唐突に・・探すでもなく石川さゆりを聴きます。
若くして互いに意識しながらも、同じく互いに相手には決まったひとがいる・・
そう誤解して何事もなく過ぎてしまった時間が偶然の再会を機に・・
二人はもう若くありません。地位、立場もあります。
軽い仲でもありません。これですね。ダブルです。
キーワードは酔芙蓉。朝に咲き夕には枯れる儚い花。
白く咲き夕に向けてピンクに色づく。酔う花、酔芙蓉。
文章の展開に起承転結という語があります。
五言絶句の表現手法ですが、日本では文章表現のお手本かと・・
ただ、論理的な文章表現には向かないとされます。
歌詞がどう紡がれるのか、素人でわかりません。
もし、その手法に沿っているとしたら全体がないと盛り上がりに欠けると思うんですが、電波に載せるとすると尺を切るので割愛が出てきます。
二番なんかまず聞かないですね。展開部分だと思うんですが・・
”鮎になる” なんかどうなってしまうのか私には想像もつきません。
風の盆恋歌 石川さゆり
空気感さえ伝わるような美しい画像です。さすがN放送k でしょうか。← リンク切れになっています。別動画です。
死へ誘うような魔性の笑み、もうこんな情念を歌い切れるのはこの人しかいないのではと思います。
”青い月夜に散歩”していた少女の熟成の姿ですね。
現地には相当昔になりますが行ったことがあります。
金沢から仕事を終えて向かいます。それで間に合うイベントです。
三味と二胡が切なく泣く中を女踊り、男踊りの踊り手が練ります。
薄闇も手伝って実に優美、幽美なものです。
笠の中を覗いてはならないとも言われました。
踊り手には悲しみを湛えたこの世のモノではないモノが混ざっている、あるいは”秘すれば花” ピイ〜残念なお顔立ちの人もいる とか・・(^^ゞ
画像を naeyes11 さんのインスタ投稿からお借りしました。美しいです。