無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

老犬の手術

2015年10月16日 06時13分25秒 | 動物愛護
おはようございます。昨日は、111人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

さて、今月は「はってん」発行月です。現在、準備をしております。「はってん」記事の中で、来月の「市民の声を聴く会」開催日時を発表させていただきますので、ぜひご参加ください。前回の「市民の声を聴く会」では、参加者の皆様より活発な意見が出され、時間が足りないと思うほど有意義な時を過ごさせていただきました。いただいたご意見を整理しながら、今後の活動に役立たせていただきたいと考えております。



私が事務局を務めるNPO法人では、殺処分ゼロを目指し、保健所に収容された犬を引き取っています。長期抑留された犬は、誰も引き取り手がなかった犬ですので、老犬や病気の犬、問題行動の多い犬もいますが、会の方針として、「命を選ばない」との想いで、抑留期間の長い犬から順次引き出しています(緊急性のある場合は優先順位を変更)。写真の犬は、7月に引き出した「夏次郎」です。背中の毛は抜け落ち、肩には大きな腫瘍がありました。治療により、毛は生え揃いましたが、腫瘍は体重が増えると共に大きくなってしまいました。昨日、夏次郎の腫瘍摘出手術をしました。昨夜帰宅し、今も寝ていますが、腫瘍が大きかっただけに傷口も大きく、痛々しい様子です。

このように、老犬や病気の犬が遺棄されるケースがあります。非常に残念です。世の中には、悪意もあれば善意もあります。夏次郎の首輪やリードは、北海道の方からの支援品だそうです。治療費も全国の方々からの支援で賄います。「夏次郎に食べさせてください」と犬缶やフードの支援もあるそうです。悪意には、善意で立ち向かう。これが大切だと感じています。

他でも同様。常に「悪意」には「善意」で立ち向かいたいと考えております。