お茶でもどうぞ2

「お茶でもどうぞ」の後継です

水戸城址を散策

2021-12-18 18:10:14 | 日記


一日中晴れでしたが、強くはありませんでしたが風があって、外は寒かったです。
昨日に予定してみたのですが、久しぶりに市内に行ってみることにしました。
と言うのも、江戸期に水戸の藩校であった 弘道館(こうどうかん)と言う所に行きたい
と思っていたものですから。
吉田松陰のことに関する講演があるとのことでしたが、私は歴史専門家ではなく、長い
時間は費やしたくありませんでした。

   
 
 

幾つもの部屋を見て回りました。もちろん丁寧な説明板がありました。
講演は確かにやっていて、十数人の人たちが聞いていました。出入り自由の
ようです。松陰が水戸に来ているときのエピソードを話している場のようでした。
いろいろな人が水戸を訪れたようです。私の知っているわずかなことですが、
幕末の剣豪である千葉周作も水戸にきて剣道を教えて行ったとか。その場所は
今も剣道場になっています。この弘道館の近くです。

 

また、大河ドラマで放送中の渋沢栄一は、水戸出身の徳川15代将軍徳川慶喜と深い
交流があったので、彼に関する資料の展示も多くありました。

水戸では幕末に尊王攘夷論がさかんだったそうです。上の画像の書は誰の筆かと言うと
私は確実には分かりませんが、
 https://www.ibarakiguide.jp/kodokan/facility.html
には、そのように書かれています。



これは建物の軒の下にかかっています。
「游於藝」と書いてあり「げいにあそぶ」と読むのだそうです。 

 

弘道館と向き合って、大手門(再現)があります。手前の橋は堀を渡るものですが、
その堀は今は道路で、昔は国道6号線が走っていました。門の奥は二の丸で、手前の
弘道館側は三の丸です。丸と丸の間には深い堀があったわけです。
この門の奥二の丸には、水戸第二中学校と茨城大学教育学部付属小学校、それに茨城県立
水戸第三高等学校があります。

 

そして本丸。ここに行くにももちろん堀を渡るわけですが、ここの堀の底には今は
水郡線(水郡線:水戸と福島県の郡山を結ぶ)という鉄道が走っています。
ここには県立水戸第一高等学校がありますが、移築された水戸城薬医門が
ありました。
この門などは移築されてから初めて見ました。私が高校生の時には、このような
門などは全くありませんでした。
散策を兼ね、本当に久しぶりに城址を歩いてみましたが、目を見張るほどの変化に
驚きました。せっかく出かけたついでに、弘道館ばかりではなく、ウォーキングも
兼ねてほかの所にも行ってみたわけです。