１０月は「里親月間」です。

おはようございます。昨日は、９８人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

さて、１０月は「里親月間」だとご存知ですか？　

実は、私は昨年度まで約９年間、養育里親に登録をしておりました。これは、養子が欲しかったのではなく、社会貢献として、家庭に恵まれない子どもたちのお役に立てればと考え、登録をしました。１０年ほど前、オレンジリボン運動で、里親の方々とお会いし、その社会貢献意識に妻が感激し、登録をしましたが、当時から保護動物が多数いたため、委託は難しく、委託経験のないまま登録を辞退しました。しかし、里親の方々とお会いしたことは、大変に貴重な経験となりました。里親の方々は、里子さんのプライバシーを尊重し、表舞台には登場をしません。欧米では、映画スターまでが肌の色の違う里子を養子に迎え、実子と同様に可愛がって育てているようですが、文化や宗教の違いなのか？日本では里親制度の普及は難しいようです。



東京の養育里親の坂本洋子さんの著書「ぶどうの木」は、以前テレビドラマ化されました。実話ですが、本当に感動的です。このように無償の愛を持って、実親に恵まれない子どもたちを育てる方々が存在することを知る１０月にしてほしいと思います。また、子どもの人生を考えても、児童養護施設で育つよりは、里親家庭で育つ方が望ましいと思います。里親家庭であれば、１８歳を過ぎても、戻る家があります。養子縁組の可能性もあります。人生で困難な状況に陥った場合に、相談できる相手がいます。

世の中には、地位や名誉や利権とは無縁の世界が存在します。善良な方々との親交は、人生の幅を広げます。私も若い世代に良い影響を与えることができる人となるように謙虚に努力をしたいと考えております。

全国里親会ＨＰを紹介させていただきます。