無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

人として当然のことをした外交官「日本のシンドラー杉原千畝 」

2015年10月25日 21時01分29秒 | 日記
昨日は88人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

今日は大変寒い一日でした。白河は、那須おろしが有名ですが、今日も冷たい突風が吹き続け、ホームセンターには灯油を買う方々が並んでいました。我が家は、まだ暖房器具を出していませんが、そろそろ必要な季節となったようです。

さて、杉原千畝氏をご存知でしょうか?以前、杉原千畝氏のイベントが行われた際、ご縁がありお手伝いをさせていただきました。それ以来、関心を持っておりましたが、映画が今年の12月公開されるそうです。

「杉原千畝 スギハラチウネ」予告2


杉原千畝氏は、ユダヤ人にビザを発給し、6000人もの命を救いました。しかし、外務省訓令に背いたわけで、何の評価もされないまま、戦後外務省を辞めさせられ、不遇の時を過ごしたそうです。その名誉回復をしたのは、新党大地の鈴木宗男氏だそうです。なんと名誉回復までに44年の年月を要しました

nippon.com「杉原千畝」

人として当然の行いをした杉原千畝氏


当然の善行が、何の評価もされず、それどころか命令に背いたとして仕事を辞めさせられ、不名誉を甘んじて受け入れなければならない人生を過ごしたのです。理不尽だと思えることは、世の中に多々あります。しかし、この世の名誉や利益だけを追う人間ばかりでは、いつまでたっても戦争はなくなりません。不正が蔓延ります人の命を救うという人間として当然の行為をした者が、評価される世の中こそが正しいと思います。鈴木宗男氏は、政治家として杉原氏の名誉回復に貢献をしましたが、この当然のことが、簡単にはいかなかったようで、これにも驚きました。

この映画は、12月公開だそうです。映画館に足を運びたい映画です。ぜひ若い方々にも観て頂きたい。誰にも評価されなくとも、「人として当然のことをする」人間が増えることを願います。

私も、信念を持って議員活動をしていきたいと思っております。人として当然だと考えることを訴え続けたいと考えております