春だけど、
松と、木挽きはさみしそう。
ところどころに新しい、
家が建ちます、
小松原
松はすくなくなりました。
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先日とーしさんが買ってきた金子みすゞの本に載っていた詩です
心に強く残りました