【人生をひらく東洋思想からの伝言】
我々日本人に馴染みのある考え方がどこから来ているのか、
そしてその思想の奥にある考え方を紐解きながら、
様々な東洋思想の様々な言葉から、
これからの時代をどのように生きていけばいいのかを、
一緒に考えていきたいと思います。
東洋思想を本格的に意識しだしたのは、社会人になりだしてからですが、
まだまだ表面をなぞる程度の理解度しかないと思っています。
ただ、東洋思想と一言で言いましてもとても深い世界なので、
一生学びだと思いますし、こうやって発信させて頂くのも、
自分の理解を整理するものということが第一で、
おじさんのひとりごと(笑)、と思って気軽におつきあい頂けると嬉しいです。
他にも、東洋思想に少しでも興味を持って頂く方が増えて、
その方々の人生をひらくきっかけになれば嬉しいなと感じ、
令和3年9月9日より発信することに致しました。
基本、毎週1回(主に月曜日)配信していきます。
第1回
「一陰一陽これを道という」(易経)
東洋思想の中核となるものに、陰陽に関する思想があります。
陰陽は、天と地、男と女、動と静、昼と夜など対立する2つの性質に分かれ、
お互いに反発しながらも助け合い、交じりあっています。
宇宙はこのすべて陰陽から成り立っていて、
陰極まれば陽に転じ、陽極まれば陰に転ず、という言葉からもあるように、
常にバランスを取っています。
本日は、9月9日なので陰陽で言いますと、
9は陽数の最大値をあらわすことから、「重陽の節句」とも言います。