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無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

児玉龍彦氏の「満身の怒り」に感動

2011年08月11日 18時30分28秒 | 福島原発事故 放射能汚染
 東京大学アイソトープ総合センター長 児玉龍彦氏の国会厚生労働省予算委員会での発言が話題になっています。テレビなどで紹介されていましたので、知ってはいましたが、昨日やっと動画を見ることができました。

 魂のこもった言葉に感動しました。今、福島県が必要とするのは、共に被曝しながらも除染をする学者ではないでしょうか。世界のフクシマには、著名な方々やマスコミが訪れるようになりました。しかし、児玉氏のように、法律違反をしていると国会で堂々と言える人がいるでしょうか。あれだけ怒りを込めて意見してくれる人がいるでしょうか。

 児玉先生、ありがとうございます。感動しました。

 宜しければご覧ください。

衆議院テレビ中継の児玉龍彦氏のところをクリックすると見ることができます。また、ユーチューブでも紹介されているようです。「国の原発対応に満身の怒り - 児玉龍彦 」

 これだけ怒っている学者がいるのに、行政は笑っています。私が放射能について電話すると笑い声が聞こえてくることがあります。多分、「また放射能か」というようなことでしょう。危機感のなさに恐怖を感じます。

 本日の予算委員会では、エイズ薬害被害者でもある川田龍平参議院議員が、学校給食の問題を追及していました。他の議員も放射能汚染、内部被曝、学校給食の問題を追及していました。しかし、行政は「安心安全」を繰り返すだけです。白河市は食品の放射能測定器を購入するので、先進的だと誤解される人がいるかもしれません。先進的なのではありません。それだけ、市民の放射能への意識が高く、苦情が多いことが購入の原因だと思われます。黙らせるためだと考えています。しかし、選択制も採用しようとはしない。そこまでして保護する地域産業とは何でしょう?子どもの健康よりも大切なものなどないはずです。





 写真は、文科省のモニタリング結果です。




 セシウム134と137の積算量ですが、白河市の多くの部分は、100~300ベクレルとなっています。これだけの量のセシウムが落下し沈着した土地、それが白河市です。


 

「放射能汚染地での学校給食においての地産地消についてご意見募集」
へご意見ありがとうございます。〆切りはありませんので、ぜひご意見をお寄せ下さい。市役所では、毎日このブログをチェックしているようです。多忙な中、ご苦労様です。
 
 
 

放射能汚染地での学校給食においての地産地消についてご意見募集

2011年08月10日 17時56分59秒 | 福島原発事故 放射能汚染
 先月、「学校給食の選択制は可能である」という話を教育委員会職員から聞き、このブログに記しました。すると、翌日市役所教育委員会より「削除依頼」がありました。保護者からの電話も多少はあったようですが、実は「天の声」が下ったのではないかと思われます。私は、教育委員会に質問書を提出し、その後回答をいただきましたが、全く納得のいかない内容です。





 一部抜粋すると、 

「市場に流通している農畜産物は、食品衛生法、原子力災害特別対策措置法に基づく食品の基準値を下回り、国や県により適切に管理された安全安心なものであるととらえております。
 したがって、これまでの地産地消の取組や考え方を継承し、モニタリング検査の結果、安全が確認され、市場に流通している食材や原乳をいついては、学校給食に使用する考え方でいます。」


 との文言もあります。


 呆れます。

 その上、弁当持参も阻止し、保護者が嫌がっているのに、判断能力のない子どもに食べさせるわけです。これでは、避難する家族が増えるばかりです。
 

 そこで、広く皆さまのご意見を聞きたいと思います。非公開を希望される方は、そのように書いてください。また、本名を書いていただく必要はありません。市外県外の方々のご意見も募集します。
 ただ、農家の方々も同じ被害者ですので、農家をバッシングすることは絶対におやめください。今までも、あまりひどいコメントは非公開とさせていただきました。農家の方々ではなく、補償金を支払いたくない勢力や認めたくない(働きたくない)勢力、国や県の方針などが問題だと思います。
 学校給食は、農協から直接仕入れるわけではなく、野菜などを販売する商店(小さな店も含めて)が納入しています。市内の商業を守るためでもありますが、このような複雑なシステムがあることも事実です。


 
 学校給食における地産地消。皆さまはどのようにお考えでしょうか?

 

白河市が管理する公園の汚染土除去事業及び給食食材の放射能測定器購入

2011年08月10日 17時20分37秒 | 福島原発事故 放射能汚染
 報告が遅れましたが、専決処分により、市内公園の汚染土除去等の予算、食品放射能測定システム導入予算(学校給食の食材を厳選するために放射能濃度を測定する機械の購入費)が決定しました。

 私の「市民との7つの約束」の一部でもある公共用地の汚染土除去が着々と進みます。しかし、まだまだ納得できる内容ではありませんし、昨日の「学校の安全な土の移動及び道路に舞い散った汚染土」のように、作業内容に大きな疑問も残ります。今後も作業を見守りたいと思います。
 また、学校給食については、放射能測定器を購入するのは良いことですが、地産地消のためと思われます。学校給食の選択制については、市役所教育委員会は態度を変えました。これについて、別テーマで回答を公開し、学校給食について市民の皆さまの意見を聞きたいと思います。

白一小とみさか小の校庭汚染土除去と校庭の土の行方

2011年08月09日 17時54分59秒 | 福島原発事故 放射能汚染
 少し前から白河第一小学校の校庭で放射能汚染土除去作業が開始されました。これは開始直後の写真です。





 大人の背丈より高い土の山があり、土が飛ばないようにビニールが掛けられていました。





 残念ながら近隣住民への説明は全くありませんでした。要望はしていましたが、日程も何も知らされませんでした。





 かなり深い穴が掘られていました。

 先日、第二校庭から土を運ぶ様子を目撃しました。また、作業中に強い風が吹いた時には、道路に土埃が舞い、視界が悪いほどでした。これは汚染土なのか?と心配になりました。

 さて、次は本日午後の写真です。




 穴は汚染土で埋まっていました。黒い土は削った後に敷く土のようです。奥の茶色い土は何でしょうか。作業の人たちは、どこかに土を運ぶ話をしていましたので、市役所に問い合わせると、「掘った土を運ぶだけ」ということでした。それも含めて埋める予定ではなかったのか?疑問です。また、業者は郡山市など他市のようですが、地元業者にはできなかったのか?これも疑問です。校庭の土は夏梨のクリーンセンター方向へと向かいました。




 これは本日の第二校庭です。色が違っている部分に汚染土が埋まっているようです。ここの土はどこに運ばれたのか?汚染土ではなく掘った土だったのか?疑問です。


 その後、みさか小に行ってきました。こちらは汚染土除去作業が開始されたばかりのようです。白一小と同じ人がいましたので、同じ業者でしょうか。




 穴は掘られていますが、それだけの土がありませんでした。土はどこへ行くのか? 掘った土であれば安全でしょう。説明を求めたいと思います。安全な土はどこへ行ったのか?作業日程及び工程を近隣に知らせない意味は?多々、疑問があります。

 


 みさか小では、すぐに掘った土を運び、白一小は最後に運ぶという作業工程でしょうか。市民に疑われることのないように情報公開をしていただきたいものです。 



 ※放射能被曝から自分と家族を守るための「白河1ミリの会」ですが、別にブログを設けました。除染作業などで忙しく更新は不定期ですが、宜しければアクセスをしてください。今後、除染チームも作りたいと考えています。参加をお待ちしております。尚、1ミリの会アドレスはブックマーク(ブログ左側)にあります。宜しくお願い致します。


 

2011白河花火大会

2011年08月09日 06時40分02秒 | 白河のイベント・観光名所
 この時期の第一日曜日には、谷津田川の清掃が行われます。7月は告示日であったために参加できませんでしたが、出来る限り参加しています。この清掃は、谷津田川沿いにある町内が参加し行われます。ボランティアですので強制ではありませんが、皆さん熱心に草刈りをされています。参加者には高齢者が多く若い世代の参加が少ないのが残念です。


 さて、早朝から汗を流した7日の夜には、白河名物の花火大会が行われました。私は徒歩数十秒の穴場スポットから見ました。この日は、約50人の市民が階段に座って花火を楽しんでいました。

 見ていない方々のために動画をアップしました。よろしければご覧ください。


2011白河花火大会


 今年の花火は例年よりも見応えがありました。


白河花火大会



 素晴らしかったです。

 故郷 白河  私の家は約100年前から年貢町に住んでいます。妻は新蔵町生まれですが、やはり約100年ほど前から白河に根をおろしていたようです。この白河を復興させたい。多くの市民が思っていることでしょう。未来を託す若者や子どもたちのために、除染し、それを世界にアピールすることが、「白河の真の復興」だと思います。

 コメントありがとうございます。白河市を脱出する覚悟をされた方々のお気持ちをお察しします。皆さんがこの故郷へ戻ることができるように、我々は頑張ります。除染方法についてのご質問には、別カテゴリーを作成して回答したいと思います。宜しくお願い致します。

 また、以前名古屋市議選に立候補される方からコメントをいただきました。全国の市民団体等の方々からもコメントをいただくことがあります。私の選挙が少しでも参考になれば嬉しく思います。これも別カテゴリーを作成し、詳細にお知らせしたいと思います。全国に、「しがらみを排除」した選挙を行う議員が増えることを願っています。ちなみに、今回は「開かない選挙事務所」ということで、事務所開きを行いませんでした。また、妻がウグイスをしてましたので、共働き家庭のように事務所に鍵をかけて出かけました。この間に事務所に来て下さった方々、お電話をくださった方々には、本当に申し訳なく思っております。